グリーン/レッド

グリーン/レッド

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

        

今回取り上げるのは、前回の男性性の「B27 ロビンフッド」(レッドグリーンのペアボトル、女性性の「B28 メイドマリアン」(グリーンレッドですね。

 


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B028.html

明晰な判断力と断固とした情熱を潜在力として秘めながらも、今生で表現しようとしているのはあくまでも直感を信頼した深い受容性です。

子どもを誕生させ、その子の適性を受け容れ伸ばしていく役割の母親として、必然的で運命的な特性であり態度なのだと思います。

この役割を担ってくれる存在がなければ人類は存続できません。

おそらく地上の生物の増殖方式は、効率の良い単性生殖からはじまりながらも、やがて効率は悪くともさまざまな環境に対する適応力の高い有性生殖に進化してきたのでしょう。

そのような生命世界の展開のなかでは、自分のなかにないものに興味を持って、それを育てるという気の遠くなるような忍耐強い役割を引き受けてくれる存在が必要なんですよね。

でも、個体の一生を考えると、自分の全情熱をかけて育てた子どもが独立して巣立ちしていったあと、母親の役割が大きな空虚感に襲われるのは避けがたいことかもしれません。

もし、この次の生があるとしたら、次は男性になろうかな・・・なんて思うかもしれませんね。(^_-)

まあ、わかりませんが。

でも考えてみると、もし生まれてくる前に、これからどんな人生を歩むことになるのかを映画で見せてもらったら、それでも生まれてくることを選ぶ人なんているんでしょうか?(*^_^*)

ああ、でもわからないなぁ。(-_-;)

私たちって、苦痛と快楽の劇が好きですよね。

ただただ幸せなだけのドラマって、ありえないでしょ。

それじゃ、ドラマになりませんもんね。

サマーディとか言って、ただただ歓喜のなかで我を忘れた状態です。

そんなもの、テレビで放映したって、退屈で見る人いませんよ。

あ、なんか脱線気味。(*-_-*)

この「B28 メイドマリアン」(グリーンレッドについて、ヴィッキーさんはどんなふうに解説しているんでしょうね。

        

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グリーン/レッドの「メイド・マリオン」は普通、女性によって選ばれ、ここでもまた、魂が肉体に宿った状態が表れています。
レッド/グリーンのボトルが男性を映しだしているのに対し、このグリーン/レッドのボトルは、女性の写し絵なのです。
世間によって、優しくて人を気遣うという質が、女性のなかに育てられてきました。
それゆえ女性は、恋人であると同時に母となることを、生まれながらに期待されている存在なのです

人間も、鳥や哺乳類のように、すべての義務と献身をもって、巣を営む時期があります。
ソロモンの雅歌(二章一〇・一二節)に、こんな美しい歌があります。

「わが愛する者よ、わがうるわしき者よ、立って、出てきなさい」

これは、幸福な時間、充実した時期です。
けれども、時は流れ、巣は空となり、羽の生えそろわなかった雛も、大きくなって自分の人生へと旅立っていきます
愛の絆は堅く結ばれ、愛の輪はいぜんとしてそこにありますが、鳥が歌を歌うのは、自分の子に向かってなのです。
もともと女性は永遠に創造的であり、魂は子どもたちが旅立ったあとでも決して絶えはしないのですが、どれほどたくさんの母親が、ある日突然巣が空になり、もう二度と満たされることはないと気づき、途方に暮れることでしょう。

どうか恐がらないで、これはただ、魂が伸びをしているだけなのですから。
地上的なことが終わったあと、魂が自分の充実感を求めているのです
更年期のうつ状態やそれに伴うさまざまな症状はあまねく知られ、医学的にも認識されていますが、どんな薬も、問題を解決してはくれません。
なぜなら根本には、魂の虚無感があるからです。
「何か他に趣味を探しなさい」という助言は、暇をつぶす役には立つでしょうが、実は、永遠なるものが呼んでいるのです。

無条件の愛にもとづく男女の関係の基本には、絶対的な信頼と誠実さがあります。
肉体的な愛において、ギブ・アンド・テイクがあるように、霊的な愛においてもそうであるはずです。
体だけに食物を与え、魂を飢えさせておくわけにはいきません。
壮年の男性が、自分の精力を確かめるために他のパートナーを駆けめぐる必要はないように、女性も自尊心を建て直すために、関係をつくる必要はないのです

女性が虐げられているようなときには、どんな状況においても、逆の組合せ、レッド/グリーンを使うよう勧めてください。
男性が支配されているような場合、グリーン/レッドを選ぶことで、たぶんそれとわかるでしょう。
ここにはまた、感情を抑圧する傾向が現れています。
「バランス」ボトルを自由に選んでもらうとき、どれほど多くの割合で繊細な男性(グリーン/レッド)を見つけだすことができるか、私はいつも興味深く見守っているのです。

この場合、彼は支配されがちではあるが、創造的で、霊的に繊細な人ですが、女性の場合には、あまりに女性的すぎ、人の「玄関マット」になっている人です。
その人には、レッドがとても重要です。

どちらのボトルにおいても、グリーンは特定の役割を持っています。
グリーンはもちろんスペースを与え、決断力をつけ、本質的に「私は自分がどこへ行くのか知っている」色であり、「行って木を抱き締める」色であり、多くの状況において、魂が伸びをすることのできるスペースを与えます。
岐路に立ったら、とにかく進めばいいのです。
グリーンはそれ自身でも、どんな組合せにおいても重要です。
「こうだったらいいのになあ」という考え方をしないですむよう助けてくれるからです。


    『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p199-201)
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【女性が虐げられているようなときには、どんな状況においても、逆の組合せ、レッドグリーンを使うよう勧めてください】

【男性が支配されているような場合、グリーンレッドを選ぶことで、たぶんそれとわかるでしょう】

そういうこともあるのでしょうね。

pari 記

 

 



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