新しい意識を担うクリスタル
「マイク・ブース インタビュー」より マイク・ブース
前世紀の70~80年代のあるころ、あらゆる物質に意識があるというような話をはじめて聞いたときは、ちょっと信じられないような気がしたものです。
もちろん現在でも、それが地上の常識になっているわけではありません。
でも「意識」という言葉を「情報」という言葉に置き換えれば、セラミックなどさまざまな鉱物が情報の蓄積・通信媒体として利用できることは、これはもう完全に世の中の常識です。
ただ、物質を情報の蓄積や情報の通信媒体として利用できるということと、その鉱物資源が“意識を持っている”という表現にはとても大きなギャップがありますよね。
“意識を持つ”という言葉を使うとき、私たちはどうしても五感による知覚を前提とした人間の意識形態をイメージしてしまいます。
鉱物は、たとえば、「痛覚」などを持っているとは思えないので、鉱物が意識を持っていると言われても、ちょっと信じがたい気がするのだと思います。
でも、たとえば、植物を考えたとき、これがなんらかの意味で生きている、ということを否定する人はいないと思います。
たんに動くからと言うだけではなくて、なにかしら人間の働きかけに応じることを知っているからでもあります。
それに、植物は人間の食べ物になりますよね。
ところがですね、不思議なことに、鉱物もまた間違いなく人間の食べ物になっているのです。
水という鉱物は、まさに人間の食べ物のなかでも代表格と言えると思います。
単純に思いつくだけでも、水と塩がなければ、人間は生きていけないでしょうし、そのほかたくさんの微量栄養素はまさにミネラルという鉱物によって構成されているわけです。
そういうことがわかってくると同時に、鉱物がじつは情報の蓄積伝達媒体として、人間の振る舞いに応じてくれるということがわかってきたわけです。
こうなると“鉱物が意識を持っている”という表現も、そう無下には否定できない感じがしてきます。
あらゆる物質は意識を持っている。
そしてこういった表現さえもが、いつかは“あらゆるものは意識のなかにある”とか、“すべては意識の戯れにすぎない”といった表現の方へとなだれ込んで行くのかもしれませんね。
ヴィッキーさんは、将来クリスタルがエネルギー源として知られるときが来る、というイメージを持っていたようですね。
それでは、「マイク・ブース インタビュー」から、マイクがそのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
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江谷 オーラソーマ(R)カラーケアシステムのプロダクトにはクリスタルのエネルギーが入っており、ヴイツキー・ウォールは、これからの未来において、人類にとってクリスタルは重要になってくるだろうと話していたそうですが、そのあたりから聞かせていただけますか。
マイク
ヴイッキーは、未来を予言するようなことはしませんでしたが、彼女の自伝の最終章に、クリスタルの出現は、これからの時代の新しい意識の一部を担うだろうと述べています。
予言ということに関して言えば、私が思うに、彼女は自分が話していることになにか意味を持たせていたというよりは、自分の見たヴィジヨンから、クリスタル、ミネラルの王国がもっと活発になるだろうということを感じていたのだと思います。
そのように彼女は私に語っていました。
クリスタルがもっと人間の生活、そして意識に重要な働きをもたらすと彼女は見ていました。
21世紀の初頭において、クリスタルがどのように世界を変えたかを私たちは見ることができますが、デジタル時計、コンピューターやインターネット、iPhoneなどは、すべてクリスタルテクノロジーによって可能になったものです。
すでに彼女が言っていたように、今の世界で私たちが持っている情報技術、コミュニケーシヨン技術のすべてに、クリスタルの影響があり、私たちに世界の小ささを感じさせてくれます。
日本からイギリスに手紙を送れば数日かかるところが、E-mailでは瞬時に送ることができます。
コミュニケーションの持つ可能性はとても大きく、これがひとつのレベルでの経験だと言えるでしょう。
また、彼女はクリスタルの可能性を、カーボンテクノロジーに代わる未来の燃料源として語っています。
彼女のヴィジョンは広範囲にわたり、私たちが生きている間に見ることができるかもしれないとのことですが、電池についても、太陽エネルギーをクリスタルテクノロジーを通して動力源にすることができるかもしれません。
もし電池が高性能になれば、こういうことは延長線上に見えてくることです。
そして意識という観点について、彼女のヴイジョンによると、クリスタルは地球のビーイングのなかで、何千年、何万年をかけて成長してきました。
ですので、クリスタルの意識には、地球の始まりからすべての歴史が刻み込まれています。
私たちがクリスタルを見て、それが何十万年もの長い命を持ったクリスタルと同調するとき、地球のビーイングのすべての歴史と触れあいます。
そして各クリスタルには、色の波動に関連して、私たちの異なったレベルにも共鳴します。
レッドのクリスタルは根っこのチャクラに共鳴し、ヴァイオレットのクリスタルはクラウンチャクラに共鳴し、その間にあるすべての虹の色も共鳴していきます。
うれしい知らせのひとつに、和尚アートユニテイの新しいアイデアでクリスタルセットが作られました。
https://artbeing.com/aura-soma/gem/ASG01.html
このクリスタルセットは、クリスタルと宝石のエネルギーをシンプルな形で人々に紹介し、クリスタルと宝石との関連において、波動の質を理解することをサポートします。
これからの時代に、クリスタルテクノロジーの歴史的、意識的な面が多くの人々に身近に感じられるようになってくでしょう。
『リビング・エナジー』Vol.7(p4)
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【彼女はクリスタルの可能性を、カーボンテクノロジーに代わる未来の燃料源として語っています】
【彼女のヴイジョンは広範囲にわたり、私たちが生きている間に見ることができるかもしれないとのことですが、電池についても、太陽エネルギーをクリスタルテクノロジーを通して動力源にすることができるかもしれません】
ヴィッキーさんは、いかにもアトランティスの伝統を背景に持っている方、という気がしますね。
pari 記