https://artbeing.com/aura-soma/equi/B100.html
メインテーマ:暗がりに差し込む光
アファメーション:私はすべてをあるがままに見ます
今週のボトルは100番の大天使メタトロン。
先週の「オーラソーマ通信」を読まれた方は、あれ?今週は「こころのウイル
ス」の続きでは? と思われたかもしれませんね。
私もそのつもりでいたんですが、書く直前になって気が変わったんです。
なぜ?って、なんと、今週でこの「オーラソーマ通信」は100号になるんで
す。
ほんと、よくここまで続いてきたものです。
これもひとえに皆さんのおかげだと思います。みなさんの励ましと応援と支え
がなければとてもここまで続いてこなかったでしょう。みなさんとともに歩む
『オーラソーマ通信』です。
というわけで、前置きはこれぐらいにして、今週は100号を記念して、
100番のボトル、「大天使メタトロン」。
このボトルは2000年3月21日に誕生しているんですね。
新しい世紀のさきがけのボトルでもあります。
では、このボトルのメッセージは何でしょう?
上にクリヤー、下にディープマゼンタ。
オーラソーマのすべてのボトルがこのボトル一本に含まれています。
オーラソーマのセットが欲しいけれども、なかなか全部はそろえられないわ、
というかたは、このボトル一本を購入されるといいですね(というのは冗談で
す)。
すべてのボトルがこの一本に集約されている、というのは、クリヤーのなかに
はすべての色が含まれていますね。クリヤーな光がプリズムを通ると七色の虹
色になるように、すべての虹色があつまるとクリヤーな光になります。
そしてデイープマゼンタは、ゲーテが見えざる色と言ったように、すべての色
と可能性がその神秘の闇の中に含まれているわけなんですね。
オーラソーマではマゼンタはソウルスターで8番目のチャクラに対応し、ブル
ープリント、その人の人生の中で展開されていくためのすべての可能性がそこ
にあるとも考えられています。
では、クリヤーとディープマゼンタがすべての色をそこに含んでいるなら、そ
の違いは何でしょう?
クリヤーはそのすべての色を鏡のように反射し、また透明であるので、すべて
を透過して見透かしてしまう性質を持っています。
これに対し、ディープマゼンタは、そのなかにすべての色を潜在的可能性とし
て、見えない形で含んでいるわけなんですね。
このことからどういうことがいえるでしょうか?
ひとつの視点として、光を闇にもたらす、ということが言えます。
クリヤーな意識の光を、自分の潜在意識の中にある影の闇の部分にもたらして
いく、ということでもあります。
自分の中にあって、自分が嫌だと思っていたり、自分が認めたくないと思って
いる影の側面。嫉妬や怒りや憎しみや怠惰、支配欲、虚栄心、高慢ちきなど、
なんでもいいですが、自分の理想に反していたり、いやなやつだ、って思うよ
うなものを自分ではそうは思いたくないので隠している部分です。
でも実は、そのことを自分で見ないようにしている限り、無意識にその部分に
よって支配され、動かされてしまっているんですね。
人間の潜在意識は意識的な部分に対して90%の割合があると言われています
が、私たちはそれほどに無意識に生きているわけでもあるわけなんです。
その無意識に光を当てるためのさまざまな心理的なテクニックなどもあります
が、瞑想がその究極です。瞑想の中のプロセスでは、それらの無意識が浮かび
上がってきて、意識の中で浄化されていくわけなんですね。
ここでのグッドニュースは、無意識は、影の側面は、光をもたらすことによっ
て消え去っていくものだということです。それがクリヤーの「浄化」というこ
との本当の意味です。
セラピスベイのカルミックアブソリューション(カルマの消滅)というような
言葉がありますが、過去の苦しみに理解をもたらし、それらに意識の光をもた
らすことで、過去のさまざまな思い、後悔や傷となっているようなトラウマな
ども、意識的に再体験することの中で消滅していく、ということなんですね。
セラピスベイはそのプロセスをサポートしてくれるものです。
闇は光のなかでは存在することができません。影は光を当てることで消え去っ
てしまいます。
そのプロセスの中で、これまで凍り付いていた流されなかった涙が流されるこ
ともあり、その涙が流されることの中で「浄化」が起こっていきます。
セラピスベイが「流されなかった涙の井戸」というのもそういう意味があるわ
けなんですね。
そのプロセスのなかでは痛みをともなうこともあり、そうしたときに自分を受
け入れ、愛することがとても大切になってきます。だからピンクの無条件の愛
でそのプロセスをサポートしてあげることも大切になってきます。
そして実はすべてのそういう苦しみの中にも愛があったんだということの喜び
へと変容していく可能性が生まれてきます。
このボトルには、光と闇とういう対極が含まれているように、陰と陽、男性性
と女性性、意識と無意識、与えることと受け取ること、などすべての対極を含
んでいるボトルでもありますね。
では、このボトルを象徴している大天使メタトロンってどんな大天使なんでし
ょう?
さまざまな異説があり、謎の多い大天使です。
七人の大天使の一人とされています。
熾天使の長だといわれ、宇宙の統制などの役目も持っているとされています。
サンダルフォンとは双子の天使とも言われています。
ゾハールでは、メタトロンの大きさは全世界の大きさに等しい、とされている
ようです。
語源はメタトロニオス(Metathronius)という言葉で、意味は「玉座にはべる者」
だとの説があります。
ユダヤ教の神秘思想の一派においては「神の代理人」とされるほど重要視され
ているかと思うと、グノーシス派の教えではメタトロンは堕天使サタンと同一
視されたり、その他に、メタトロンは血に飢えた天使であって、自分に背く人
間を嬉々として何百人を串刺しにして、苦悶のうちに殺していく残虐な天使と
も言われています。
まさに、光と闇、神と悪魔をあわせもっているわけなんですね。でもそれって、
まさに「人間」って気がしますけどね。
彼は非常の多くの別名を持ち、「タルムード」では72の別名を持つ言われて
ます。「メトラトン」「ミトロン」「メタラオン」「万物の創造主」「神の代
理人」「神の顔」「天使の王」「天の書記官」「契約の天使」「天国の宰相」
「小YHWH」「炎の柱」「不世出の偉大なる者」など、多彩な呼称がありま
す。
「契約の天使」というのは、旧約聖書・新約聖書の約とは契約の約のことを表
すように、この契約とは神と人間との間に取り交わされる契約のことを意味し、
そこから、メタトロンは人間界と神界をつなぐ重要な存在とされています。
このことはカバラの中で、最も高いスフィアであるケテルであり、同時に土台
であるマルクトでもあると述べられています。
『エノク書』の中で、エノクは天界の旅の最後に神の面前に立ちそこでエノク
は三十六万五千個の燃える目と三十六枚の翼を持つ天使に生まれ変わったとあ
るようです。
『創世記』ではエノクはその高潔な人格が認められ、彼は天界に連れてこられ
天使の体に変容されたとされています。これがメタトロンであると言われてい
ます。エノクは神から真実の記録者、最大の書記者として選ばれていて、メタ
トロンになってからも天界の記録係としての役目を負ったようです。イスラエ
ルの行動の善悪全ても記録しているとのことです。
『出エジプト記』のメタトロンはモーゼがイスラエルの民と共にエジプトを脱
出する時に、紅海の海の水を二つに分けたのも彼の力であり、天の上から炎の
柱を使って彼らを導いたという説もあります。
メタトロンは知識の伝達に関して、助力者・ガイドとしての役割を担っており、
人間としての体験を幼くして奪われ、あの世に導かれた子供たちにとっての教
師でもあるとされているようです。
なんでもありの天使、って感じですね。
クリスタルはそれぞれの石の色によって若干エネルギーが異なってきます。
それらの石の中で、クリスタルはクリアーとマジェンタの色の石が対応し
ます。
http://aora.jp に石のことが詳しく載っています
「AORA GEM」:「エオラカード」の創始者サハジのコレクション。
https://artbeing.com/mysticgem/
えたに 記
☆B100 The Archangel Metatron(大天使 メタトロン)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B100.html