はじめてのオーラソーマ No.024 2016.7.12
みなさん、こんにちは。
えつこです。
今日もメルマガ「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
今日は第22号、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」です。
前回のテーマ「直感を信頼する」はいかがでしたか?
まだお読みでない方は、ぜひこちらをチェックしてみてくださいね。
今回のテーマは、「バランスをとる」です。
バランスというと、まっさきに思い浮かぶのが「イクイリブリアム」という単語です。
「イクイリブリアム」は、翻訳すると「均衡」という意味です。
ちょうど、「まんなか」「つりあい」ですね。
「EQUILIBRIUM(イクイリブリアム」は、数字にすると「8」になります。
オーラソーマタロットの「B08 アヌビス」は、目隠しをした女性が秤(はかり)を持っていますが、これは、どちらかがほんの少しでも多くなると、カタっとどちらかの側へ傾きます。
ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー12回目:【バランスをとる】
人間がほかの動物と違うのは、
人間は知力を持っていることです。
(これがありがたいのですが、
じつはちょっと大変なのです(^^;) )
すべての動物には本能という知性がありますが、
人間のような思考能力や推理能力、
つまり知力はありません。
だから、
切迫した危険が立ち去れば、
すぐにくつろいで落ち着くことができます。
襲いかかるライオンから懸命に逃げたシマウマたちも、
仲間の一頭がライオンに倒されたら、
しばらくは逃げつづけても
じきに走るのをやめて、周囲の草を食べはじめます。
でも、人間だったらそうはいきません。
いつまでも襲われた恐怖が忘れられず、
まだ追いかけてきているのではないか、
またいつか、襲われやしないかと心配します。
そして、頭を働かせ、思いを巡らして、
今度は襲われても大丈夫なように
対策を講じようとするのです。
だから地球上にこれほど
人間ばかりが繁殖したんでしょうね。(^_-)
たしかに、この知力は、とてもありがたい武器です。
が、もう一方では、
とても厄介なものでもあります。
というのは、
人間の想像力、思考能力、推測能力には
本能の歯止めがついていないからです。
だから、ある意味、止めどがないわけです。
どこまで想像すれば終わりということがない。
どこまで想像しても
そこでまた、新たな問題が見つかるわけです。
たとえば、最近の話題を例に取ると、
イギリスが国民投票で、EUからの離脱を選択しましたよね。
この選択を外側から見ていて、
いろいろ勝手に批評することはできます。
でもこの判断を
一概に賢明な決断だったとか、
愚かな判断だったと決められる
絶対的な判定基準は、じつはありません。
EU離脱には
イギリスにとって利益もあれば損失もあります。
EUに残留しても、
同じように利点もあれば損失もあります。
人間が遭遇する問題はみんな、
ひとつの観点で、
これが絶対に正しいと判定できるようなものではないのです。
ISの若者たちのように、
コーランを詠唱できない者は
【邪魔者】だから抹殺すればいい、
といった単純な基準では片付かない。(^_-)
これまで永年
戦争ばかりしてきたヨーロッパ圏を
ひとつの経済共同体にして永遠に戦争を終わらせたい、
という理想を聞けば
悪いことは何もないとも思える。
でも、いざ実際にEU域内の移動の自由を認めたら、
東欧圏から西欧圏への人口移動が起こったわけです。
それが受け入れ側の国民の
寛容の許容限度を超えてしまって
先進西欧諸国の国民の不満が爆発したわけです。
でも誰が考えても
戦争ばかりしてきた過去のヨーロッパの方が
正しいというわけでもありません。
そんな具合で、
人間が遭遇(発見)する問題はすべて
ある意味で程度の問題、塩梅(あんばい)の問題なのです。
そういうことが
個人のなかでも起こるわけです。
たとえば、知的に考えればこうなんだけど、
ただ、それだと感情的に収まらない、とか。
まるで複雑な連立方程式を解くみたいで、
どうかすると処理限度を超えてしまいます。
あまりに問題を抱えすぎたら、
複雑に干渉しあう多くの要素を処理しきれなくて
人間はパニックになります。
あるいは、心身の病気を発症したり、
場合によっては内部崩壊するわけです。
どれくらい受け容れるか、どれくらい拒絶するか
その兼ねあい、
そのバランスが、自分でもわからなくなる。
主張と受け入れ、拒絶と容認、男性性と女性性、
そういった要素間の【バランスをとる】こと、
そして状況が明瞭に見えることが
決定的に重要らしいんですよね。
というわけで、今回は
【バランス】というキーワードで、
「オーラソーマ辞書」を調べてみました。
そこで検索されるキーフレーズのなかから、
今回は内面の【バランス】、
男性性と女性性の【バランス】、
知性面の【バランス】、
感情面の【バランス】といった、
【バランスをとる】
というニュアンスに関わるフレーズを
抽出してみました。
すると、
こんなキーフレーズが出揃いました。
内的バランスの回復で創造力を発揮
メインテーマ: 過去の叡智の心からのコミュニケーション。新しい革袋のなかの古いワイン。
「内的バランスの回復で創造力を発揮」とは、その方向に向けてサポートするエネルギーということです。
男性性と女性性のバランスをとれる
メインテーマ:女神の具体化と、私たちに内在する女神を明らかにする
「男性性と女性性のバランスをとれる」とは、その状態の実現に向けて人をサポートするエネルギーということです。
男性性と女性性のバランスをもたらす
メインテーマ:メインテーマ:あらゆる領域で子供たちそして、子供の頃の私たち(インナーチャイルド)をも援助する
「男性性と女性性のバランスをもたらす」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
分析過剰な見方にバランスをとる
メインテーマ:これからずっと「大いなるものすべて」と調和し、人生を生きていくための準備
「分析過剰な見方にバランスをとる」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
感情的にバランスがとれている
メインテーマ:直感的な深い洞察を、日常生活のなかに生かすのを助ける
「感情的にバランスがとれている」とは、文字どおり、その状態に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
感情にバランスと明晰さをもたらす
メインテーマ:人生で不変なものは、変化するということだけである
「感情にバランスと明晰さをもたらす」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
感情面と霊的側面がバランスしている
メインテーマ:霊的なショック─内面からの深い癒し─「エーテルギャップ」のための強力な治療薬
「感情面と霊的側面がバランスしている」とは、文字どおり、その状態に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
みなさん、いかがでしたか?
私たちが「何」にバランスをもたらしたいかによって、選ぶボトルも違ってきそうですね。
チャクラで見ると、「与えること」と「受け取ること」のどちらかのバランスが崩れることによって、オーラの形も変わります。
「与えること」が多すぎると前方にオーラは大きく広がり、「受け取ること」が多すぎると後方にオーラが大きく広がります。
でも、うつくしいオーラは卵型をしているそうです。
どちらかに偏っているのは健全とはいえず、その結果、身体や感情、思考にも不調和をもたらします。
ボトルやポマンダー、クイントエッセンスは、身体や、まわりのオーラにそれぞれの層で働きかけていきます。
プロダクツを使いながら、日々オーラを整えていきたいですね。
それでは、よい1日を。
えつこ