「カウンセリングスキル~ハートからのカウンセリング~」ラハシャ博士からのメッセージ

人生の日常で起きるほとんどの問題は、お金か出来事か人間関係の問題です。
そして人間関係でのいちばんの問題は、男と女の人間関係でしょう。
恋人との関係、夫婦の関係、親子関係での父親と娘、母親と息子の関係。
それらの関係性の根っこはなにか、ということを突き詰めると、そこには内なる男性性と女性性の問題があります。
男性は男性で、女性は女性だと思われているかもしれませんが、男性にも内側には女性性があり、女性にも内側には男性性があるというのは、インナーチャイルドという概念などと同様に、現代の心理学では一般に認められている考えになってきています。
実際に、その内なる男性性、女性性を探求し、感じられるようになると、まさに、自分の内なる男性性と女性性の関係が、そのまま外側の男性や女性との関係性に反映されていることに気づいて驚きます。
外側での男と女の関係は、まさに、その人の内なる男性性と女性性の鏡として映しだされているのだという理解に至ります。
ですから、外側での男と女の関係を良くしようと思えば、まず、内なる男性性と女性性との関係性を見ていくことが大切になっていきます。
今回、オーストラリアのバイロンベイにあるラハシャ邸の敷地にある、プール付きのグループルームで、「愛と関係性」の5日間のコースが開催されていました。
このコースは、「ハートからのカウンセリング」の番外編として開催されました。
カウンセリングのテーマの多くは関係性の問題ですが、「ハートからのカウンセリング」では、6日間のコースのうち2日間しか、その問題については学ぶことができません。
そこで、関係性のテーマについてさらに深めていくためのコースを開催し、今回の内なる男性性と女性性を探求するコースは、そのパート3となるものでした。
今回の「愛と関係性」のコースでは、それぞれの参加者にとって、これまでの自分の人生の人間関係についての洞察を得られる機会となったようで、内なる女性性も開花していく姿は、とても美しいものがありました。
オーストラリアでの参加者も含めて10人ほどの小さなグループでしたが、それだけに、それぞれのプロセスの深まりもあって、とてもいいコースとなりました。
それはともかく、ラハシャのコースにあっては、それらの男性と女性の関係をさらに深くつきつめたところの理解をベースにしています。
ラハシャのコースについて、ラハシャ自らに語っていただきましょう。
ラハシャ・クラフト博士
「私の職歴は、肉体の病気を持つ患者を治療する医者としてはじまりました。
1980年以降、私は瞑想と組み合わせた多くの療法テクニックを学び、スピリチュアルなセラピストになりました。
1999年、悟りの一瞥を得て、私の現実認識が変化し、人々に自分の本質を思いださせる霊的教師となりました。
私の医者としての経験とセラピーを教えていたバックグラウンドは、人々や探求者たちが自分の人生の出来事に自己同一することから、その人の注意を輝く存在の広大なスペースへと移す手助けをするための、すばらしい基盤となりました。
その移動は、つねに恐怖から愛へ、分離から一体性へ、疑いから信頼へ、束縛から自由へと意識が移ります。
究極的には、私がガイドしているコースは「私は誰か?」という、私たちの永遠の真実を発見するための、もうひとつの扉を提供するものです。
それらの真実は、以下のいくつかの言葉で表すことができます。
気づきは存在するもののすべてです。 愛は存在するもののすべてです。 意識は存在するもののすべてです。 神性は存在するもののすべてです。 分離したエゴは実際には存在しません。 「私」(I AM)は存在するもののすべてです。
この単純な真実を、どのようにして日々の生活のなかで生きていけばいいのでしょうか? 
それは、いつでも思いだしたときに、自分の注意を「人生の出来事の内容物」(contents)から、その出来事が生じている容器(container)へ、対象物(Object)から主体(Subject)へ、結果(Outcome)からその結果を生じさせている内なる源泉(Source)へと移動することです。
真実は単純です。
生は、あるがままを生きることのなかにあります。
自分がどんな状況のなかにあっても、そこが自分のいるべき場所であり、その状況が、私たちが学び、成長する場所なのです。
強迫観念ともいえる、私たちの変化することの必要性や、あるがままの現実を受け入れたくないという内面の気持ちは、私たちを分裂させ、分離したままにします。
私たちは内なる葛藤と苦闘のなかで自分のエネルギーを失い、また外側の世界は、私たちの内面の葛藤の反映になります。
そうなるとエゴは幸福です。 なぜなら、エゴは「私」が存在していると感じるからです。
エゴは、「私」は他者と分離して存在していると言います。 しかしそうなると、私たちの存在は不幸になるのです。
変化は、変化しようとする企てによってではなく、すべての内なる葛藤が溶けるのを許すことによって起こります。
私たちの人生のあらゆる体験は扉です。 ──私たちの苦しみや痛みも、また最も不幸な瞬間でさえも扉となります。
私のワークは、体験という私たちの扉を開けたままにしておき、体験していることそのものに、ふたたび目覚めるということの深い理解を提供します。
私のワークのすべての側面に共通する基本的な理解は、以下のとおりです。
意識はひとつであり、意識だけが存在しているもののすべてであり、本来の自分のすべてに対して、その光を内側から輝かせている。
その光が人生のなかで、それ自身を表現するとき、その光は断片化して、虹のように多くの波動と色彩として現れます。
その虹の、それぞれの色を通じて、私たちは内なる光を思いだすことができるのです。
人生のそれぞれの体験を通じて、私たちはその背景にある「一体性の意識」を認識でき、平安と愛と原因のない喜びに開くことができるのです。
生命の、これらの異なる側面を描写するのに、チャクラ・システムがすばらしいマップであるのは、チャクラがこの生涯で、私たちが体験する多様な波動と世界を象徴するからです。
私たちが活動的であればあるほど、ますます私たちの存在は元気に溢れ、ますます多くの愛と喜びが私 たちから輝きだして、他の人々を癒やすことになります。
多くのコースのなかで、私は直接ないし間接に7つのチャクラに言及します。
それは純粋、かつ無条件の受容と愛である気づきそのものの、燦然と輝く広大な開放性のなかで体験し、知覚し、感じるための戸口となるからです。
今年4月29日から5月4日まで、私は日本で「ハートからのカウンセリング~人々とともに在ることのアート」を教えます。
そして私は、みなさんがこれらのユニークで変容力に富む6日間に参加なさるよう心からお勧めします。
それは、あなたが自分自身の人生の舵取りをし、また、他の人々が人生の日 々のハードルを克服するのを助けるための主要な鍵となることでしょう」

カウンセリングと他のコースの詳細については、以下のURLをご参照ください。 https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=160429-0504Ra_CS_f
尚 記
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 カウンセリングスキル~ハートからのカウンセリング~ 日程 2016年4月29日(祝水)~5月4日(祝月) 全6日間 時間 10:00~17:30(初日のみ11:00~18:00) 会場 神奈川 横浜 費用 162,000円(参加費、テキスト、修了証、通訳、税込) ※早割/152,000円(3月28日(月)までにお申込・お振込完了の場合) 定員 30名 講師 ラハシャ・クラフト博士 ※どなたでもご参加いただけます。 ※このコースはオーラソーマアカデミーAS I ACT認定のレベル4の要件である36時間のコースに該当します。 申込 https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=160429-0504Ra_CS_f ※ラハシャが語る「カウンセリングスキル」(動画)はこちらからご覧いただけます。 http://aura-soma.jp/presentation/counseling.html
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