伊藤アジータさんの≪2020年、数秘が教えるあなたへのメッセージ≫

新年おめでとうございます。

今年もまた、こうして新年のメッセージをお届けできるのを、ほんとうに嬉しく思います。

いよいよ2020年という大台に乗った今年、なにか節目の年になりそうな気がします。

2020年の「宇宙周期数」は2+0+2+0=4。

四角四面な4は、古代から物質のシンボルであり、大地や自然・・・この目に見える現実の世界を表す数として知られています。

私たちの存在にあっては、身体はまさに4のエネルギー。

意識的に身体のケアをすること、身体が本来持っているくつろぎと喜びの感覚につながることは、毎日を生きる上で、大きな滋養となるでしょう。

物事に形を与える、土台を築く、枠組みを作るなどの行為が得意な4のエネルギーですが、2020年は22/4という、より高次な可能性を持ったマスターナンバーとして見ることも可能です。

22は「マスタービルダー」と呼ばれ、直感によって高次元のアイデアをこの地上に降ろし、現実化する能力を持った数。

その可能性は、この惑星が調和した環境へと移行するための、大いなる希望と言えるかもしれません。

けれども、この高次な可能性を実現するためには、まずは4のエネルギーをマスターすることが必須です。

そのために意識する必要があるのが、4のもうひとつの大切な側面・・・「在る(being)」こと。

自然のなかに行くとホッとするのは、木や山や海が、ただあるがままに「在る」から。

自身の存在にくつろぐこと、大地にしっかりと根づくこと・・・それこそがじつは、いくらたくさんのお金や物を集めても得られない、内なる安心感を与えてくれます。

私は私のままでいい。自分は大地に祝福され、育まれているという安心感です。

もしも、私たちがそうした生来の安心感とつながることができれば、行為の質もおのずから変わり、「すること」「在ること」の間に、バランスが生まれることでしょう。

けれども、私たちの意識はどうしても、目に見える行為「する(doing)」ばかりに向かいがち。

そして社会では、どんな結果を出すのか、なにを「する」かが強調されています。

どれだけたくさん手に入れたか、ということが人の価値を決める、というように。

ですから私たちはなんとなく、なにもしないよりは、なにかした方がいいとばかりに、あちらこちらへと忙しく駆け回るわけですが・・・その結果、私たちのこの大切な住まい・地球の環境破壊は、年を追うごとに深刻化し、すでに危機的な状況に陥ってしまっています。

そんななかで、あるがままに「在る」こと、大きなつながりのなかで生かされているという奇跡に意識を向けること─

今年の可能性、調和と喜びに満ちた創造の鍵を握っているのは、私たち一人ひとりです。

☆彡

さらに言えば、4という数は、日本語では発音から「死」をイメージするために嫌われてきました。

みなさんも新年早々、死の話なんてと思うかもしれませんが、私たちの死亡率は100%、誰もが避けることのできない現実です。

そしてほとんどの人が、もっと生きたいように生きればよかった、という後悔を残して亡くなっていく現実を見たとき、まだ時間の余裕のあるうちに、優先させたいことをはっきりさせておくことが、知性的な生き方だと言えると思うのです。

そして、ほんの少しものごとを深く見てみれば、永遠に死なない人生の方が怖い、とわかるかもしれません。

素晴らしい映画や物語には、じつは必ずと言っていいほど死の影があり、それが、生の意味を際立たせています。

死はじつは、私たちが深みのある人生を生きることを助けてくれる、友人のような存在なのです。

ゆったりとした時間が流れるお正月、人生を見直す機会になればいいですね。

No.4のオーラソーマのボトルは、「サンライトボトル」(イエロー/ゴールド)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B004.html

タロットカードでは「エンペラー(皇帝)」


https://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B004.html

自身の深みにある知恵とつながり、自分自身のパワーと権威から生きる。

それこそが、喜びに満ちた人生を創造する鍵です。

今年のエネルギーが、私たちの内なる自然・外なる自然との結びつきを深め、すでにそこにある豊かさを受け取る助けとなりますように!

☆彡

それでは、個人としてのあなたの2020年のテーマをのぞいてみましょう。

それを教えてくれるのが、「個人周期数」です。

今年は少し趣向を変えて、周期数ごとにタロットカードとオーラソーマのボトルからメッセージを受け取り、お届けいたします。

あなたの「個人周期数」を出すには、誕生日の月と日を足し、もし2桁になれば、さらにその2つの数字をバラバラにして足し、1桁にしてください。

これはあなたの無意識のパターンを表す「条件づけの数」と呼ばれる数ですが、「個人周期数」を出すには、この「条件づけの数」に今年の数「4」を足します。

もし2桁になれば、やはりバラバラにして足して1桁にしてください。

さあ、あなたの「個人周期数」を見る準備ができました。

〇個人周期1・・・9年周期のはじまりの年、種まきの年。

今年まいた種が、9年後の実りをもたらします。

あなたのタロットカードはⅩⅣ「節制」
オーラソーマボトルは「新しい時代の叡智」(クリアー/ゴールド)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B014.html

あなたにとって、自分自身の真実を優先し、
それにしたがって種をまくことが、
統合のプロセスを進める大きな一歩となるでしょう。
外から情報は、どんなに権威のある人の発言であろうと、
もしもハートに響かなければ、
あなたにとっては真実ではないかもしれないのです。
けれども、もし無意識でいれば、
こうすべき、これが正しいという、
なじみの考えにしたがって種をまくことになるでしょう。
静かな時間をとって思考を休めれば、内なる深みの知恵が、
あなたの進むべき方向を示してくれることが、きっとわかるでしょう。


〇個人周期2・・・種の芽ぶきを待つ2の年は、
表立った変化があまり見られない年、忍耐の年です。

あなたのタロットカードはⅩⅡ「吊るされた人」
オーラソーマボトルは「新しい時代の平和」(クリアー/ブルー)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B012.html

今年はじっくりと構え、
内面の変容に意識を向ける必要のある年。
思考ではなく、感じることへと開いていきましょう。
古い固定観念が、苦しみの原因となっていることを
直視せざるを得ない場面に多く遭遇するかもしれません。
その居心地の悪さを追い払おうとせず、
そこにとどまれれば、大きな変容が可能になります。
存在の流れが行くべきところへと運んでくれることを実感する、
充実した年となるでしょう。


〇個人周期3・・・楽しみ、創造し、表現する年。
1の年に蒔いた種が芽吹きはじめる年です。

あなたのタロットカードはⅩⅧ「ムーン」
オーラソーマボトルは「エジプシャンボトルⅠ」(イエロー/バイオレット)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B018.html

スピリットの声に耳を傾け、
新しい表現が形になるにまかせましょう。
喜びとともに、感受性とともに、
あなた本来のパワーを手にして、人生を創造していくチャンスです。
けれども、人目を気にして、
自分や他人をコントロールする癖につかまるならば、
とりあえずお決まりのやり方でことをまとめることはできても、
なんとなくつまらない感じが残るでしょう。
未知なるもの・神秘へと開くこと、
それこそが、あなたが輝き、滋養を受け取る鍵となりそうです。


〇個人周期4・・・4の年は、現実的な土台を築く年。
人生の現実の制限に向き合う年でもあります。

あなたのタロットカードはⅣ「皇帝」
オーラソーマボトルは「サンライトボトル」(イエロー/ゴールド)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B004.html

タロットにも4が現れました!
今年は、自分が作りだしている制限に向き合い、
それに責任をとっていくことで、
真の権威を手にすることができる年です。
まわりの人々のニーズを感じ取り、走りまわる癖があるとしたら、
それは人を助けているように見えても、じつは自分の滋養には
なっていないという現実に向き合う必要があるでしょう。
制限に向き合うのは、居心地の悪いものです。
けれども、その現実を真摯に、
あるがままに受けとめることができれば、
変容と自由への道は、自ずから見えてくるはずです。


〇個人周期5・・・エネルギーが爆発する、変化と拡大の年。
旅をしたり、新しいことをしたいという欲求がわき起こる年です。

あなたのタロットカードはⅩⅤ「悪魔」
オーラソーマボトルは「新しい時代の奉仕」(クリアー/バイオレット)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B015.html

ハートはこうしたい、というワクワクを感じても、
身がすくんで、動けない感じがあるでしょうか。
ほんとうの望みを、恐怖が隠していることはよくあることです。
そんなとき、怖くてもやってみることで、
不意にドアが開き、エネルギーが変容し、
生き生きした自分と出会える年です。
もしも恐怖に向き合うことを避ければ、
未来に目標を定め、そこに向かってひた走るという
古い癖につかまることになるでしょう。
けれどもそれは、あなたのハートが
ほんとうに望んでいることでしょうか。


〇個人周期6・・・愛がテーマの年。
そしてハートの真実を生きる年。
そのために、今までの関係性が深まることもあれば、壊れることもある年です。
あるいは新しく親密な関係性が生まれることも多い年です。

あなたのタロットカードはⅧ「調停」
オーラソーマボトルは「アヌビス」(イエロー/ブルー)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B008.html

今年は、静かに距離を置いて見守ることが、
あなたに大きな滋養を与える鍵となりそうです。
感情のドラマに同化しないあり方から、
ドラマの背後にある、自分が感じる
さらに深い真実が見えてくることでしょう。
頭の中の、~すべき、~すべきでない、という観念が、
実はどれほど人と親しくなることの邪魔を
しているかにも気づくかもしれません。
内なる平安にくつろぐところから、
そうした観念にエネルギーを与える必要がない
ということもまた、見えてくるでしょう。


〇個人周期7・・・エネルギーが内面へと向かう、内省の年。
この年は、体験から学びを手にする、
大きな可能性が与えられています。

あなたのタロットカードはⅩⅢ「死」
オーラソーマボトルは「新しい時代の変化」(クリアー/グリーン)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B013.html

上にも述べた通り、死は人生に意味と深みをもたらす、
友人のような存在です。
痛みや苦しみがあるとき、あなたはそれと戦うこともできるし、
そのなかへと死んでいくこともできます。
なじみのものを後にするのはわびしく感じられるでしょうが、
その空白はじつは、まったく新しいものが生まれる、
無限の可能性を持ったスペースなのです。
今年のあなたに必要なのは、どんな自分であっても、
そのままでいいと知ること。
そこから、あなた自身の喜びの花が開いていくのです。


〇個人周期8・・・パワーと拡大の年。
大きな流れに乗り、自分の中心に根づいて行動することで、
内なる男性性(陽)と内なる女性性(陰)にバランスがもたらされ、真のパワーが生まれます。

あなたのタロットカードはⅢ「女帝」
オーラソーマボトルは「ハートボトル」(ブルー/グリーン)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B003.html

今年は、豊かさを体験する、あらゆる可能性が与えられています。
そのための鍵は、がむしゃらになにかを達成しようと
することではなく、ハートの静けさのなかにくつろぐこと。
そして、遊び心に満ちて在ることです。
ハートのくつろぎのなかで、
もうすでに豊かである自分自身に気づくかもしれません。
そしてそれこそが、求めてやまなかった喜びだということも。
あなたが喜びと感謝にあふれるとき、
外の世界の豊かさは自然に引き寄せられることでしょう。


〇個人周期9・・・完結と結実の年。
内でも外でも、必要でなくなった古いものを手放す年でもあります。

あなたのタロットカードはⅡ「女教皇」
オーラソーマボトルは「ピースボトル」(ブルー/ブルー)


https://artbeing.com/aura-soma/equi/B002.html

今年あなたは、どんな実りを目にしているでしょうか。
その現実とともに、内面に向かい、
繊細な感受性にチューニングを合わせてみましょう。
精妙な直感の声は、あなたに、なにを手放すよう告げるでしょうか。
それは自分を否定する癖、あるいは、
真の自分を生きることへの恐怖かもしれません。
安らぎのなかで、古くなったものを手放せば手放すほど、
軽やかで自在な自分が感じられるでしょう。
その生き生きとしたエネルギーこそ、
来年からの新しい周期を生きる土台となるのです。


個人周期数と条件づけの数についての詳細は、こちらでご覧になれます。
http://mangalajapan.com/bookinfo

伊藤アジータ プロフィール

川崎市高津区のヒーリング・スペース「虹の翼」主宰。
オーラソーマの創始者ヴィッキー・ウォールの伝記『奇跡のカラーヒーリング』(OEJブックス)の訳者。
1995年よりワークショップの通訳、翻訳&プラクティョナーとして活動をはじめ、1999年より数秘&タロットの大家マンガラ・ビルソンの日本ツアーを主催、2012年以降は彼女の体感型ワークを継承、気づきのワークのすばらしさ&おもしろさをシェアしている。
ハートフルで母性的な感性と存在感を持ち、ユーモアたっぷりの講座はわかりやすいと評判。

マンガラの著書『直感のタロット』『わたしを自由にする数秘』(市民出版社)の翻訳・編集を手がける。2015年には、生と死に関するOSHOの講話の翻訳本『死について41の答え』(めるくまーる)が出版された。名古屋生まれ。東京外大卒。

Blog:虹の翼~多次元の自分を想い出し、大空へと羽ばたく
https://ameblo.jp/herenow20/

<2020年・スケジュール>
「禅タロットベーシックコース~今ここに目覚める」
禅タロットを通して、「空」を日常で生きる実践コース。
日程 2020年2月23日(日)~24日(祝月)全2日間

「直感のタロット~トートタロット・ベーシックコース」
カラフルなトートタロットを使って、存在の深みと神秘を探る4日間。
日程 2020年3月20日(祝金)~23日(月)全4日間

※詳しくはこちらをご覧ください。
マンガラジャパン http://mangalajapan.com

 

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