イエロー/バイオレット

イエロー/バイオレット

 

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

         

 

普通、原色というと「ブルー」「イエロー」「レッド」の三色を言いますよね。

もっともこれは、テレビなどの光の混色(加法混色)の場合は「赤」「緑」「青」の三色になり、プリンタなどの「色料の三原色」では「シアン(水色に近い青緑)」「マゼンタ(赤紫)」「イエロー(黄色)」になります。

それぞれ、この三色の配合比率を変えて、他のすべての色を作っているわけです。

オーラソーマの場合は、ゲーテの色彩論を引き継いで「2原色」の立場をとります。

これはゲーテが透明な色水を使って色彩論を考えたからだと思います。

不透明な色料では、「青」「黄色」の顔料から「赤」い色を作ることなどできないからです。

でもゲーテは、透明な青いオイルと黄色のオイルから、光を当てて赤い色を生みだせることを知っていました。

だから色彩の世界は「ブルー」「イエロー」があれば生み出せるわけです。

これは現象世界が「二元性の原理」の支配下にあることとも照応していました。

つまり、「ブルー」から「イエロー」が飛び出したということは、根源から“自分”が飛び出したことにも当たるのかもしれません。

そしてその“自分”が経験をするためには「ブルー」「イエロー」が合わさって作り出す「レッド」との三原色が支える物質世界が必要だったのでしょう。

「ヴァイオレット」というのは見て分かる通り「ブルー」「レッド」のエネルギーを半分ずつ持つ色です。

そのエネルギーは両隣の色に引き裂かれたような感じで、とても揺れ動くような気配を感じてしまったりします。

“自分”として飛び出した「イエロー」のツケを、最後にひとりで払わされる立場に置かれたのかもしれません。(*^_^*)

「ヴァイオレット」「イエロー」の補色になりますよね。

「イエロー」からは無邪気な喜びが感じられますが、「ヴァイオレット」にはそういう雰囲気はなさそうです。

と、まあ、そんなことを連想したりするのですが。^^;

それではヴィッキーさんがこのイエローヴァイオレットのエネルギーを、どのように読み解くのかをご覧いただきましょう。


        

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イエロー/バイオレット


http://artbeing.com/aura-soma/equi/B018.html

理想主義は「進化」全体に影響を及ぼすためには、現実主義的な過程を通るこ
とがどうしても必要になってきます。


このイエロー/バイオレットのオイルを選んだ人は、偉大な魂のガイドです


その人はバイオレット/バイオレットの領域からやってきて、天と地を結びつけるレッドとバイオレットをへて、苦しみのうちからヒーリングの知識を得、さらにローズ/ピンクのオイルへと至り、無条件の愛の経験を新しい時代と真の自己愛へともたらし、それによって、他を愛することをも可能にするのです。


このイエロー/バイオレットの組合せは、ヒーリングのパワーを洞察に満ちて使えるようにという、ソロモンのような知恵を求める究極の嘆願なのです

第二のレベル、精神のレベルでは、この組合せはもし知性が真のエッセンスであるバイオレットを圧倒しているような場合に、よいバランスをとってくれます。


これはすべてを判断せずにはすまない知性にとって、ほとんど「医者が自分を治す」ような状況です


たくさんのブロックが魂や心や肉体のすべての面において存在している可能性があります。
魂のレベルでは、それは過去のカルマやカルマ的な記憶によって引き起こされていることもありえます。
自分が求めている知識の代価を払うことができない人であるのかもしれまん。
魂と心と肉体の複雑に絡み合う太陽神経叢が、こうしたブロックの座であることもあります。


こうした状況には、イエロー/バイオレットの解放のメカニズムが効果を上げることができます。


恐怖は解消され、そして人生における成長のための経験という真の役割を演じることで、もう一度、黄金の光が輝き始めるのです。


閉所恐怖症や広場恐怖症、被害妄想といったいわれのない恐怖は、過去、あるいは過去生のつらい思い出が原因となっていることもあり、そんなとき、このオイルは、そうした記憶を手放すのに効果があります。

肉体面で言えば、イエローは内分泌と神経系統に関係し、バイオレットと働くことで、そうした面に癒しをもたらします。
このオイルは、多発性硬化症やパーキンソン病の症状を軽くしてくれるでしょう。
こうした状況において、ピンクのオイルの価値はいくら強調してもしすぎではありません。
こうした状況では、自己愛を欠くことになりますから。


自分の目から見て、自分を落としめるような体になったということで、心まで冷えてしまう、そんな不自由な体に閉じこめられている自分に対し、内に怒りがこもる、そんなときには、たくさんの愛が必要です。
自分自身への愛だけではなく、周りの人たちからの無条件の愛も。

      
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p185-187)
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【このイエロー/バイオレットの組合せは、ヒーリングのパワーを洞察に満ちて使えるようにという、ソロモンのような知恵を求める究極の嘆願なのです】

【これはすべてを判断せずにはすまない知性にとって、ほとんど「医者が自分を治す」ような状況です】

なんとなく、そんな気がしてくるのが不思議ですね。

pari 記
 

 



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