土屋愛さんより≪自分のハートとつながり、踏み出せた小さな一歩≫

日曜日の暑さが肌にまとわりつくような8月4日。

私ははじめてオーラソーマのコンサルテーションを提供する機会を得ました。

思いかえせば、この瞬間に至るまでの道のりは長く、心に響く色彩との出会いからはじまりました。

社会人になったばかりのころ、何か新しいことを学びたいという思いから、雑誌をめくっていたときにオーラソーマという言葉に出会いました。

子どものころから色彩に魅了されていた私は、十二単の重ねの美しさや、色が人に与える影響力に心を奪われ、自然と色に囲まれた世界が好きになっていました。

だからこそ、2色に分かれたボトルが並んだ写真を見た瞬間、「これはいったい何だろう?」と興味をそそられ、何の前知識もないままにレベル1のコースに申込んでいたのです。

オーラソーマを学びはじめて、はじめてこのシステムがイギリスから来たものであり、自分を再発見するためのツールであることを知りました。

学びはとても楽しく、ボトルやポマンダーからたくさんのサポートを受け、心が満たされるのを感じました。

しかし、その学びを誰かとシェアすることなく、月日は流れていきました。

歳を重ね、いろいろな経験を積むなかで、やっと自分が持っているものを他の人とシェアしたいという気持ちが芽生えました。

しかし、自己開示が苦手な私にとって、それは大きなチャレンジでした。

そんな私に変化のきっかけをもたらしたのは、あるアメリカのセミナーでした。

自然と手に取ったB09ボトル(ハートの中のハート、クリスタルの洞窟、超越したハート:ターコイズ/グリーン)と共に参加したそのセミナーで、私は自分のハートとつながり、ほんとうに生きたい自分を見つけることができました。

B9 Crystal Cave / Heart Within the Heart(クリスタルの洞窟 / ハートの中のハート)
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B009.html

そして、オーラソーマの学びを再開しようと決心しました。

私がはじめてオーラソーマに出会ったときのティーチャーは高橋雅子さんでしたが、当時の私は今よりももっと自己開示が苦手で、彼女に対して素直に感情を表すことができず、人として向き合うことができなかったことに後悔が残っています。

再びオーラソーマと向き合おうと決意したとき、真っ先に高橋雅子ティーチャーのもとで学び直したいと思ったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。

しばらくは気が抜けて動けないでいましたが、それでもオーラソーマと向き合いたいという気持ちは消えず、OAUのサイトを見ていたときに生命の木のZOOMコースが開催されることを知り、途中から参加することにしました。

生命の木の学びは、当時ちょっとした失敗をやらかしたこともあり、とても記憶に残っています。

そしてその後、やはりきちんとレベル1から再びオーラソーマを学び直したいと強く感じ、コマラから学びたいと思っていたところ、ちょうどコマラのレベル1コースの募集があり、これはタイミングだと感じて参加しました。

そしてレベル1の再受講からレベル2、レベル3と進み、オーラソーマのプラクティショナーとしてやっていきたいという気持ちをコマラやえつこさんに伝えることは、私にとって大きな決断と勇気が必要でした。

今回、友人からの後押しもあり、鎌倉にある古民家で開催される親子マルシェに出店することができたのですが、出店の準備はゼロからのスタートで、右も左もわからずあわあわしながら進めました。

まずは主催者の方との打ち合わせで、自分が何を提供したいのか、どんな思いを伝えたいのかを問いかけられ、そのなかで自分なりのオーラソーマコンサルテーションのイメージを固めていきました。

準備を進めるなか、プラクティショナー登録を済ませ、フルボトルやボトルケースも注文しました。

しかし、当日持ち運べるのかと不安になるほどの重さに驚きました。

えつこさんからのアドバイスを受けながら、ボトルを運ぶためのキャリーカートを購入し、すべての荷物を乗せて準備を整えました。

そして迎えた当日。

古民家に到着し、私のスペースである2階に荷物を運びました。

ブラウン基調の古民家の雰囲気を少しやわらげるために、ボトルを置く棚や机には白い布を敷き、オーラソーマの世界観を演出しました。

また、オーラソーマを知らない人たちのために、どんなものなのかをパネルにまとめ、ガラスボトルを倒すと危ないので小さなお子さんがひとりで触らないように注意書きも作りました。

そして、10時半から16時までの間に、5人の方にセッションを行うことができました。

 

セッションでは、ボトルの説明よりもクライアントさんの話を聞くことに注力し、不安もありましたが、実際にはとても楽しい時間となりました。

終わったあとには、クライアントさんから「ボトルがドンピシャだった」「これからもっと自分に愛を与えます」「忙しいときこそハートにスペースを与えます」などの素敵なシェアをいただき、とても感謝しています。

このマルシェへの出店を通じて、私は「自分のセッションスペースを持ちたい」という新たな目標を持つようになりました。

行動してはじめて、感情が動き、心に響く経験を得られるのだと実感しました。

この小さな一歩が、私にとって大きな一歩となり、これからも自分の心にしたがって進んでいきたいと思います。

土屋愛 記

 

主催者さんと出店者さんたちとともに

 

土屋愛(うらら)プロフィール
オーラソーマプラクティショナー
アートシフトコーチング
ハイパフォーマンスコーチング
HP https://aiyueko.com/