受容のセンターであり、感情のセンターです
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【17 チャクラ】から
ヴィッキー・ウォール
「ベースチャクラ」のレッドから、「肚のチャクラ」のオレンジ、「太陽神経叢」のイエロー、ゴールドとヴィッキーさんのチャクラの話が進んでいます。
オーラソーマを知っている方なら、次がグリーンであり、グリーンが「ハートチャクラ」の色であることは皆さんご存知でしょう。
下半身のチャクラに該当する暖色系3色が、いわば個人の自己主張を熱く構築するためのチャクラだとすれば、肩から上に乗っている寒色系の3色は、いわばその個人が生きている環境全体をクールに知覚し、そのなかで折り合い、調和するためのチャクラとも言えるでしょう。
その下の3つ上の3つの中間に挟まって、上から見ても下から見ても中央に当たるのが暖色系とも寒色系ともつかないグリーンが代表するハートチャクラです。
グリーンは全体を見晴らし、対象を受け容れるエネルギーであることはご存知ですよね。
つまり、個人の主張と挫折と怒りも、そして全体からの反響と批判もともに暖かく、しかもクールに受け容れるのが「ハートチャクラ」の役割だということです。
ところで、ヴィッキーさんによると、この「ハートチャクラ」は受容のセンターであると同時に、感情のセンターでもあるそうです。
これは、ある意味でとても明晰な洞察を導く知見だと思いませんか?
つまり、感情とは、当人の受容能力の反映そのものだということですよね。(^_-)
なんと、わかりやすいことでしょう。(*^_^*)
では、この「ハートセンター」については、ヴィッキーさんはこれまでのチャクラよりも多く語っているので、何回かに分けてお送りしましょう。
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そして太陽神経叢のすぐ上のハートチャクラが、今度の私たちのテーマです。
それは、受容のセンターであり、感情のセンターです。
ここで特に勧められるのは、ブルー/グリーンのオイルで、グリーンの部分だ
けを見れば、純粋なエメラルドグリーンですが、振ると、美しい中国翡翠の色
になります。
グリーンは、魂が伸びをできるような、自然なスペースを与えます。
それは、存在に二つの極と中心を与え、本当に必要なものは何かということに気づきをもたらすので、行動を伴う決断力が与えられるのです。
出口なし、という気分のときには、ある環境や出来事に「はまってしまった」
と思い込んでいるものです。
そんなときには、私の賢い父いわく、
「行って、木を抱き締めなさい。
太い枝を永遠の祝福の中に広げている、落ち着いて年季の入った、賢い木を探しなさい」
グリーンは、スペースの必要な人を助けてくれます。
私は、もっと物質志向の人から、グリーンは物質的な利益をもたらすということを聞いたことがあります。
そのレベルのことについては、私は何とも言えませんが、納得がいかない話ではないでしょう。
というのも、自分がどこへ誰と行くか、自分が誰であり、何であるかを知ったならば、自分の内に本当に神が宿っていることが分かったならば、その行く手には青信号がつき、必要なものを引きつけるでしょうから。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p150-151)
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ヴィッキーさんのお父さんが、出口なしの状態にハマったヴィッキーさんに「行って、木を抱き締めなさい。落ち着いて年季の入った、賢い木を探しなさい」と教えてくれたのは、ヴィッキーさんが木のエネルギーを感受できることを知っていたからでしょうね。
pari 記