地球での自分の目的をはっきりさせる旅

地球での自分の目的をはっきりさせる旅
「グラストンベリーヘの誘い」より        黒田コマラ
       赤ん坊がお母さんのおっぱいを求めて泣くことから始まって、人生というのはすべてが探求であるような感じもあります。
人間は一生をとおして、何かを求め続けているのでしょうか。
ただ、「自分」が何を求めているのかという問いは、ちょっと深く考えただけで、たちまち何が何だかわからなくなってくるようなところがあります。
「自分」は何をしたいのだろうと考えると、たしかに、その何かはないこともない、という感じもします。
たとえば、自分は音楽がしたいのだとか、科学者になって宇宙の真実を探求したいのだとか、自分は大金持ちになって好きなだけの贅沢をしてみたいとか。(*^_^*)
そういう何々“したい”が自分なのかな、とも思います。
と同時に、それは単に、この身体が生まれてから聞かされてきた刺激に応じて、その時々の欲望を紡いでいるだけのようでもあります。
親が音楽大好きの人で、自分も自然に音楽家になりたいと思ったとか、スポーツ一家で、いつの間にかサッカーをやっていた、とか。
するとそれは、ことさら「自分」というよりは、単に身体が生まれてきた環境からの刺激にすぎないのではないのか、とも思われます。
そういうものは、すべて家庭環境のなかで育まれたもので、いわば刺激に対する反応にすぎないじゃないかと。
すると、いやいや環境が応援してくれなくたって、自分はどうしてもこれがやりたい、ということだってあるじゃないか、という反論も聞こえてきそうです。
そういう場合は、両親から遺伝子として身体のなかに引き継がれている傾向性で、生命過程のなかで蓄積され織り込まれたパターンにすぎないような感じもします。
そしてそれは過去生の物語へと延長され、どこまでも経緯と歴史の物語のなかに「自分」を求めていくことになるのでしょうか。
「自分」って、大河ドラマのなかに家系図を探すようなことなんでしょうかねぇ。(-_-)
それとも、「自分」って言葉が何かの勘違いなのでしょうか。
あ、あらぬほうに、連想が流れたかもしれません。(*^_^*)
今回は黒田コマラさんに地球での自分の目的をはっきりさせる旅についてお話いただきましょう。
コマラさんの記事「グラストンベリーヘの誘い」からそのあたりをご紹介します。
       —————————————————————— 最近、日本ではパワースポット巡りが人気ですが、イギリスにもたくさんのパワースポットがあって、その中でも代表的な聖地のひとつとして有名なグラストンベリーがあります
また、最近ではグラストンベリーと間くと、毎年夏に開かれるグラストンベリーフェスティバルという3日間にわたる野外ロックコンサートが有名で、世界でもいちばん大きな規模のロックコンサートのようです。 今年は17万人の人が訪れたとか。 私も夏にイギリスを訪れるときには、このコンサートの模様をTVで見ることがあります。 往年のロックシンガーから、有名なミュージシャン、才能ある若手のミュージシャンにいたるまで複数の会場で繰り広げられる歌の祭典です。 かつてのウッドストックのコンサートを思わせるような感じです。
グラストンベリーは、イギリス南西部のサマーセット州にあります。 オーラソーマシステム(R)について学んだことがある方は、グラストンベリーと間けばチャリスの井戸があるところとしてご存じかもしれません。
毎年夏にグラストンベリーツアーが企画されているので、すでに訪れたことがある方もおられるでしょうが、今回は私のツアーガイドで少しご案内をしましょう。
グラストンベリーのツアーは、毎夏Dev-AuraでのListening to the Star wihinのコース後にスケジュールが組まれているようです。 それは、Listening to the Star withinのコースで、自分のお腹のゴールドの領域にあるスターに意識を向け、オーラソーマシャイアファームの農場にあるチャクラを歩くことで農場のゴールドにイギリスのおへそにあたる場所からハート、そして地球のハートにあたる場所を訪れることで、自分自身の中心にあるスターを通して地球とつながる経験をすることができます。
これはこの旅の大きな目的でもある、この地球との関連において、私たちが何のために生まれてきたのか、その目的使命をどのように実現していくのかに、一人ひとりが目覚めていく旅であるとも言えます。
この旅は「自分にとっての目的」をはっきりさせることから始まります。 インテンション(意図)を持つこと――オーラソーマシステムにおいて大切な原理であり、オーラソーマプロダクツにもその同じ原理が適応されています。 私たちが自分の人生をどう生きたいのか、という意図をはっきり持つことからエネルギーは流れていきます。
誰もが自分の望んでいることがあり、それを実現させたいけれど、それを阻む過去からの条件づけのパターン、制限された考えや感情があります。 まず自分自身に人生でなにが大切なのかということに関して、意図をはっきりさせることから始まり、そこへ流れるクリエイティブなエネルギーによって、自分なりの方法でそれを実現していけるのだと思います。 このグラストンベリーヘの旅は、そのプロセスをサポートすることができます。
        『リビング・エナジー』Vol.7(p92)

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なるほど。
人間はみんな、何かしたいことがあって、それを阻む条件との間で葛藤する物語のプレイヤーであることを望んでいるのでしょうか。
だとすると、それは永遠の葛藤の物語なのかもしれませんね。
そこから降りる方々もいるのでしょうね。
あるいは、その永遠の葛藤の物語は単なる夢なのかもしれませんし。
pari 記

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