昔の中国では三種類の医者がいるとされました
「オーラソーマとは何か?」から エレノア・アルバース
人は生まれ、成長し、健康なときもあれば病むときもあり、やがては老いて、いつかは死ぬのが定めです。
そのこと自体は変わらないのでしょうが、時代に応じてその形はつねに変化していくようです。
医療技術などもその最たるものかもしれません。
昔で言えば、ほとんど魔法としか思えないような医療技術がある一方で、同時に昔は存在しなかったような病気もあることでしょう。
昔は「医は仁術」と言われていたんですよね。
たしかに医療にはそのような側面があって、今も多くのそのようなお医者さんがいらっしゃることでしょう。
でも、そう決めつけられても困る、というお医者さんもいらっしゃったことでしょう。
だから一方では、昔から“医は算術”と割り切っているお医者さんもいらっしゃっただろうと思います。
ところで、昔の中国では、医療に対する常識が現在ととても違っていたようなのです。
とても不思議なような、またそれで当然のような感じもあるお話です。(^^;)
それではエレノア・アルバースさんの「オーラソーマとは何か?」からその一部をご紹介しましょう。
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セルフヒーリングセラピーとは?
……
医者たちが無価値だとは私は思いません。
彼らは肉体について非常に多くを学んできました。
ニューエイジでは医者はオーラソーマシステムに学ぶでしょう。
そして肉体以上のレベル/ボディーがあることを理解するでしょう。
昔の中国では三種類の医者がいるとされました。
最初のタイプの医者は人が病気にならないように、健康でいられるように手を貸しました。
彼らは最も尊敬されました。
二番めは症状が出る前に病気を診断する医者です。
三番めは病気を治す医者でそれ程尊敬されませんでした。
医者の患者が死ぬ度に人々はその医者の家の前にランプを置いたので、誰もがその医者が失敗したのを知りました。
中国では、患者が健康な時に医者にお金が支払われました。
患者を治せなかったときや、健康を保たせることができなかったときは支払われませんでした。
私たちはオーラソーマで人々を治そうとしているのでも健康にしようとしているのでもありません。
私たちは人々に全体的で健康でいるために必要なものを自分で選ぶチャンスを与えているのです。
たぶん、これがすべての鍵といえるでしょう。
オーラソーマは私たちが健康で全体的な状態に戻るのを助けます。
探しているものをハートに求めなさい、そして真実のあなたであることを妨げているものを癒しなさい。
それがオーラソーマの試すことです。
『リビング・エナジー』Vol.2(p74)
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しかし、【医者の患者が死ぬ度に人々はその医者の家の前にランプを置いたので、誰もがその医者が失敗したのを知りました】というのは、なかなか厳しいですね。(*^_^*)
これをやられては、お医者さんも参ったでしょうね。(^_-)
pari 記