西川みゆきさんより≪本来の自分への旅~体験するということ≫

オーラソーマを学んでいる方なら、誰しも一度はラハシャ博士のカウンセリングスキルに興味を持たれたことがあるのではないかと思います。
ラハシャ博士はもともとドクターでしたが、よりホリスティックな観点からヒーリングの研究をするため、東洋医学やカウンセリング、タントラなど、さまざまなセラピーや瞑想について、さらなる研究を深めて今に至ります。
そして、オーラソーマの初期のティーチャーであるヌラの最愛のパートナーであり、ベストカップルと言われた二人です。
二人がどのようにして関係性を築いていたのか? そのような秘密も、このハートからのカウンセリングスキルのエッセンスとしてあるように思います。
ラハシャ博士のいる空間は、とにかく温かくて、すべてがオッケー(受容)のエネルギーのなかにあります。
そして、カウンセラーとして「どのような在り方であることが重要か」を学んでいきます。
その愛にあふれたスペースのなかで、人が抱えてきた苦しみや怒り、嫉妬などの感情を、自らの気づきによって解放していくことへと誘います。
本人が体験して気づいていく・・・そのことが、もっとも大きな変容の可能性を秘めているでしょう。
これらの基礎的なスキルとカウンセラーの在り方は、コンサルテーションにおいても大いに役立ちます。
今年も、4月29日(祝水)~5月4日(祝月) に横浜で開催されます。 https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=160429-0504Ra_CS_f
カウンセリングスキルは、レベル4の要件である36時間のコースに該当します。
オーラソーマ履修生でなくても、どなたでも参加できますので、ぜひ、年に一度の機会にご参加くださいね。
それでは、西川みゆきさんより≪本来の自分への旅~体験するということ≫を、どうぞお楽しみください。
えつこ 記
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ラハシャの「ハートからのカウンセリングスキル」を受講したのは2006年のことでした。
その後、オーラソーマの学びとは離れてしまいましたが、自分のためにボトルワークだけは続けていました。
2013年10月から「ハートからのカウンセリングスキル ティーチャーコース」がスタートするという案内をいただき、1年半のプログラムパート1~3、全18日間のコースの受講を迷いなく決めることができたのは、私のなかに、ずっとラハシャから学んだカウンセリングスキルが息づいているという感覚があったからです。
私は、子育てに関わる親子カウンセリングを仕事としているのですが、カウンセリングスキルでは、カウンセラーとしてクライアント(セッションには親子で来てもらいますが、クライアントは主に親ということになります)とどう向きあうか、クライアントの前で、どんな自分でいることが必要なのか、そんなことを学んだ気がしていました。
ハートで聴くとはどういうことか、クライアントが開くにはカウンセラーがどのような状態でいることが大切なのか・・・。
それだけでもとても役に立ってはいましたが、ティーチャーコースを受講してからは、「ハートからのカウンセリングスキル」で学んだことは、実はもっともっと深かかったのだということを知ることになりました。
私たちは、外側に旅をしたがる。
自分とはこんな人間だと感じていることに嫌気がさしていて、このままの自分ではダメだ、本当はもっと、こんな人になりたいのに・・・と、長年思い込んできた。
そして、自分探しの旅と言いながら、答えを常に外側に求めている。
西川さん1
ラハシャのカウンセリングスキルコースでは、私たちはどこかへ行く必要はないと気づかされます。
そして、自分の内側への旅をはじめることと、すべては自分の内側に在ったという気づきに、やさしく招待されます。
なにかになる必要などない私たち、なのに、なぜ、すべてを持っているはずの本来の自分を忘れたのか? なぜ、自分を思いだすのが困難なのか? それらを体験とともに理解していく6日間のすばらしいコースが、日本でも提供されているのは、ほんとうにすばらしいことです。
2006年に受講したときのことは、今でも思いだすことができます。
コース1日目、最初のトピックで、誰ひとり知った人がいない30数名のなかで、私は頭が痛くなるほど泣きました。
ある意味、孤独でしたが(ひとりで泣いているのですから)、でも一方で深いヒーリングのなかにいた気もします。
なぜ、人は傷ついているのか、ラハシャの話す誕生からのストーリーを、あのとき私は、ハートのまんなかで衝撃的に受け止めていました。
このトピックを聴くために、このコースに参加したのではないか・・・そう思ったくらいです。
私はそれまで、自分の繊細さや生きづらさを、もてあましていました。
オーラソーマに出会って、その繊細さを抱きしめたり、保護することを知ったりもしましたが、抱きしめる方法や保護する方法を知っただけだと、このコースを体験してわかりました。
こうすれば、繊細さを受けとめたように感じられる・・・私は、自分を保護したと思えるという方法を試していたに過ぎないと感じたのです。
このトピックで、誕生のとき、すでに私は(誰でも人は)、ズタズタに傷ついていたのだと実感することができました。
そして、長いお産で母を傷つけてしまったという思い、3人の子どもを出産したときの自然分娩へのこだわりや、子どもが生まれたいように生まれることができるためのサポートへのこだわり、さらに、その後、子育ての初期の母子を支える仕事に就いていることなど、出産に関わるすべての思いは、この傷から来ていると、深く納得がいきました。
話を聴きながら自分が再び生まれた、そんな感覚もありました。
生まれ出る、そのときのことをリアルに体験した気がして、そのときの感情をごまかさずに、頭で理解しようともいっさいせずに、ただただ体験に身をまかせて涙が流れるにまかせました。
そのプロセスによって、今の立ち位置が変わったようでした。
頭で理解することと体験して気づくこととの間には、こんなにも大きな違いがあるということも知りました。
西川さん2
ラハシャのコースでは、エクササイズがたくさんあります。
頭での理解ではなく、体験によって、自分の内側からやってくる気づきは、どれもパワフルです。
体験すること、これこそが自分の内側への旅であり、もともとすべては自分の内側に在ったという発見の道筋でもあります。
カウンセラーは、クライアントが体験することをサポートできるか、クライアントが安心して体験できるスペースで在ることができるか・・・自分(誰しも)が、かぎりない愛のスペースで在ることをラハシャから学べたことに感謝しています。
そして、このすばらしいスキルを、自分なりの形で、この春からシェアしていこうと思っているところです。
多くの人に、ラハシャの「ハートからのカウンセリングスキルコース」を受講してもらえたらと願っています。
Peace&Love.
西川みゆき 記

西川さん3
Sadaya(西川みゆき) プロフィール
栃木県小山市自宅サロン Peaceful Heart 主宰 日本抱っこ法協会副会長・公認ホルダー
親子の心身ともに健全な子育てを広めるべく活動中。 親子の心に寄り添い、心の納得する瞬間、心と心がつながる瞬間を提供する。 個人セッションを通して、ママたちに『心がつながると育児は楽しい』という体験を伝えている。 その他、日本抱っこ法協会研修講師を担当。 幼稚園、小中学校、育児の会などで親向けの子育て講演会や、助産 師、幼稚園職員に向けての教育講演や子育て支援者の育成活動もしている。

人気講演・講座 「叱り方としつけのコツ」 「きょうだいを育てる」 「入園・入学にあたっての子どもの心のケア」 「卒乳講座」 「はぐmamaさぽーたー・ベーシック・アドバンス講座」 ・・・などがある。
スケジュールはブログにて随時アップ中。  ブログ http://ameblo.jp/peaceful-ful/ お問合せ peacefulheart@onyx.ocn.ne.jp
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