ボトルの“濁り”や“泡”や“雲”は
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
人間として生きていて迷うことは避けられません。
人間に迷いはつきものというか、むしろ迷うことが人生なんじゃないかと思えるくらいです。(*^_^*)
というのも、日常的な細かな判断から人生の岐路とも言えるような重大な決断に至るまで、人生のあらゆる場面で決断はつきものだからです。
そういう個々の場面で判断に迫られたとき、通常私たちは考えることしかできません。
もちろん、考えて結論を出せるような場面ばかりだとありがたいのですが、なかなかそうもいかないのはご存知のとおりです。(^^;)
そして考えて出した結論には、あとになって後悔がつきまとったりすることもあります。
というのも、思ったような結果になればいいのですが、そうはならないことのほうが大部分だからです。
いずれにせよ、実際は私たち人間には先のことはわからないわけです。
どうせ先のことはわからないと言って、開き直って迷いから無縁になれる人は、途方もない大物ですよね。(*^_^*)
大部分の私たちは、たくさんの失敗にもかかわらず、やはり考えたり迷ったりせざるをえないわけです。
考えるということは、いったいどういうことでしょうか?
おそらく人間の頭のなかでは、記憶された過去の自分の体験事例のなかから、似たような事例を検索し、類比して、現在の事例に対する結論を導きだそうと懸命な操作が行われているのでしょう。
そうやって、たくさんの失敗事例を累積しては、失敗を避けようとしてきたはずだからです。
思うように行かなかった、たくさんの失敗事例を記憶することで、私たち人類はこれまで地上で生き延びてきたはずです。
私たちの記憶とは、いわば失敗事例集のようなものだとも言えるでしょう。
なぜなら、うまく言ったときのことだけ覚えていたのでは、けっして地上でこれほど繁殖することなどできなかったはずだからです。(*^_^*)
失敗事例ばかり累積した記憶を検索しながら、なんとかうまく行かせる判断を導きだそうというのですから、迷って当たり前ですよね。
ところで、私たちの迷いの状態は、オーラソーマのボトルには“濁り”とか“泡”、あるいはもっと曖昧場合は“雲”として反映されるのだそうです。(@_@)
そうやって、ボトルのなかの植物界や鉱物界の代表たちは、人間の波動に共振してくれているんですね。
しかし言われてみると、その状態はなんとなくわかるような気もします。
そのボトルの“泡”とか“濁り”、あるいは“雲”は、私たちのどんな迷いや状況を具体的に反映してくれているのでしょう?
その具体的な現れ方を見ると、自分でも納得がいくものなのでしょうか?
早速、ヴィッキーさんにそのあたりのお話を伺ってみることにしましょう。
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いろいろな大きな泡が現れることがあります。
もしひとつの泡がちょうど真ん中のラインの上に現れたら、それが左右のどちらにせよ、対立する力や別離、あるいは決断ができない状態を表します。
こうしたことと、これまでに述べたエネルギーのレベルの混乱とを混同しないでください。
ぼんやりとした雲が真ん中のラインの辺りにずっとかかったときは、岐路に立っていて、どうしても何らかの決断をしなくてはならないときです。
こんな場合には、上下ともグリーンの「バランス」オイルを塗ることを勧めます。
あるいは、賢い選択をするために、イエロー/グリーンの組合せもよいでしょう。
霊的、精神的あるいは肉体的な問題を抱えている人の場合、上の部分が濁ることがよくあります。
霊的なレベルにおいては、決して合理化できないことを合理化しようとして、感覚が知性によって曇らされていることを表しています。
精神と肉体のレベルでは、内面のトラウマや動揺、あるいは精神的な混乱を表していますが、その混乱も、結局は外の環境や状況が突然アンバランスになり、ゆううつなものになったことからくるトラウマや神経衰弱が原因となっています。
上の部分に凹みが現れた場合、胸腔のバランスが崩れていることを表していることもあり、その際は、ブルー/グリーンの「バランス」オイルを使って強化し、バランスを取り戻すとよいでしょう。
ボトルの首の辺りは、コミュニケーションのチャクラを表し、喉と口と頭に関係があります。
その辺りに泡や縞が現れたら、上下ともブルーの「ピース」ボトルか、ブルー/パープルマゼンタの「レスキュー」ボトルがもっとも効果を発揮します。
というのも、ここでは、コミュニケーションのセンターを自由にして、「第三の目」を通して泉門からの流れを自由にする必要がありますから。
このレベルでの泡をきれいにすることは、将来、自由を創りだし、話すことと考えることに明晰さをもたらします。
下の部分は、霊的な側面から見ると、時の流れをらせん状に「進化」している魂を表しています。
「退行」の最初のしるしは、グラフのような形のものが真ん中のラインにしつこく残り、下の方向を指し示すということで表されるでしょう。
たくさんの泡が、ボトルに沿って、程度の差はあれ下の方へと降りている場合は、「進化」の過程で、カルマ的な状況や混乱が起こっていることを示します。
こうした説明や表示をどうか娯楽として扱うことのないように。
それはむしろ、カルマによって妨げられている領域を浄化するための道具として使われるべきで、それはちょうど膿んだ箇所が破れ、外に膿が出てくることで癒されるのに似ています。
こうして中身が空になることから、自己認識、新しい考え、新しい人生、新しいパワーがもたらされ、魂はもう一度安全に自由に旅をすることができるのです。
腕のよい過去生回帰のセラピストは、それを可能にします。
突然過去の思い出が生々しくよみがえったり、悪夢として周期的に体験されるパターンは、上下の部分の蜘蛛の巣のような形として現れます。
「出血」という表現で表されるような、下の部分の色が上の部分に入り込む現象は、過去が現在に影響を及ぼしている状態の現れであることも多く、過去に解決していない物事が現在に現れてきているといえます。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p207-209)
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【泡がちょうど真ん中のラインの上に現れたら、……対立する力や別離、あるいは決断ができない状態】
【ぼんやりとした雲が真ん中のラインの辺りにずっとかかったときは、岐路に立っていて、どうしても何らかの決断をしなくてはならないとき】
【霊的、精神的あるいは肉体的な問題を抱えている人の場合、上の部分が濁ることがよくあります】
こんなふうに具体的に反映されるとは驚きですね。(@_@)
pari 記