ポマンダーの日常の中での使い方

ポマンダーの日常の中での使い方
「ヌラのインタビュー」より      ヌラ・クラフト
       マイク・ブース氏が語るオーラソーマの哲学に「あなたは自分でないものを使いつくすことはできず、あなたが使ってしまえるのは自分であるものだけなのです」という言葉があります。
ちょっといちど聞いただけでは、意味がはっきりしないかもしれません。(^^;)
普通なら、その逆じゃないかと思ってしまうからです。
自分はいくら使っても使い尽くせない、だってそれが自分だから、というのならわかるような気もします。
でも、この言葉でマイクが語っているのは、そういうことではなさそうです。
つまり、これは現象世界における“生き物”としての「自分」のことを言っているのでしょうね。
現象世界全体は、どこまでいっても形を変えながら滅びることはない。
しかし、その現象世界のなかで個々の生命体(個人)として現れている“自分”は、もちろん、寿命が尽きたら滅びます。
そのことを自分の命を「使い尽くした」とも言えるでしょう。
だから、個々の生命体は“使い尽くされる”わけです。
しかし、オーラソーマの哲学としてマイクが語る「あなたは自分でないものを使いつくすことはできません」という言葉には、もう少し別の意味もあるようです。
それは、あなたがギフトとしてもっている“天賦の才”は、現象世界のある分野に関するあなた独自の繊細な感受性だから、その能力を発揮させるには、他の人たちが必要とする以上に、そのギフトに関連する独自の栄養やエネルギーが必要になる、というような意味合いです。
つまり、あなたがあなたらしく生きると、必ずある種の栄養やエネルギーが“使い尽くされ”てしまう。
だから、あなたがあなたらしく生きるためには、あなたのギフト(天賦の才)に関連する栄養やエネルギーを補わなくてはならないのです、というニュアンスです。
このように理解すればマイクの言葉の意味は分かりますし、実際にそうなのだろうと思えてきます。
また、個々人のギフト(天賦の才)は生涯を通じて簡単に変化するようなものではないと思われるので、つねに同じ栄養やエネルギーが“使い尽くされ”てしまう傾向にあるでしょうね。
今回は、今年亡くなられたヌラ・クラフトがポマンダーの使い方について質問されて答えた言葉は、いかにもこのオーラソーマの哲学を裏書きするものでした。
では、「ヌラのインタビュー」から、そのあたりに関連する部分をご紹介しましょう。
       —————————————————————— 日常の中での使い方
武藤 さっきポマンダーを使う話が出ましたが、日常の中でどんな      ふうにオーラソーマを使っていらっしゃるんですか?      また、何かおすすめの使い方があったら教えてください。
ヌラ 一番良いのは、リーディングの中で選んだボトルによって決まってくるポマンダーで、自分自身にとってとても役立ってくれるでしょう。 私たちはそれぞれユニークな存在で、ユニークな花なので、それぞれユニークな種を内に持っています。 その種が大きくなるのには、それぞれに適した温度、太陽、雨、土壌等々いろいろな条件があります。 リーディングの中で選んだポマンダーがあなたを最もサポートしてくれるポマンダーになると思います。 そしてそれは、あなたが使いたいと思えばいつでも使うことができ、愛や意識をもたらしてくれますし、ネガティヴな環境から守ってくれます。 キルリアン写真というのがあるんですが、ポマンダーを使う前と使った後の写真では全く違っています。 ポマンダーを使ったあとの写真は全体に写っていて、エネルギーや電磁場で保護されている感じです。 自分のポマンダーがあったとしても、全部で14種類のポマンダーがあるので、何か他のものを使いたいときは他の色を選ぶことができます。 ポマンダーのミニチュアヴァージョンのプレゼンテーションセットというのがあるんですが、それでしたらその時々の特別な目的で使うことができます。 が、一般的には一つのポマンダーをずっと続けて使うことが勧められています。 オーラソーマはもっと健康的に、もっと完全になるための魂の薬のようなものですね。
        『リビング・エナジー』Vol.2(p57)

——————————————————————–
なるほど。
「一般的には一つのポマンダーをずっと続けて使うことが勧められています」……。
現象世界における個々の生き物として考えれば、私たちの長所も弱点も、一生を通じて簡単には変化しないでしょうね。
そうならば、個人としての私たちが必要とする栄養やエネルギーも、また特に必要とする保護のタイプも一生を通じて変わらないのかもしれませんね。
pari 記
※ヌラのオーラソーマポマンダーの使い方はこちらで見ることができます。 http://aura-soma.jp/presentation/pomander_by_nura.html

Twitterボタン Twitterブログパーツ