花粉で春を感じる方へ

梅の花もほころび、陽ざしにも春の気配が感じられるようになってまいりましたね。
今回は、オーラソーマのボトルには含まれていませんが、この時期にとってもお伝えしておきたい大切なハーブのことをご紹介しますね。
それは日本では、あまりポピュラーではない「ネトル」というメディカルハーブです。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、ネトルはイラクサ科の多年生植物で、シソのような大きなハート形の葉をしています。
ネトル
食害から自らを守るために、その裏側にはたくさんの細かいトゲがあり、触れると針のようにチクリとするのも特徴です。
ネトルには、このトゲに関するいくつかのお話がありますが、なかでもアンデルセンの童話「白鳥の王子」のお話は、みなさんもご存知かもしれないですね。
11人の王子が、継母に魔法をかけられて白鳥にされていまい、その兄たちを救うために、妹がひとりでイラクサの葉(ネトル)から糸を作り、11人分のシャツを作って兄たちの魔法を解くというお話があります。
アンデルセン「野の白鳥」1
ネトルの葉からシャツを作る間は、いっさい声を出してはならず、ネトルを踏む足や、糸を紡ぐ白い指先が、ネトルのトゲで血に染まっても、声をあげずにシャツを織りあげていくという、なんとも痛々しいお話でした。
アンデルセン「野の白鳥」2
童話のなかでは、ネトルの葉から作った糸からできたシャツが、兄たちにかけられた魔法をみごとに解きます。
ネトルには、フラボノイドや葉緑素、ビタミンやミネラルも豊富に含まれていて、春先のデトックスにも使われる大切なハーブです。
主要成分の、ルチンやクロロフィルによる、浄血と造血の作用があり、冬の間、活動が低下して滞りがちの汚れた血液を、きれいにしてくれます。
この時期に、ぜひともお伝えしておきたい理由はここにあるのですが、冬の間は代謝が下がり、汚れてしまった血液が身体のなかで滞りがちになりますが、春先になり、代謝が活発になることで、一気に血液が身体中を巡り、それが原因で春先にアレルギーを発症しやすくなります。
実際に、花粉症で毎年悩んでいた方々も、花粉が舞う少し前(個人差はありますが、一ヶ月前でもじゅうぶんです)から、ネトルのティーをしっかり飲むことで、その症状が驚くほど改善しています。
ドイツでも、春先のアレルギー予防に、ネトルを積極的に摂取する療法を「春季療法」と呼び、現在も続けられています。
鼻が詰まって苦しい人は、メントールが豊富なペパーミントをブレンドすると、鼻が通り、目や頭もすっきりとします。
また肝機能にも気をつけたい時期ですので、軽くローストしたダンディライオンとブレンドすれば、強肝作用はもちろん、味わいもほうじ茶のように飲みやすくなります。
花粉症や春先にかぎらず、アトピーやその他のアレルギー症状に悩んでいる方も、ぜひ一度お試しくださいね。
いつものお茶をメディカルハーブのものに置きかえて、清々しい春をお迎えくださいね。
Satya 記
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Satya(柏村かおり) プロフィール
(株)カラフルK代表取締役 英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ- 日本メディカルハーブ協定認定ハーバルプラクティショナー イメージコンサルタント/カラープランナー AFT認定1級カラーコーディネーター ブログ:http://ameblo.jp/colorfulk フェイスブック:http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5 カラフルKホームページ:
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