らせん状の旅をする真のオーラ

らせん状の旅をする真のオーラ

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

        

あなたは魂の存在を信じますか?

魂の存在はある人々にとっては言うまでもないことでしょうし、また別の人々にとってはそれはただの想像でしかないのかもしれません。

また、同じただの想像でしかないと思っていた人々のなかから、やがて魂の存在を信じる人も出てくるかもしれませんし、逆に魂の存在を信じていた人のなかから、それをただの想像にすぎないと了解する人々が出てくる可能性もありそうです。

こういうことは、妥協の産物からなる政治の世界ではないので、民主主義のように多数決を取って決めるわけにもいきません。

ただ私たちが演じている人生というドラマにはたくさんの登場人物がいて、一人ひとりがそれぞれ異なる可能性や条件や状況を担っていることは事実です。

そして、この独特の可能性や条件や状況を担った人格が“自分”なのだという観点に立てば、肉体が滅びたら、その“自分”は解消してしまうのか、それとも“自分”としての記憶を担ったまま旅を続けていくのか、そのどちらかでしかありえないでしょうね。

ただ、こういうことは言えそうですね。

それは、私たちは身体が誕生したときは、自分が誰であるかをまだ知らなかった、と。

つまり、私たちは自分が誰かを両親などまわりの人たちから“学習”して覚えたのです。

これは間違いなさそうです。

でも、人間には、自分が体験したことしか確かなことは言えないという面もありますが、でも同時に、なんとなくその自分の体験からくる知識に確信がなくて、むしろ他の人の言うことの方を信じてしまう、という面もありそうです。(^^;)

なので、強い確信を持っている誰かがいると、それを信じてしまうことにもなりそうです。

それでこの魂の存在という問題は、簡単に決着がつかないのでしょうね。

魂があるか無いかいう通念は、時代によってもとても変化するみたいですし。

おそらく、人間の世界を創造した創造神を信仰する世界では、創造された個々の魂の進化の物語がセットになって信仰されるのかもしれません。

逆に日本のような汎神論的な世界では、世間の常識そのものが神になってしまうような側面もあるのでしょうね。

どっちにしても、人間はなかなか自由にはなれそうもありません。

ところで、そのあたりについては、ヴィッキーさんにはまったく疑いがありません。

ヴィッキーさんは、神がこの世界を創造されたということをまったく疑っていらっしゃらないですから。

では、そのあたりのお話をヴィッキーさんに伺ってみましょう。

        

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時の初めから永遠へとらせん状の旅をする真のオーラ、魂、あるいは、より高次の意識と呼ばれるものは、その人の個人的な記録を蓄えており、指紋で人が判別できるように、このオーラはそれぞれの人の魂の本質を物語ります。

 


これは、時のはじまりからのあらゆる経験が刻み込まれているもので、肉体のオーラとは別のものです
肉体のオーラは、チャクラに関係のある色のついた電磁場で、肉体的な調和と健康を決定するエネルギーの車輪です。

この「真のオーラ」は、見える人が見ると、卵形の小さな核のようなものであり、また、その人の真の個性が印された地図のようなもので、完全な魂の感覚を伝え、それぞれの人を見分けることができるのです
古い魂は、以前の旅の道連れをオーラで見分けます。
ですからツインソウル(ふたごの魂)は出会ったとたん、お互いが分かるのです。
ソウルメートは、魂で出会うのです。

オーラは、しぼんだり、ばらばらになったり、時には月のようにでこぼこしたりもしますが、存在の真の質は、根本的には変わりません。
しかし、気分やその時々の出来事、経験は、はっきりとオーラの核の周りに映しだされます。
ときには、穏やかな笑みを浮かべてしゃべっている友人のオーラが突然暗くなって、面食らうこともあります。
それは内と外が裏腹で、腹の中で実は、あかんべえをしている状態です。

そうした気分は、もちろん一時的なものでしょう。
けれども、オーラにも表れる、もっと重要なことというのは、そうした行為は霊的な進化を遅らせるということです。
自己欺瞞は、その人の人生にある色を与え(というよりは、色を失わせると言うべきでしょうか)、自己の進化を妨げるものは何であれ、傷を残し、病気のオーラを作ります
肉体的なものであろうと、精神的なものであろうと、霊的なものであろうと、これがほとんどすべての病気の原因であり、病気は、内なるオーラのゆがみが、外側に現れたものにすぎません。
オーラをまず知り、その処置をすることが肝心です。
内なる治癒力が解き放たれるかどうかは、そうした浄化のプロセスにかかっているのです

セラピストは、何よりもまず、病んだオーラを治療することを覚えておかなくてはなりません。
症状だけをどうにかしようというのは、その場しのぎにはなるでしょうが、その下に潜んでいる原因を取り除くことにはなりません。
オーラに働きかけるオイルを直接肌に塗ることでオーラが治療され、チャクラに流れが生まれます。
それによって初めて、適切な色の波長を使うチャクラの治療がはじまるのです。

     
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p169-170)
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【時の初めから永遠へとらせん状の旅をする真のオーラ、魂……】

【この「真のオーラ」は、見える人が見ると、卵形の小さな核のようなものであり、また、その人の真の個性が印された地図のようなもの】

こんなふうに強く確信していることが、体験として実現するのでしょうね。

pari 記

 

 

 



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