江尻貴美子さんのアストロロジーとオーラソーマ~うお座編

春一番も到来し、だんだんと寒暖の揺らぎが大きい時期に入ってきました。
薄いフリース1枚になれたかと思えば、翌日(出張先の鳥取では)すごい雪。
この不安定な気温を感じると、天のひと巡りも、いよいよ最終コーナーをまわったなと思う、今日このごろです。
今日、太陽は12星座のファイナル、うお座に入りました。
うお座
うお座は、スピリチュアリティ豊かなエネルギーを持っています。
潜在意識、ワンネス、源・・・いろいろな表現を私たちは耳にしますね。
すべての土台であり、すべての背後にあるもの。
ふだんは決して目に見えるものではありませんが、意識的になる(光を当てる)と、その壮大さに圧倒されてしまうのです。
うお座は「個」として持っているすべてを手放し、「個」を超えていくステージです。
水の星座のテーマは、ハートからスピリチュアルへ
うお座は3つある水の星座のファイナルでもあります。
最初の水の星座は、寄せては返す波間を動くカニ。
一瞬たりともまったく同じように現れることはない波=感情です。
次のさそり座では、その背後にあるものを垂直方向に深~く辿っていき、その感情を連れてくるものそのものに光が当たり、本質に触れると同時に、容赦のない手放しを鮮やかに経験していくのです。
すべてを手放し、自分が「個」であることすら手放し、大いなる源に存在のすべてを委ねる。
その柔らかさ、その安らかさ、その心地よさが、私たちが最後に迎える、うお座のエネルギーなのですね。
手放すが故の安らかさ。
あたかも、ヴィッキー女史が対応された、「B3 ハートボトル/アトランティアン」(ブルー/グリーン)のようです。
B003 Atlantean / Heart bottle
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B003.html
確固たるものをよしとする物質的な世界では、なんの根拠もない、実態もない、マインドで認識できる形もない、うお座のこのステージが「不安定」と表現されることもしばしば。
形取る「枠」や「境界線」が、そもそも存在しないこのステージは、もともと、ゆらゆらゆらゆらホログラムのように揺れているのです。
まるでスポーツ選手が守備をとるとき、カチンカチンに固まって守っている選手はいませんよね。
瞬発的に、どうとでも動けるように、ゆらゆら身体を揺らしています。
すべての/無限の可能性を一瞬一瞬、どうとでも権限できるように。
「次」を生みだすエネルギーは、実はとっても熱感が高いのですね。
フルスペクトル対応のマジェンタが、ブルーよりもレッドが多いのも、とても納得できます。
うお座的な12ハウスは、次なる大きなステージ、次なる一巡のために、しっかり土壌を整えるステージでもあります。
土壌というのは、決して目に見えるものではなく、その場で、すぐ派手な結果も顕現も出てくるものではなく、むしろ、見通しがまったくない、魑魅魍魎とした暗がりの世界。(土壌ですから)
すべてはその土壌から芽生え、幹を太くし、花を咲かせていくのです。
すべてのこだわりを解放し、 自らの存在の根拠となるものすべてを手放し、 その実たる大いなる源の無限の可能性に自らを開き、 そこに他の存在と同じように、「ただただ存在する」自分を感じていくのです。
ただただ揺らぎのなかで漂う小さな個。
取るに足らないとスルーしてしまいそうな瞬間瞬間こそが、「ただ存在する」の極みであり、その一瞬一瞬に起こる小さな出来事を丁寧に受けとっていくことが、全のなかの個なのです。

ニューイーオンタロットに対応するのは「B18 エジプシャンボトル1/ターニングタイド」イエロー/ヴァイオレット)
B018 Egyptian Bottte I / Turning Tide
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B018.html
ターニングタイドとは「潮の変わり目」、過渡期なのです。 終わりとはじまりの間で、うつろうエネルギー。
状態がいったん不安定になる過渡期には、誰もが先行きの見えなさに不安な気持ちになりますよね。
混乱(イエロー)もするでしょう。
私たちは、どうしても早く「次の定着」に入りたい、早く目に見える形にしていきたいと思ってしまいがちですが、うお座は、反対側の星座である、おとめ座同様、表舞台には見えないエネルギーです。
うお座的な12ハウスにいる間は、その表に出ない「潜り込み」たる土壌を、どれだけしっかり整えるか・蓄えるかに、その意義が置かれているのです。
表面的なスタートや形にすることよりも、その奥にある深みを見つめることが、これからはじまるなにかを支える、しっかりした豊かな土壌となっていくのですね。
「B96 大天使ラファエル」(ロイヤルブルー/ロイヤルブルー)
B096 The Archangel Rapael
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B096.html
「B18 エジプシャンボトル1/ターニングタイド」のリターンジャーニーです。

話を元に戻しましょう。
まずは「ただ存在しているだけの存在」が「自分」なのだというところから、すべてのスタートのスタートがスタートするのです。
無限大は無限小となんら違いがないのかもしれません。
「私」という無限小の「個」と無限大である「源」は、まるで一本のひねりの入った紐(メビウスの輪)のよう。
メビウス
正反対のものでも、どちらがスゴいと かいうものでもないのでしょう。
無限の大(天)とともにあり、それと同時に、無限の小(個)が、顕現されているのを知る世界。
大いなる源からの流れすべてを、 無限小、本当にささやかな仕草ひとつにまで、 流れきっていることを知る世界でもあるのでしょう。
フルスペクトルに対応するマジェンタは、「小さきものにも愛を込める」そんなテーマがあります。
すべての瞬間に、全然華々しくないと思ってしまうような時期でさえも、源からの恩寵が「そういう形で」届いているのです。
それがそのままで光であり、愛であり、すばらしい輝きであるのですね。
苦しいときも、パッとしないときも、次のステージの幕が上がる前の真っ暗けっけな時期さえも。
どんなときでも、すべてが輝きの体験であり、恩寵なのにもかかわらず、必要以上にがんばらなくっちゃ、認められたい、存在することにマインドでわかりやすい意味を持ちたい・・・
私たちはそう思ってしまいがちです。
私たちは「ただあることそのもの」 の存在なだけだと、その大いなる源のホログラムなのだと知ったとき、
狙わず、気負わず、ありのまま、本能のまま、魂のまま・・・個の存在として、源のすべての可能性を携えて、
また次のひと巡りのスタートである「I am」おひつじ座の意識へと元気に飛びだしていくのでしょう☆
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† Psyche †(プシュケ) 江尻貴美子(えじり きみこ) プロフィール http://psyche-as.com/profile.htm
英国オーラソーマ社公認ティーチャー(レベル2) 日本心理学会 認定心理士 日本トランスパーソナル心理学会会員 米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー タロット歴25年以上、占星術歴10年以上 HP http://psyche-as.com/as_soge.htm Blog http://ameblo.jp/ayura-psyche/
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 オンゴーイングエデュケーションデイ(シェアリングデー) オーラソーマとアストロロジー 日程 2016年3月5日(土) 会場 千葉県松戸市 プシュケ(北松戸駅徒歩2分) お問合せ 090-1665-9519/info@psyche-as.com
その他のスケジュールはこちら。 http://psyche-as.com
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