https://artbeing.com/aura-soma/equi/B040.html
(レッド/ゴールド シェイクすると:レッド)
メインテーマ:自己覚醒と自己を知る
アファメーション:私は人生に「イエス」と言います。
ヴィッキーさんのキーワード:
自己知を見いだすためのエネルギー──発展性のある活動
生命の木に対応するタロットカードは
「カップのページ(Page of Cups)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B040.html
今週は、B40 I am(アイ・アム)ボトル。
上がレッドで下がゴールド。
シェイクするとレッドと書いてありますが、これはどちらかと言え
ばコーラルからオレンジに近い色になります。
ヴィッキーさんがつけた名前ですが、それはある女性歯科医が、そ
のボトルをそういう名前で読んでいたからだとか。
でも、英語で「I am」というと、キリストのことだったり、神のこ
とだったりします。
それは、聖書に「I am that I am」(アイ・アム・ザット・アイ・
アム)という言葉があり、それに基づいています。
デカルトに「我思う、ゆえに我あり」という言葉がありますが、こ
の「アイ・アム・ザット・アイ・アム」は言ってみれば、「私は在
る。ゆえに私は在る」とでもいうべき言葉で、神様にしかいえない
ような言葉ですよね。
でも実は、それはあなたのことなのです。というのが、このボトル
の言おうとしていることでもあるのです。
では、これからそれを証明しましょう。
このボトルのメインテーマは「自己覚醒と自己を知る」と書かれて
います。
このボトルの色は上がレッドですが、レッドには「覚醒のエネルギ
ー」という意味があり、『自己覚醒』は、このレッドで表されてい
ます。
キリストのボトル(B55)もレッドがあるので、レッドの「自己
覚醒」はキリスト意識とも言えるかもしれません。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B055.html
メインテーマの「自己を知る」というのは、ゴールドの色で表され
ています。
ゴールドはチャクラの位置でいうと、ちょうどおへその辺りで、自
分の中心、自己の中心でもあります。
それはつまり「自己を知る」ということを表します。
ゴールドはオーラソーマの特殊用語(専門語)では、インカーネシ
ョナルスターというふうに呼ばれているところで、魂の色があると
ころでもあります。
つまり、それこそ“I am”「アイ・アム」(私は在る)とでもいう
べきところなのです。
普通「私は在る」というと、とてもエゴイスティックな感じで、利
己主義、わがままな感じがしますよね。
でもそれは、この「私」というのは、小さな「私」なのか、大いな
る「私」なのかの違いによって180度意味が異なってきます。
オーラソーマでは、ブルーでは「汝の意思がなされる」という言葉
があり、ここでいう「汝」というのは、イエローの小さなエゴの意
志とは違って、大いなる汝としての「私」なのです。
ですから「汝の意思がなされる」とは、大いなる存在(宇宙)の意
思がなされるという意味であり、小さな「私」、小さなエゴとして
の意志がなされるという意味ではなくなります。
ですから、ここで“I am”(私は在る)という場合の「私」は、小
さなエゴとしての私ではなく、大いなる存在としての私で在る、と
いうことになります。
いわゆる「個性化のプロセス」(自己実現のプロセスとも言われま
す)では、頭頂の上に位置するマゼンタのソウルスター、つまり大
いなる意思としての私が決めた人生計画(ブループリント)を、こ
の世の人生で自己実現していこうというのが、このゴールドのイン
カーネショナルスターとなるのですが、それをレッドのエネルギー
でグランディングしていこうというのが、このボトルの意味になり
ます。
それが、ヴィッキーさんのキーワードでいう「自己知を見いだすた
めのエネルギー」という意味になります。
つまり、このボトルのゴールドとレッドの意味は、ゴールドの自己
知を見いだすための、レッドのエネルギー、ということになるので
す。
そのようにして、自己を知るに到った者は「I am、私は在る。私は
全体とひとつだ」ということを宣言することができるのです。
なぜなら「自己」というのは、存在と分離した小さなエゴではなく、
全存在とひとつである「自己」にほかならないからです。
その「自己を知る」ことが、ゴールドの「自己知」なのです。
では、タロットでは、それはどのように表れているのでしょうか?
B40の生命の木に対応するタロットカードは、「カップのページ
(Page of Cups)」です。
例によって「カードを拡大」というところをクリックすると、タロ
ットカードが画面に大きく見ることができます。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B040.html
「カップは水のシンボルで、存在における感情の側面を表していま
す」
この言葉は「直感のタロット」というマンガラの本に書いてある言
葉です。
マンガラからタロットや数秘を学んだことのある方が、このメルマ
ガの読者のなかにもおられると思いますので、ここでお知らせがあ
ります。
私も20年ほど昔、ごく初期のころに彼女を日本に招待して、日本
でのタロットコースをオーガナイズしたことがあります。
そのマンガラが先週10月9日早朝永眠されましたことを、ここに
お知らせしておきます。
彼女の記事は、ここにあります。
写真のところをクリックすると、彼女の生前の写真を見ることもで
きます。
マンガラのご冥福を祈り致します。
http://www.oshonews.com/2012/10/mangala/
マンガラの「直観のタロット」は、クロウリーのトートタロットに
ついての解説ですが、タロットを理解する上でとても参考になりま
す。
それはともかく、オーラソーマのタロットに話を戻します。
Page (小姓)というのは、騎士見習いの青年のようなイメージです。
まだ感情的には未熟で、夢見がちな青年といった感じです。
青年は、ヘッドバンドに愛のヴィーナスのシンボルであるホタテ貝
のような貝殻をつけて、光り輝く赤いロータスを見ています。
ロータスは意識の開花を意味するので、「自己の覚醒」を夢見てい
るのかもしれません。
タロットに描かれているのは、赤いバラの花ではなく赤いロータス
ですが、ロータスは愛をも意味するので、情熱的な愛を夢見ている
のかもしれません。
赤いチョッキ(ベスト)には、魚のシンボルが描かれ、ロータスが
咲いている柱状の水槽のなかにも魚が泳いでいます。
水槽は柱のような形をしていて、これはカバラの生命の樹の真ん中
の柱を表しています。
ペイジは生命の木のマルクトのスフェアに位置し、グランディング
を表しています。
ウエイトのライダーデックのタロットでは、青年が手にしたカップ
(聖杯)から魚が顔を出していて、ウエイト博士によると「これは、
心のなかの光景が形となったもの」だそうで、そういう魚のシンボ
ルがここにも使われていると見ることもできます。
あるいは、カップの水のシンボルとして魚が描かれていると見るこ
ともできます。
また、魚はキリストのシンボルと見なされることもあります。
そういう意味では、青年は「私はキリスト意識である」(I am)と
宣言しているとも取れます。
ゴールドの自己知を得ることによって、誰もが「I am」と宣言する
ことができるのです。
背後に滝が流れていますが、感情の流れを表しているのでしょう。
また、青年の背後には赤い色の海が広がっています。
普通、海は青い色ですが、ここではレッドになっています。
海は大いなる意識の海を表し、レッドはその大いなる意識に目覚め
ていくエネルギーを表しているのでしょうか。
レッドとゴールドの渦巻きは、ちょうどアンドロメダ星雲の渦巻き
のように、そこから何かが創造されて顕われてくるような感じがし
ますね。
みなさんは、このタロットのイメージとボトルの色からどういうメ
ッセージを受け取られるでしょうか?
えたに 記
☆B40 I am(アイ・アム)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。