オーラソーマの新しいコース:黒田コマラさんの「オーラソーマ(R)シンプリファイド」

和尚アートユニティで、オーラソーマの新しいコース「オーラソーマ(R)シンプリファイド」のコースがはじまりました。
このコースは、今年3月に開催されたオーラソーマコンファレンスで、イギリス オーラソーマ社の会長マイク・ブース氏が教えたコースですが、日本では、現在は黒田コマラさんのみが教えることのできるコースとして開催されました。
コマラ先生border=”0″ />





昨日からはじまった、黒田コマラさんの「オーラソーマ(R)シンプリファイド」コースは、コマラさん自身が、マイク氏のコースの通訳を務め、さらにマイク氏から託されたコースということもあり、いかにマイク氏の教えを忠実に伝えるかということに配慮した1日でした。
このコースの1日目は、コースの意義と考え方を伝える概論で、2日目と3日目は、それを実際に体験して、実践していくコースになるようです。
このコースを受けるに当たって、私としては、このコースは、なにが「今までと比べると、これは急進的なアプローチ」なのかというところに興味津々でした。
なにごとにも成長曲線というものがあります。
時代も人間も、会社も事業も商品も、すべてのものごとにははじまりがあり、終わりがあり、誕生があれば死が訪れます。
そして、生きているときには変化し、成長があり、衰退があります。
ヴィッキーさんがオーラソーマを誕生させて30年あまり、私が初めてオーラソーマを知って、日本に紹介してから、すでに20年の年月が経っています。
ヴィッキー・ウォールborder=”0″ />








この移り変わりの早い時代において、20年、30年間の年月、同じ製品が同じまま、人から愛されつづけているものは、ほとんどありません。
そのなかで、オーラソーマがこれほど変わることなく愛されつづけているのは、それが人間の精神の根本的なことに関わり、かつそれだけ多くの人々の役に立つものを提供しつづけているからです。
それはなぜなのでしょうか?
それが、このコースを受けるに当たっての私の問題意識でした。
そして、このオーラソーマのシンプリファイドのコースでは、そのことを問いかけ、再確認するコースだということが、昨日の初日の概論を聞いていてわかりました。
私が初めてオーラソーマを知ったころは、まだオーラソーマが成長しはじめのころにあり、ちょうど子どもがよちよち歩きするような感じで、純粋で、フレッシュで、自由で、無邪気な時代でした。
私を含めてオーラソーマに関わる人たちは、主体的に関わり、自分たちのクリエイティビティを発揮し、自分たちでオーラソーマを作り上げていく気概とエネルギーに満ちていました。
その後、オーラソーマは発展し、多くの人々が関わるようになり、現在では膨大な情報が蓄積されてきています。
そうなると、大企業なども同じですが、組織が大きくなり、参加する人たちが多くなり、情報が多くなっていくと、それらの情報を整理し、組織に関わる人たちをまとめるために、多くの規則ができて、学ぶ知識も膨大になってきます。
私が関わりはじめた初期のころの、できたばかりのオーラソーマのレベル1の英語のテキストは、行間がたっぷり空いた、薄っぺらなメモ程度のものだったのが、今ではカラーで、情報がびっしりと詰まった、分厚い立派なテキストになっています。
しかし反面、本来は右脳と左脳の統合であるはずだったオーラソーマのコースの受講生は、たくさんの知識に追われるようになってきています。
さまざまなオーラソーマ関連の本が発行され、インターネットの情報の量もいっぱいです。
そしてオーラソーマ以外にも、さまざまなカラーセラピーのシステムが登場し、時代の移り変わりとともに新しい必要性も生まれてきていました。
オーラソーマが新しい時代の要請を満たすための、新しいイノベーションも求められるようになってきました。
そんななかで誕生したのが、今回の「オーラソーマ(R)シンプリファイド」のコースです。
今回、1日目を受講した私の感想では、このコースは、オーラソーマの再生ないし、新生の可能性を秘めたアプローチとも言うことができるでしょう。
だからといって、そこに新しいことがあるかというと、そういうことではなく、ルネッサンスが古典古代の文化の復興によって起きたように、ヴィッキーさんによってオーラソーマが誕生したその原点に帰るということが主なテーマのようです。
そういう意味では、このコースは、オーラソーマのルネッサンスともいえる流れになる可能性がある教えだと、私個人は受け取りました。
それでは、そのオーラソーマのルネッサンスとなる古典古代の教えとは、なんでしょうか?
それは、オーラソーマの誕生からのストーリーに、秘密の鍵があります。
オーラソーマはヴィッキーさんが意図して計画して作ったものではなく、ヴィッキーさんの瞑想のなかから誕生したものです。
それを作ったヴィッキーさんでさえ、誕生したボトルがなんのためのものかさえわからなかったところ、ボトルに惹かれた人たちが、ボトルを使い、さまざまな驚くべき報告がヴィッキーさんに寄せられたのでした。
つまり、オーラソーマはボトルを使った人々の声からはじまったのです。
そしてヴィッキーさんが、オーラソーマを人々に紹介するときに呼びかける言葉が「自分を思いだしたい人、いらっしゃい」という言葉です。
このようにして、自分を思いだすためにボトルを使った人たちの体験と発見が蓄積されて、今の膨大な知識の体系になっているわけです。
それらの知識と体系は、自分の体験を深めるためであれば貴重な情報源ですが、その知識が自分自身の人生を生きる知恵として活かされなければ無意味です。
自分の人生を生きる知恵は、自分の体験のなかで試行錯誤しながら、自分の内側に問いかけることから生まれていきます。
そこで、この「オーラソーマ(R)シンプリファイド」のコースでは、通常のオーラソーマのコースで教えるような「知識」にアクセスするのではなく、直接オーラソーマが教える「知恵」にアクセスすることを学ぶコースのように思えました。
ヴィッキーさんは、「オーラソーマは古いワインを新しい革袋に入れたもの」として伝えています。
その智恵のエッセンスに、直接アクセスすることを伝えるのが、このコースのようです。
このコースのエッセンスをシンプルに、ひとことで言うとしたら、「自分を呼んでいるボトルが見つかったら、その1本目のボトルを使いなさい」ということです。
そのボトルを使うことで、内なる智恵が活性化され、体験としてわかるようになるからです。
内なる智恵にアクセスすることが、ボトルを使うことで得られます。
その方法を、このコースでは教えているようです。
それは、オーラソーマのソース(源泉)にアクセスする方法ともいえます。
オーラソーマの第一原理は、ヴィッキーさんの言葉「内なるガイドに耳を傾けなさい」ということですが、このコースを受けた感想は、オーラソーマを使うことで「自分を思いだすこと」
内なるガイドにつながるという、オーラソーマのエッセンスを思いだすためのコースだといえます。
知識は他人の体験であり、外側からのものであり、過去の体験の蓄積です。
それはマインドのもので、外側からのものであり、知識に偏れば自分を忘れてしまいます。
そうではなく、オーラソーマは自分を思いださせてくれるシステムであり、自分を愛するものであり、あるがままの自分でいることを大切にするためのツールです。
そのツールの本来の意義が活かされるのは、オーラソーマのボトルを使うことによってです。
オーラソーマのコースの知識がなくても、ボトルを使うことで、自らの智恵にアクセスすることができ、体験としてさまざまなことがわかってきます。
オーラソーマを使わなくても、瞑想でその感覚を得ることができますが、オーラソーマはエネルギー的に内側にアクセスすることをサポートするツールといえるでしょう。
それはオーラソーマ通販サイト「アートビーング」で、ボトルを使った人たちの感想を見ることでもわかります。 http://artbeing.com/aura-soma/
アートビーングのボトルのページに体験談が記載されているので、自分の興味あるボトルの感想を読んでみられるといいかと思います。
たとえば、6番のボトルならこちらです↓ http://artbeing.com/aura-soma/equi/B006.html
これらのオーラソーマの各ボトルの感想は、生の情報であり、現在のオーラソーマの情報は、これまで世界中の人々がボトルを使われた感想のエッセンスが集積されたものということができます。
ですが、それらの情報は、ボトルを使う参考にはなっても、実際のボトルを使った体験にはなりません。
ボトルをつけて体験したことが食物だとすると、そこからの知識や情報は、それらが消化されて栄養となったあとの残りかすのようなものです。
本当の栄養は、そのボトルを使った人のものです。
ですから、シンプリファイドのコースでは、知識や情報にフォーカスするのではなく、実際に自分を思いだすためにボトルを使うということにフォーカスしています。
以前、東京ビッグサイトでオーラソーマのブースを出して、オーラソーマを紹介していた時期がありますが、ブースに来た人たちに聞いてみると「オーラソーマのことは知ってましたが、ボトルを使うとは知りませんでした」と言う人が大半で驚いたことがあります。
「オーラソーマのコンサルテーションを受けたことがある」という人に聞いても「ボトルを使うとは知らなかった」という人までいて、驚きでした。
オーラソーマの最大の特徴は「ボトルは使うために作られている」ということです。
そのために多大な努力を継続してきています。
最近では、シャイアファームのバイオダイナミックの広大な農園がありますが、クリスタルエネルギーや使う水のこと、オリーヴオイル、スクワランオイルや、自然の色を使っていることなど、鉱物界、植物界と自然の色の生きたエネルギーをもたらすために、これほどの努力を傾けているものは他にはありません。
そこが、オーラソーマが他の単なるカラーセラピーとは一線を画するところであり、誰も真似することのできないところです。
オーラソーマは、ボトルを使うことが自分を思いだすツールであり、ボトルを使うことで、自分の内なる智恵にアクセすることができるということ。
そこに、自分自身の尽きることのない可能性に目覚めるツールとしての大いなる可能性があるということに気づかされた一日でした。
かといって、これまでのオーラソーマのコースを学ぶことが意味がないということではありません。
それはバランスです。
オーラソーマを使うことがあって、それをベースにオーラソーマを学ぶことに意義がある、ということを再確認させられるコースでした。
オーラソーマのコースでは、自分個人の体験だけでは得られないさまざまなことを学びます。
それらの知識や知恵を学ぶことは、自分自身の体験をはるかに豊かなものにしてくれます。
しかし、それはベースとなる自分自身の体験があってのことです。
それらの体験がなくて、知識と情報だけでオーラソーマを学んでも、単に頭でっかちの理論を学ぶことになってしまいますが、そういう体験がベースにあれば、オーラソーマのコースを学ぶことも、さらに楽しい体験になっていくでしょう。
今回、参加されたみなさんはティーチャー3までの人たちが半数を占めていました。
「リハビリのために来た」「新しい可能性を広げていきたい」「初心に帰れた」「シンプルで断捨離をしたい」という方たちがいました。
また、オーラソーマのレベル1や2のコースを受けはじめた人たちで、「レベル1は難しかったけれど、このコースを受けて楽しかった」「コースで学んだことを自分のなかに落とし込むことができた」という人たちもいました。
「オーラソーマ(R)シンプリファイド」のコースは、そういうさまざまな人たちの要望に応えることのできるコースであり、これからが楽しみなコースになりそうです。
このコースでの様子は、例によって、スタッフブログ「えつこの部屋」で紹介されています。 http://ameblo.jp/nobara-rose/
次回のコースは9月4日(金)~6日(日)です。 https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=150904-06KK_Syn
尚 記
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 リニューアルコース オーラソーマ(R)シンプリファイド ~オーラソーマコンサルテーションの基本とスキル~ 日程 2015年9月4日(金)~6日(日)全3日間 時間 10:00~17:30(初日のみ11:00~18:00)    ※時間は多少前後することがございます。 会場 東京 品川 費用 72,360円(税込) 定員 30名
講師 黒田コマラ ※ティーチャー・CCC・プラクティショナー更新対応リニューアルコース ※どなたでもご参加いただけます。 申込 
https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=150904-06KK_Syn


Twitterボタン Twitterブログパーツ