オレンジエネルギーは、私たちを地球と結びつけます
  
           「マイク 質疑応答」より  マイク・ブース
  
         
  
  オーラソーマの三原色は「天地人」に喩えることができる、と言ったら、あなたは同意しますか?
  
  こういうことは、オーラソーマをよく知っている人にとっては常識なのかもしれませんし、そうでないのかもしれません。
  
  ただ、もし三原色を「天・地・人」に喩えるとしたら、ああ、きっとそれぞれこの色だろうなと、あなたに見当がつくのだとしたら、それなりの妥当性があることになるでしょうね。
  
  そう、もしオーラソーマの三原色を「天・地・人」に喩えるとしたら、「天=ブルー」「地=レッド」「人=イエロー」ということになるでしょうね。
  
  それ以外は考えられません。
  
  「天=ブルー」とはすべてが明晰に見えている視界、ある意味では全体そのものの記憶を残しながら、しかも現象世界に最初に滲み出してきた色です。
  
  「人=イエロー」とは、対象として知覚可能な形での喜びを個人として体験してみたいと願った、いわば“好奇心”の色と言えるかもしれません。
  
  でもそのとき「イエロー」は、“喜び”を体験するには同時に“悲しみ”の体験可能性も付随してくることになるとまでは、知らなかったのかもしれません。
  
  そして「地=レッド」とは、この「イエロー」の“好奇心”を実現するための個人幻想を保証する世界、思い重力を担った物理世界とそこでの行動原理だと言えるかもしれません。
  
  ところで、「人=イエロー」と「地=レッド」の間には、どんなエネルギーが現象することになると思いますか?
  
  人間が客観的な物理世界にくくりつけられたら、そこにどんな状況が生まれるでしょうか?
  
  個人的体験を望むエネルギーと、そのような体験を許す世界との間には、どういう約束事が必要でしょうか?
  
  もしあなたが赤ん坊として、ある部族社会のなかに生まれてきたのだとすれば、まずそこでの物語に入るためには、その部族の一員として認められること、その部族に帰属することが必要になるでしょうね。
  
  そして、あなたはそこでの物語を受け入れ、そこに帰属して、そしてその一員として依存関係のなかに入ることが必要になります。
  
  「地=レッド」と「人=イエロー」の間に兆す光線が、「オレンジ=帰属・依存」のエネルギーにならなければならないのはそういう理由です。
  
  そして、このエネルギーが「天=ブルー」の対極に位置することになるため、「天=ブルー」と「オレンジ=帰属・依存」の光線を合わせると、三原色要素がまったく等しくなってしまうため、もとの透明な白色光に戻ってしまう、というわけなのです。
  
  「オレンジ」が、帰属や依存のエネルギーになる理由が、納得できましたか?
  
  では、「マイク 質疑応答」から、マイク・ブース氏がオレンジの体験について語った部分をご紹介しましょう。
  
         
  
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  質問:オレンジの体験とは?
  
  マイク
  オーラソーマでは,オレンジには依存(dependency)、共同依存(co-dependency)、そして私たちの相互依存(interdependency)に対する認識の三つの側面があるとされています。
  ヒーリングマンダラではその相互依存の認識を得る可能性があります。
  私たちはそれぞれ呼吸し、互いにつながっているので、そこにはわかちあわれた意志と協力が存在します。
  相互依存はその体験から生まれる主題です。
  オレンジエネルギーは、私たちを相互依存というかたちで地球と結びつけます。
  どんな緑であっても私たちの生存に必要なものを与えてくれています。
  もし、木や草がなければ、生きるために必要なきれいな空気もありません。
  それはなくてはならないもので、常に必要とされるものです。
  この相互依存はグループイクスペリエンス(集合体験)の現象です。
  相互依存を認識することで至福の体験をする可能性があります。
  
  ショックは私たちのさまざまな層に蓄積されるものですが、オーラソーマのチャクラ図を見れば肉体全体を覆っているオレンジの層が在るのに気づくでしょう。
  オーラソーマの見方では、これはレインボーボディ、虹色の身体全体をとりまく唯一の色なのです。
  私たちはこれをエーテル体と呼びます。
  それは第2身体で電磁界の次にあるエネルギー体にあり、私たちを取り巻いています。
  それは私たちが体験することのすべてを独自に記憶していますが、その記憶は私たちの知性ではなく、フィーリングと結びついています。
  このオレンジのボトルを使うことによって起こる穏やかなプロセスと深い体験は、この記憶が知的もしくは心理的なパターンとはほとんど無関係であるという事実と一致します。
  私たちが体験するショックや、別の目覚めのレベルに私たちを連れて行くような体験はなんであれ、エーテル体に記憶されます。
  私たちの覚醒への旅はどこかでなんらかのショックの体験とつながっています。
  それは私たちを今という瞬間へと引き戻し、今ここへ立ち戻ることがエーテル体に連続性を与えるのです。
  それは私たちの持つ身体性とは違う時間と連鎖性です。
  
  身体の有機的部分である第2チャクラと、それに関連するものは私たちの本能の側面です。
  私たちはボディー・マインド(心身)を三つの脳を持つものと見ることができます。
  
  最初の脳は両肩の上にのっているもので、2番目は横隔膜にあります。
  もし横隔膜のあたりを横に切断したなら脳の様に見えるはずですし、骨盤のあたりも同じことが言えます。
  この3番目の本能的オレンジの脳は第2身体、私たちの2番目の層とつながっており、記憶の異なった価値と時制を持っています。
  私たちがオレンジエリアに働きかけるとき、依存と共同依存に関する私たちの問題に入っていくことになります。
  そもそもそのような関係性に入っていってしまった理由と、その源を解き明かす可能性を私たちに与えるものは何でしょう。
  これは今生の体験だけに起因するものではなく、遺伝的関係や霊的な記憶との関連もあります。
  エーテル体は私たちが読み取ることのできる、こういったすべての記憶を持っています。
  それを私たちの中心から投影されるホログラムのようなものと考えても良いでしょう。
  エーテル体は私たちの経てきた体験のホログラフィックな記憶を持っているのです。
  オレンジボトルを使うとき、私たちの記憶の異なったレベルや層にチューニングすることになるのです。
  ショックや依存的または共同依存的関係性のなかで経験したことがなんであれ、私たちはそれにつながることでそれを意識のなかにもたらし、消化することができるのです。
  
            『リビング・エナジー』Vol.2(p77-78)  
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  【オレンジエネルギーは、私たちを相互依存というかたちで地球と結びつけます】
  
  【私たちの覚醒への旅はどこかで何らかのショックの体験とつながっています】
  
  なんとなく、その感じが伝わってきますね。
  
  pari 記
  
   



	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		
	        	        		

















