上下ともにグリーンのボトルです。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B010.html
ヴィッキーさんのメッセージは、スペース──「木を抱擁しに行きなさい」
グリーンは、ハートチャクラの色です。
ヴィッキーさんはグリーンについて次のように語っています。
「グリーンは、魂が伸びをできるような、自然なスペースを与えます。
それは、存在にふたつの極と中心を与え、本当に必要なものはなにか、ということに気づきをもたらすので、行動を伴う決断力が与えられるのです。
出口なし、という気分のときには、ある環境や出来事に「はまってしまった」と思いこんでいるものです。
そんなときには、私の賢い父いわく「行って、木を抱きしめなさい。太い枝を永遠の祝福のなかに広げている、落ち着いて年季の入った、賢い木を探しなさい。
グリーンは、スペースの必要な人を助けてくれます」
木を抱きしめる。
ヴィッキーさんもそのことを日課とし、木とともに瞑想していたようです。
木は大地に根ざし、変わることなく存在し、屋久杉などは何千年もの時代、世間の移り変わりを見つめています。
以前、屋久杉のうっそうと茂る密林を歩いたことがありますが、山をどんなに歩いても、疲れるどころか元気になってしまうのには驚きでした。
木には、それだけの気のエネルギーと、自然のエネルギーが充満しているのですね。
そのような大きな木に抱きついて、しばらくその木の意識とつながって、木のエネルギーを感じてみてください。
そこにグリーンを感じてみてください。
グリーン/グリーンは、中心を与え、決断を助けます。 それは心を旅するスペースを与えます。
グリーンは、カラーローズではイエローとブルーが等しく混ざりあった第二の色です。
http://aura-soma.jp/basic/dtl_167.html
ブルーの大いなる意思と、イエローの小さな自己の意思が出会うところ、そこで本当に必要なものを問いかけながら、一歩一歩方向性を見いだしていく道でもありますね。
このボトルに対応するタロットは「運命の輪」
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B010.html
ウエイト版では、中央に大きな運命の輪が描かれています。
四方の雲のうえには物質の四つの元素、地水火風を代表する牛、鷲、ライオン、 天使のヨハネ黙示録の四つの生き物が描かれています。
そして運命の回転する輪は、曼陀羅を表すといわれています。
曼陀羅は仏教などでも使われ、無意識を含む、内面的意識への入り口と言われています。
運命の輪の上にはスフィンクスが剣を持って座っています。
スフィンクスは静かなる公正さを表し、ただ物事を、見て、知ります。
そして、知性を表す剣を携えています。
これは魂にまとわりついている闇の物質が、心霊世界に入ってこないように見張るためだといわれていますが、その運命の輪のなかの内面の世界では、静かに公正な目で見て、知るという知性が必要であるということを教えてくれているのでしょう。
禅では自分の師を求めるということが、ひとつの伝統でもあります。
禅の修行で師を得ることが重んじられるのは、坐禅をしているときには魔境という妄想にとらわれる時期があり、そういう瞑想の道のなかで、無意識の闇を通り抜けていく際に、それらのことをすでに体験として知っている師(マスター)から、きちんとした指導と訓練を受けることが必要だからなのです。
隠者のところではじまった真理の探究は、ここで自己を駆り立てる内面の真の動機の探求へと深まっていきます。
運命というと、運命に翻弄されるとか、カルマの法則、過去と未来の因果の法則、あるいは盛者必衰、奢れるものも久しからず、というようなイメージがあります。
運命は、個人の意志を越えたブルーの意思でもあり、その自分の運命を生きるには、その運命の導くところ、生の流れとともに行くという、生への信頼が試されます。
あなたの運命はどうなっていますか?
運命の川の流れは、どこに向かっているのでしょう?
その運命に、あなたはどのように対処していますか?
逆らって泳いでいるのでしょうか?
流れに身を任せているのでしょうか?
えたに 記(2004,9/11)