ロバート・ハシンガー氏の『色と光のヒューマンアナトミー(解剖生理学)』:美と癒しの楽園 by オーラソーマ Vol.27

オーラソーマも、ビーマーライトペンも、ひとことで言うと、色と光によって自分を知り、本来の潜在力を開花していくシステムと言えるでしょう。
しかし、この自分という存在こそが、最も知ることの難しいものです。
魂レベルの自分を知ることも、もちろん難しいですが、肉体は最も近く、最も不可知の領域。
まさに小宇宙としか表現できないのが、細胞の集合体である肉体という存在です。
この肉体こそが魂の乗り物であり、肉体なくして魂の表現はできません。
「私たちはスピリチュアルな体験を求めている肉体的存在ではなく、肉体の体験を求めてやってきたスピリットなのだ」と、なにかのコースでマイク・ブースさんがおっしゃった言葉は、ずっと私のなかで鳴り響き、それ以来、肉体の体験を求めてやってきた魂として、もっと肉体について知りたいという思いが漠然とあったのです。
今回、受講した「色と光のヒューマンアナトミー(解剖生理学)」は、肉体を細胞レベルで捉え、細胞と“色と光”との関連を明らかにしていく、非常に興味深い内容でした。
ロバート・ハシンガー氏は医師であり、クラシカルホメオパシーをはじめとする代替医療の専門家として長いキャリアを持ち、オーラソーマとビーマーライトペンの最初期からのティーチャーです。

ロバート・ハシンガー氏

そして、人間の潜在力(魂、精神、感情、肉体全てのレベル)の探究と、長年の経験から積まれた叡智を惜しげなく与えてくれるだけでなく、どのようにしたら私たち一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮し、自己実現していけるか? に向けて、私たち自身がワークすることへと促す、コーチのような存在でもあります。
ところでみなさまは“細胞レベル”という言葉から、なにを思い浮かべますか?
オーラソーマのクラスの最初に行う「平和の瞑想」の一節にも“最も小さな細胞の一つひとつから、宇宙に存在する最大の銀河に至るまで・・・”という部分がありますが、私はこの講座を受けるまで、細胞はとっても小さなもの、銀河はとても大きなもの、とだけイメージして瞑想をリードしていたのですね(笑)
でも、実は違いました。
そういえば中学で学んだ、かすかな記憶がある「細胞」ですが、細胞は小宇宙と呼ぶにふさわしい壮大な存在だったのです。
細胞内ではさまざまなパーツの一つひとつが、どれもが役割を持って絶妙な動きを繰り広げています。
“細胞のなかでは誰も「無職」はいないんだ(笑)”と、ロバート氏。
まさにその通りで、ミトコンドリアであれ、リポゾームであれ、細胞膜であれ、誰もが一人ひとり異なる使命目的を持って、自分がなにをすべきかを完璧に知って、すべきことをして、私という生命体を維持してくれているのです。
今回のコースで明かされた、とても興味深い点は、この細胞内にあるパーツたち(細胞小器官)の機能や動きは “ある特定の色の質”と関連づけて観ることができるということです。
細胞小器官のそれぞれが“何色(なにいろ)的”なのか? についてはここでは触れませんが、最も小さな細胞から、宇宙の最大の銀河に至るまで役割(使命目的)を持っていないものは存在せず、一つひとつの細胞も、銀河も、その使命目的は色と関連して観ることができます。
その色が“動き”として表現されてこそ、役割を果たして全体に貢献しているのだと思いました。
オーラソーマの受講生の方から“1本目のボトルは、なぜ使命目的なのですか? そんなことを考えて生きている人は、少ないのではないでしょうか?”と問われることがあります。
今度、そのような質問を受けたら“私たちを構成している細胞一つひとつも、使命目的を果たして、私という生命体を維持しています。
その細胞たちの集合体である私たちという存在が、使命目的を持たずにここにやってきたと思いますか?”
と答えたいと思います。(笑)
そして大切なのは、使命目的とはシンプルに“誰かの真似をするのではなく、私を生きる”ということです。
ミトコンドリアは細胞膜として働くことは不可能ですし、タンポポは薔薇にはなれないし、薔薇はタンポポにはなれない。
薔薇、もしくはタンポポでない自分を憂うのでなく、薔薇であれ、タンポポであれ、その花として最大のパフォーマンスを発揮して、生きる人生を目指す。
それこそが、大宇宙の細胞のひとつである私たちの役割なのではないか? そんなふうに考えました。
講座のなかでは、非常に興味深い内容が盛りだくさんで、DNAについて、循環器系について、生命誕生の神秘について、そして受精卵から人体がどのように構築されていくか等について触れ、それらのヒューマンアナトミーにおいて、みごとに色と光との関連性を観ることができることに、ただ驚くばかりでしたし、それを知ることによって、オーラソーマのより深いレベルでの理解が得られました。
それらの情報は、医師として、代替医療のスペシャリストとして、オーラソーマに取り組まれているドクター、ロバート・ハシンガー氏の30年に渡る経験の賜物です。
オーラソーマは魂が滋養される美しいシステムです。
そして、この肉体こそが、魂が自らを表現する場なのです。
肉体を構築している細胞一つひとつを見つめたときに、ほんとうにすごいものを与えられて、この世にやってきて、ひとつの無駄もなく今の自分になっているのだとリアルに感じることができました。
みなさまも機会がありましたら、細胞レベルから、自分という小宇宙を知る時間を持ってみてくださいね。

色と光のヒューマンアナトミー

◆大阪開催、色と光のヒューマンアナトミー(リニューアルコース) 日程 2016年4月15日(金)~17日(日)全3日間 お問合せ先:http://blp-japan.jimdo.com/
◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール オーラソーマスクール Love&Lightラボラトリィ(東京都・表参道エリア) AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3) 英国オーラソーマアカデミー認定資格講座(レベル1~3/PPS) オーラソーマクリスタルマスタートレイナー ビーマーライトペンティーチャー(レベル1)
————————————– ビーマーライトペンベーシック(レベル1)コース 日程 2016年5月27日(金)~29日(日)全3日間 会場 渋谷区 Love&Lightラボラトリィ
その他のコースは、こちらをご覧ください。
http://www.megamiaura.com/
       
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