「オーラソーマ? 何それ?」
レベル2を終え、すっかりオーラソーマに夢中になっているとき、ふいに訪れたこの瞬間。
オーラソーマを聞いたことがない、見たこともない人に、いったいどう話せば伝わるんだろう?
「アロマね」で片付けられてしまったり、怪しい宗教だと思われて、心を閉ざしそうになったり・・・。
伝えたいのに言葉が出ない! という壁にぶつかった私が次に扉をたたいたのは、パーソナルプレゼンテーションスキル(PPS)です。
プレゼンテーションという言葉だけで逃げたくなる気持ちを抱え、挑んだ3日間。
結果は・・・「受けてよかった!」
汗と涙の模様を、お伝えしたいと思います。
PPSは、オーラソーマを人に伝えるとき助けになるスキルを、いろんな角度から学ぶことができます。
それは当然のことながら、オーラソーマという枠にとどまらない、大きな収穫を得ることができました。
まず、人になにかを紹介するときに、正しい情報を伝えることはなによりも基本。
そして、伝え方は、人それぞれであること。
オーラソーマの基礎的な情報は、テキストが教えてくれます。
しかし、自分がどういう伝え方をするのかは「?」・・・不安のタネでした。
プレッシャーに弱く、緊張しやすい私。
学ぶ時間は楽しいものの、3日目のプレゼンテーションがプレッシャーとなり、憂鬱な気持ちを抱えていました。
伝える立場だと思うと、知っているつもりのことも急に不安に・・・。
テキストを見返すにも、妙な緊張が走ります。
「どうしよう・・・」不安と疲れがピークに達した2日目の夜に気づいたんです。
苦しくなるほどプレッシャーを与えているのは、自分自身だ! ということに。
「ちゃんとしないと恥ずかしい」「良くみせたい」と思うことは、悪いことではないかもしれない。
でも、過剰になりすぎると自分がつぶれてしまうんだ。
だから楽しめないんだ。
合否のある面接で、プレッシャーのあまり笑えなくなったこと。
自分らしさが出せず、悔しさが残ったこと。
過去のいろんな場面が思い起こされました。
プレゼンテーションはまだまだだけど、私にとって、PPSの3日間を通して得た気づきは、とても大きな収穫であり、印象的な出来事となりました。
さらに、プレゼンテーションを終えて気づいたのは、「私はオーラソーマを知っている」こと。
「いやいや、なに言っちゃってんの!?」
笑っちゃうくらい、当たり前のことですよね。
頭ではわかっているつもりなのに、実際は、自分の視点から出ていなかったとわかり、パッと視界がひろがりました。
はじめてボトルを見たとき「うわぁ~! なんて綺麗なんだろう」と、見ほれたこと。
「いろんなプロダクツがあるけど、何が違うの?」と不思議だったこと。
プレゼンテーションのプレッシャーから、シンプルな入口の部分を複雑に考えてしまっていたらしい。
最後は、頭も身体もどっと力が抜け、解放感のなかで講座を終えたのでした。
PS.
PPSは、「パーソナル」と講座名についているとおり、一人ひとりの表現方法を引き出す、魅力的なワークがギュッとつまっています。
同時に、オーラソーマを伝えるときだけでなく、日常の「伝える」場面においても役立つスキル、視点が学べます。
大切だからこそ、否定されたくない。
私とオーラソーマ、というこれまでの関係から、人に伝える視点が加わったことで得た、新しい気づき。
伝えることをむずかしくしていたのは、自分自身だったのかも。
正しい知識と、PPSで学んだスキル。
そして、楽しむ心があれば、伝えることを助けてくれるのかもしれない。
受講を終えたいま、少し肩の力が抜けました。
ゆっくりですが、一歩一歩進んでいる、私とオーラソーマの旅。
さてさて、次の扉は・・・?
楽しむことを忘れず、学びを重ねていきたいと思います。
お読みくださり、ありがとうございました!
(2022年オーラソーマPPS受講生 楠史子)