https://artbeing.com/aura-soma/equi/B084.html
ボトルのメッセージ:傷つきやすさが、より高い目的に向かう強さと道になる。
メインテーマ:愛の真のパワーを目覚めさせる――ケアしたい欲求
アファメーション:私が愛の力に自分自身を開く以前に過ぎ去ったことを手放します。
前回は「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」の言葉の背景にある、マリリン・モンロー、ダイアナ元皇太子妃、そしてエルトン・ジョンの3人の人生を簡単にたどってみました。
B084 Candle in the Wind(風の中のキャンドル)その1
ちなみにエルトン・ジョンの歌っている、ダイアナに捧げた「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」も前回の記事で聴くことができます。
では、「B84 キャンドル・イン・ザ・ウィンド(風の中のキャンドル)」ピンク/レッドのボトルは、私たちに何を語ってくれているのでしょう?
このボトルは、タロットで見ると「恋人たち」の第二のレベルに位置するのもヒントになるかもしれません。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-84.html
ちなみに、第一の「恋人たち」のレベルは、レッド/レッドのB06番のボトルです。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-06.html
B84では、B06の上のレッドが、慈愛、無条件の愛を表すピンクに変わっています。
これは、どういうことを表すのでしょうか?
「キャンドル・イン・ザ・ウインド」の3人の人たちは、愛を求め、その愛が得られずに、愛に傷ついた人たちとも言えそうですね。
マリリンモンローは、女優になることで、多くの人々からの賞賛と愛を得ようとしました。
しかしそれは、ノーマ・ジーン、素顔の自分自身を愛することができず、劣等感に苦しんでいたことの裏返しでもあったわけです。
その自分の内なる二面性、影の側面に気づいていくということはヴァイオレットのテーマになりますが、ここでは、あるがままの自分自身を受け容れていくことというピンクのテーマが現れています。
ここでの上の色のピンクは、下の色のレッドという自分の肉体的な条件、容姿、現実、リアリティをピンクの無条件の愛、あるがままに認め、受容していくということを表しています。
求めた愛を得ることができず、愛に傷ついたのは、最初の一歩、愛を求める方向性が間違っていたからなのです。
外側からの愛を求めようとする前に、最初の一歩として、まず自分の内側での愛、自分自身への愛を見いだす必要があったのです。
マリリン・モンローは、あれだけの美貌と魅力を持ちながらも、素顔のノーマ・ジーンを拒否することで、自分の内面の分離に傷ついていたのです。
素顔のノーマ・ジーンを認め、愛し、受け容れることができれば、彼女の人生はまた変わったものになっていたでしょうね。
チャールズに求めた愛を得られなかったダイアナも、満たされない愛を満たそうとするかのように過食症に走ったり、他の恋愛に走ったりもしました。
このボトルのメインテーマ、愛の真のパワーを目覚めさせる、というのは、まずはあるがままの自分自身を愛する、ということからはじめるということなのでしょう。
アファメーション:私が愛の力に自分自身を開く以前に過ぎ去ったことを手放します。
一度愛に傷つくと、なかなか自分を開くのが難しくなってしまいます。
愛というのは、親密さを許すことであり、それだけ自分を開くことでもあるからです。
愛に自分を開いていくということは、その傷つきやすい部分をさらけ出すということでもあり、とても勇気のいることです。
しかし、愛のなかで成長するためには避けては通れない道でもあります。
種は、硬い殻に覆われた種のままでは成長できません。
そこから若葉を出し、花を咲かせたり、実をならせたり、あるいは大きな木に成長するためには、まず最初に、自らその殻を割っていかなければなりません。
生きるということは、そういう危険に身をさらしていくということでもありますね。
傷つくことを恐れて、殻をかぶっていたのでは、本当に生きることはできません。
過去に傷ついたことがあったとしても、新たな愛に自分を開いていくことで、新たな人生に歩みだしていくことができるのです。
愛とは、自分自身の愛であり、他の人からの愛でもあり、またすでに、いつも私たちに注がれている存在(宇宙)からの愛でもあります。
このボトルは、そういう愛に自分自身を開いていくことの勇気をもたらしてくれそうですね。
えたに 記
☆B084 Candle in the Wind(風の中のキャンドル)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B084.html