「マスター・クイントエッセンス」

「マスター・クイントエッセンス」

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

        
オーラソーマの品揃えは今ではとても増えました。

でも、中心にあるのはヴィッキーさんの在世中からあった「イクイリブリアム」「ポマンダー」「クイントエッセンス」の三本柱です。

このうち、「イクイリブリアム」と他の2つの間には明確な違いがありますよね。

イクイリブリアムボトルは二層のカラーボトルで、使うときには上下に激しく振って、乳化状態になった液体をそのボトルの色に対応するチャクラの位置に帯状に塗ります。

要するに、身体に直接塗るわけです。

ところが、「ポマンダー」と「クイントエッセンス」のふたつは、身体には直接塗りませんよね。

それぞれ動作は違いますが、身体のまわりにある電磁場の空間に雰囲気のようにまとわせるわけです。

それでこのふたつの違いは、イクイリブリアムとの違いほど、外見からは明確ではありません。

いったい、「ポマンダー」と「クイントエッセンス」って、いちばん大きな違いはなんなのでしょうね。

こう考えると、その違いを明確にイメージできるのではないかと思います。

オーラソーマのフィロソフィーには、人間の本質は“光の身体(aura-soma)”である、という観念があるようです。

いつかは、なんの偏りもない純粋なクリアーな光に帰っていく存在なのだと。

ただ、個別の体験を求めて、他者が存在する一種の幻想世界を求めたわけです。

それが私たちが人生という劇を展開している物理次元というわけでしょう。

そこでは一人ひとりは別の人間ですから、それぞれ別種の願いを持って人生を体験することを願ったわけです。

その願いが「カラーローズ」に展開されているそれぞれの色なのです。

オーラソーマではその人のもっとも深い内面に秘められた色を、「真のオーラ」と呼んでいるようです。

つまり、私たち人間は、なんらかの深い願いを持ってこの地上世界を訪れている「光の身体(aura-soma)」だという考え方です。

あるいは、物理的身体(肉体)とは、体験を求めた「真のオーラ」の“乗り物”だと言ってもいいかもしれません。

そう考えるオーラソーマは、私たち人間の願いの実現をサポートするために、いくつかの手段を用意しています。

ひとつは、光の身体の最も物質化した側面を、オーラ、つまりチャクラの機能に働きかけることで、そのバランス回復させ正常化させようとするのです。

これが「イクイリブリアム」の働きでしょうね。

では、「ポマンダー」はどのように機能するのでしょう?

「ポマンダー」は、人間のまわりに薄い防護壁を用意して、「光の身体(aura-soma)」としての人間を物理次元の極端な汚れから護ろうとするのです。

では「クイントエッセンス」の働きとはなにか?

体験を求めて物理次元にまで旅してきたこの「光の身体(aura-soma)」は、あまりにもリアルな物理次元の状況のなかで、迷子になり途方に暮れる可能性があります。

「マスター・クイントエッセンス」とは、自分が本来なんであったのかを思いだし、自分が帰っていく「真のオーラ」のマスターとの連絡通路の維持をサポートするのではないでしょうか。

だからヴィッキーさんは「マスター・クイントエッセンス」を天との直通電話を呼んだのでしょうね。



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ニューエイジのために生まれたもう一つのパワフルな香りは、「マスター・クイントエッセンス」です。
それぞれのクイントエッセンスは美しい淡い色調を持ち、特別なエッセンスを含んでおり、ポマンダーよりも高いレベルに働くもので、手首に落として頭の上から額、そして全身のオーラに施すことで、それぞれの人の内にある直感的で霊的な知覚を開くことになるのです。


それは「天への直通電話」であり、その人と、その人の関係する霊的なマスターの間に橋を架けます。
マスターとは、その人と同じ波長を持ち、その人のソウル・グループと同調している存在です。

「バランス」が直接肌に塗るのに対し、ポマンダーとクイントエッセンスは香りをまとうという違いはありますが、三者とも色が体の波長へと通じるドアを開く鍵を握っています。

植物の世界に話を戻せば、ある種の植物は、「存在の大いなる園」に霊的につながりを持ち、その橋を行ったり来たりできます。
とりわけ、美しいバラは、季節ごとにあちらとこちらの世界を行ったり来たりしています。
その園ではみんなバラのことを知っており、バラが象徴している愛は彼方の世界で出会った無条件の愛で、バラはそれを地上に持ち帰ってきてくれるのです。

私は子供の頃からずっと、色とりどりの花の色に特別な魅力を感じてきました。
それは彼らの内なる美徳の現れであり、存在であり、オーラであり、魂なのです。
私の信じるところによれば、花も動物(人間も含めて)も自分たちの言葉を持ち、コミュニケーションの手段を持っているのです。

「科学的な」証拠を上げれば、植物は色彩や音楽に反応し、彼らと人間との会話にも反応するとのこと、ある種の音楽は、植物の成長も助けるようです。
花たちは、愛と会話によってよく育ち、自分自身の美しさによってそれに応え、愛をふりまくのです。(p232-233)

     『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p230-232)
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【とりわけ、美しいバラは、季節ごとにあちらとこちらの世界を行ったり来たりしています】

【ある種の音楽は、植物の成長も助けるようです】

へえ、おもしろいですねぇ。

pari 記






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