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ヴィッキーさんのボトルのメッセージは知的な探求と知恵を受け取ること
メインテーマは、叡知を求める知性
アファメーションは「私は門の前に立ち、歓びが扉のすぐ後ろにあることを知っています」
オーラソーマでは、イエローは知識や知性を現します。
ヴィッキーさんの言葉では、知的な探求。
また、個性化のプロセスにある、という言い方もされます。
英語だとインディヴィエーション。
個性化というのは自分自身になる、自分であること、という意味でしょうか。
イエローはチャクラでは第3のチャクラの太陽神経叢に位置し、パワーを現しますが、そのパワーは個人のパワーでもあります。
ある意味、エゴのパワーと言っていいかもしれません。
エゴ(自我)というのは必ずしも悪いものではなく、個人を確立する上では大切なことで、成長のひとつのプロセスともいえます。
ある意味で、エゴを落として無我になるためには、自我が成熟していることが必要だともいえます。
(西洋の文化はエゴの文化であり、資本主義社会はそのエゴをベースにしていますが、その社会には限界があることが明らかになってきていますので、東洋の文化、無我の文化、禅の文化がこれからの世界に必要とされているのはそのためです)
ですから、そういう自分自身を確立し、自我を確立していくプロセスが個性化ということでもあります。
そうして、はじめて自分自身のユニークさを認め、主張することもできます。
このクツミはペールイエローですので、そのイエローがより強調される、ないしは意識の光がそのイエローに加わります。
そうすると、その知性は明晰さ、明らかに物事を観るということになります。
それは、よくキリストや仏陀の絵に描かれているような後光、ちょうど頭の背後にある黄金の光というようなものに象徴されている、悟りのような光になっていきます。
悟りというのは無我でもあるので、ある意味、エゴを超えたものということができます。
明晰さというのはエゴの視点で見ている限りは得られないものなので、純粋な知性はエゴを諦める、つまり明らかに観ることによって得られるものだといえます。
一般的なお話はこれぐらいにして、ここでちょっとマスターボトルの名前にまつわるエソテリックなお話しをしましょう。
クツミ(Kuthumi)という名前はクートフーミ大師とも言われています。
クートフーミというのはジュアルクールやヒラリオンと同じように、アストラル界や別の次元の世界にいて、人間の意識の進化を助けている存在でもあると言われています。(こういうことはブラヴァツキーがはじめた神智学関連の書籍に書かれてあります。たとえば『シークレットドクトリン』(ブラヴァツキー著)、『見えざる助力者』『大師とその道』(リードビーター著)など)
ジュアルクールのときにお話ししたと思いますが、ジュアルクールはアリス・ベイリーという人を通してその教えを伝え、それがアリス・ベイリーの著作になっていますが(『トランス・ヒランヤ密教入門』参照)、クートフーミは幼きころのJ・クリシュナムルティにその教えを伝え、『大使のみ足のもとに』という 著作となっています。(ちなみにこの本にはヒラリオン大師によって書かれたという『道の光』という著作も収められています)
オーラソーマではマスターボトルの名前として、ジュアルクール、ヒラリオン、クツミ(クートフーミ)というような名前も出てきていますので、実際それはどういうマスターで、どういう教えをもたらしているのかと言うことを知りたい方は、そういう著作も読んでみられればいいかと思います。
そしてクツミのボトルに関連する人物としてピタゴラス、聖フランシスの名前も挙げられているのですが、これはクートフーミがそういう姿として転生したのだという説もあります。
すでに、これまでにもお話ししたように、マスターボトルにはそれに対応するクイントエッセンスがあり、その色の光線を象徴するものです。
ですからクツミはイエローの光線を象徴していますが、その光線の象徴がクートフーミであり、ピタゴラスであり、聖フランシスなわけです。
J・クリシュナムルティは幼少期にクートフーミの教えを受けたとされているわけですが、彼の教えはまさ知性の明晰さそのものです。
クリシュナムルティの著作としては『英知の探求』『クリシュナムルティの瞑想録』『クリシュナムルティの神秘体験』『恐怖なしに生きる』その他がありますので読んでみてください。
ピタゴラスは「万物は数である」と言ったぐらいで、数秘学の教祖とも言える人ですが、「ピタゴラスの定理」や「無理数」などの重要な数学の定理を発見したことでもご存じですね。
数学はある意味で知性の極みとも言えますので、そういう意味でイエローの知性を象徴する人物でもあります。
聖フランシスは自然のなかで、小鳥や動物たちや草花とも会話をかわしていたという逸話が有名です。
イエローは、人間の色だともされています。
大地に立ち、両手を大空に向けて広げて立つとわかりますが、人間はレッドの大地とブルーの大空に間に立ち、その大空と大地との架け橋にもなっています。
イエローはブルーとレッドのちょうど中間にあり、それらの橋渡しをしていま す。
ブルーは目に見えない存在、天使などの世界を象徴し、レッドは自然の草花などの妖精の世界を象徴するともいえます。
イエローは天使や妖精とのコミュニケーションを助けるとも言われています が、聖フランシスはそういうイエローの側面を象徴しているともいえますね。
タロットはスウォードのキング。
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キングというのは黄金の王冠をかぶっています。
王冠は後光の象徴なのかもしれません。
でも、エゴが王冠をかぶってパワーを振りまわすと権力乱用になってしまいます。
生命の木は6番目のスフィアである、ティフェレト。
ばっちりイエローのチャクラである太陽神経叢の場所に位置していますね。
えたに 記(2005,10/05)
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