ターコイズ／グリーン
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
生命の世界では、知れば知るほどその味わいがわかってくる、ということがあります。
生命世界全体としては、おそらくその構成要素は永遠に増加することも減少することもないのではないかと想像されます。
ただ膨大な多次元宇宙を構成する素粒子の数を数えた人などいないわけですから、ほんとうにそれが不増不減であるかどうかは知りようもなければ、証明する方法もなさそうです。
でも、なんとなく想像されるのは、現象宇宙全体の調和を保つには、それは不増不減なのではないかということです。
この不増不減の物質的構成要素がいろいろな形を変え、再統合、再編成を繰り返しているのではないでしょうか。
その物質的根拠の上に、いろいろな解釈や物語が投影されているのかもしれませんね。
そんな全体の枠組みのなかで、ある一定の領域内ではある特定のパターンを中心とした編成替えが繰り返し起こり、その形を根拠として、そこに馴染みの感覚や懐かしさの感覚が投影され、紡がれていくのかもしれません。
すると、その文脈のなかではたしかに、微細なニュアンスの違いや、その味わいの良さなどがわかってくる世界が開けてくるのでしょう。
たとえば、絵画の世界や音楽の世界など、ある一時代を作ったような流派や伝統のなかでは、たしかに、その味わいの深まりや、濃密さ、繊細さといった、一種の変奏的な細部が展開されるといったことが起こるかもしれません。
すると、その世界を熟知した人々には、どうしてもわかってしまう、ある芸術的な確かな客観的基準が共有されるような気がします。
それはその世界を熟知した人にしかわからないものではあるけれど、でも、その世界のなかではとても客観的な判断基準があるのです。
生命世界のなかでは、どうもそういう起こるようです。
なんだか、何を言っているのか全然ピンとこないという方もいらっしゃるかもしれませんね。(^^;)
そういう場合は、どうぞお気になさらず、忘れてくださいね。
ヴィッキーさんが語る挿話の中の「B003 アトランティアン / ハートボトル」（ブルー／グリーン）と「B009 クリスタルの洞窟 / ハートの中のハート」との違いに触れた部分でそんな連想が浮かびました。^^;;
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ターコイズ／グリーン
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B009.html
目覚めつつある春のように
この色は
生命の優しいかがやきを開示し
新しくまた芽吹く緑のように
時は巡って
たましいは
真実へと開かれていく
遥かかなたを見、そして在り
震えとともに
変容が始まる
こだまは繰り返し、繰り返し
そして色彩は
ただひとつのものへと変容する
ステファニー・スティーブンソン
ここでは、この特殊なオイルの誕生について語りたいと思います。
これは、瞑想中に降りてきたもので、そのなかで私は、魂が大きく翼を広げ、天そのものへと高く、大きく旅立っていくのを見たのです。
それは本当に美しく、私をとりこにしました。
私の内なる存在には、その意味が分かっていたのですが、うれしいことに、その次の日、経験を積んだセラピストを相手に教授法のレッスンをしていたとき、その確証を得ることができました。
ターコイズ／グリーンのオイルは、カウンセリング・ルームのテーブルの上、ハートチャクラのブルー／グリーンのボトルの隣に置かれていました。
この新しいボトルは独自の質を持ち、まったく違ったバイブレーションを放っています。
そのセラピストは、このボトルから目が離せなくなってしまったかのようで、３１本のオイルが並んでいたのに、この一本だけが彼女を呼んでいました。
私は、秘かに笑いました。
彼女に何が起こっているのか、手に取るようにわかったからです。
「変だわ」彼女は言いました。
「いつも、この強いブルーとグリーンのオイルに惹かれていたのに、どういうわけか、今は、もういいって感じなんです。何だか、もう私の必要を満たしてくれないという感じがして」
今や私は、にっこり微笑んでいました。
霊的な側面が、彼女の中で高揚し始めているのです。
かといって、ブルー／グリーンに表される肉体や心の側面が捨て去られたわけではありません。
そうではなく、魂とつながることで、その両面は、完璧な調和とともに、真のプログラムへと方向づけられたのです。
私は言いました。
「この貴重な、魔法に満ちた時を、抱きしめてあげなさい」
こうした宝石のように美しく神聖な、しかし移ろいやすい瞬間は、誰もが知っているものです。
愛する人を見出したとき、母親がわが子を慈しむとき、ヒーラーが初めてのヒーリングを目にしたとき、見者が初めてヴィジョンを得たとき。
それは来るべき輝かしい未来の始まりであり、その約束なのです。
ブルーとグリーンが一緒になると、ターコイズになります。
これは、心と体が、魂という形の中で、「ピースボトル」に表されるうるわしいブルーと調和し、バランスがとれていることを表しています。
ここには、肉体の成長期のような騒々しさはなく、ハイアーセルフを認めたときに訪れる安らぎと静けさがあります。
このボトルは、繊細な子どもや芸術的な子ども、また、肉体的、精神的なレベルを追求しながらも、より高い意識に気づく十代の子どもにも関係があります。
彼らは、魂の探求の途上にいるのです。
ハートチャクラのブルー／グリーンのオイルは、先に述べたように、いわば切札であり、肉体的あるいは精神的な緊急事態に使うものです。
つまり、うつ病、てんかん、喉の使いすぎによる扁桃炎、慢性気管支炎、ぜんそく、ハートに関わるトラウマなど。
ターコイズ／グリーンは、こうした緊急事態がおさまったあと、魂にその影響が及ぶのを防ぐために使ってください。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p176-178)
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ターコイズには【肉体の成長期のような騒々しさはなく、ハイアーセルフを認めたときに訪れる安らぎと静けさが】あるんですね。
「B009 クリスタルの洞窟 / ハートの中のハート」のボトルは、【繊細な子供や芸術的な子供、また、肉体的、精神的なレベルを追求しながらも、より高い意識に気づく十代の子供】にも関係があるようです。
pari 記
