ラハシャ博士の新コース「愛と関係性」のナイトイベントの報告とご案内
その「ハートからのカウンセリング」のコースのあった18日に、来年から新たにはじまる、ラハシャ博士による「愛と関係性」のコースをご紹介するナイトイベントが開催され、60人あまりの方々にご来場いただきました。
「愛と関係性」というのは、二人の人間がいれば、誰しも心当たりのあるテーマであり、オーラソーマコンサルテーションにもとても有益なテーマでもあるので、このメルマガでもイベントで話されたトピックについて、少し紹介してみます。
人間が成長するにあたって、「愛」と「瞑想」の道があります。
「愛」というのは関係性の道、「瞑想」というのは、ひとりあることの道です。
関係性は外側の世界に反映されますが、瞑想は内側の世界の探求です。
とはいえ、関係性の問題は、実は人それぞれの内面の世界が、外側の世界に関係性として反映されるものなので、それぞれがどこまで自分の内側の世界に気づいているかが重要です。
そして、愛と瞑想は不即不離でもあり、OSHOは「愛と瞑想は、両翼の翼だ」というふうに語っています。
それはともかく、関係性の問題に関してよくいわれるのは、子ども時代に形成された両親との関係が、大人になってからの人間関係には反映されるということです。
例えば、男性は自分の母親に似た人をパートナーに選び、女性は父親に似た人をパートナーに選んだり。あるいは、自分はそうはなりたくないと思っていた両親にそっくりの行動をしていたり、子ども時代には嫌だと思っていた両親と同じようなケンカを、パートナーとしていたり・・・。
それは、子ども時代において、両親の無意識的なパターンがそのまま無意識のなかに刷り込まれてしまうからです。
なぜなら、赤ん坊や子どもは両親の愛に依存して育ちますから、愛されるために、両親の言うがままを信じてしまうのです。
両親から愛されることが生きていくためには必要であり、いつも外側からの愛を受けながら育っていくので、愛は外側からやってくるものだと信じ込んでしまいがちです。
そこから、すべての関係性の問題が生じてくるのです。
もし、自分の内側には愛がなく、愛は外側からしかやってこない、と思い込んでいるとしたら、なにが起きてくるでしょうか?
二人の人間は外側からの愛を求めて出会いますが、それぞれが相手からの愛を求め、でも、それぞれは自分のなかに愛はないと思っているのです。
その関係性では、それぞれが自分にないものを相手に求めあうことになってしまいます。
そこで繰り広げられるのは、地獄の関係性です。
常に相手に求め、求めるものを得られないことから相手を非難し、批判し、愚痴をこぼし、責任はすべて相手にあるという関係性です。
誰も、その関係性に責任を負っていないのです。 だって、その関係性がひどくなった責任は相手にあるわけですから。
でも、そのような関係性においては、それぞれが自分にもなく、相手にもないものを求めあっているので、そうならざるを得ないですよね。
それでは関係性を天国のようにするには、どうすればいいのでしょうか?
その希有な例が、ラハシャとヌラの関係性でもありました。
理想のカップルとして、羨望の目で見られていたヌラとラハシャ。
だったら、その秘訣をラハシャから学ぼう、というのが、この企画のはじまりでした。
それはともかく、では、その理想のカップルとなる、あるいは天国の関係性とは、どのようにすればいいのでしょうか?
関係性が地獄のようになりがちなのは、子どもの成育過程に問題があることが多く、その根っこにあるのは、子ども時代と両親との関係性です。
そのことを自覚し、クリアーにし、ヒーリングしなければ、無意識的なパターンを克服することは難しいですし、うまくいっていない関係性の問題を解決することも難しくなってしまいます。
いわゆるインナーチャイルドの問題でもありますが、子ども時代に両親との関係や、学校などで受けたショックとシェイム(羞恥心)の問題が、大人になってからの関係性のパターンにも大きく影響したりしています。
一般的に、両親や教師はまったく悪気なく、子どもが大人になってからも、まわりに迷惑をかけないようにしつけをしたり、将来のためによかれと思ってしつけをしたり、教育しようとします。
あるいは、もちろん両親も人間で未熟な部分もありますから、自分の感情に任せて子供を叱ったりすることもあったでしょう。
そして、子どももまったく悪気なく、自分の生き生きとしたエネルギーを素直に表現して、騒いだり、動きまわったり、自分の好きなことをしようとします。
そしてあるとき、レストランや電車のなかなどで、あるいは両親の虫の居所が悪かったせいで、両親に急に叱られ「静かにしなさい!」「じっとしていなさい!」と言われたりします。
そして、学校などで、自分が自由に楽しんで描いた絵なのに、下手だと評価されたり、いろいろと批判されたり、評価されたりしはじめます。
そうすると、子どもは自分が自由にふるまうことは悪いことだと思うようになったり、両親や教師などからの愛を得ようと、まわりの要求にしたがって、自分をコントロールしはじめます。
成育の過程で子どもに「ショック」となる出来事があった場合は、そのショックによって、子どもは自分のなかの感情や感覚が切り離されてしまいます。
そうすると、子どもは自分が感じることや考えることがわからなくなってしうのです。
「シェイム(羞恥心)」というのは「ショック」ほど強くはありませんが、やはり自分をありのままに表現することに羞恥心を感じるような出来事がきっかけで、本当の自分を隠さなければならないと思ってしまう心理状態のことです。
そのようなショックとシェイムの問題が、子どもの無意識に刷り込まれてしまうと、あるがままの自分自身であってはいけないし、あるがままの自分自身では愛されないと思ってしまうのです。
ところが、本当の真理は自分の内側に愛があり、その愛は自分の本質の一部として、生まれたときからいつもそこにあるのです。
しかし、子ども時代に受けたショックとシェイムの問題が、無意識に残ったままでいると、そのことに気づくことが非常に難しくなってしまいます。
その他にも「愛と関係性」を考えるうえで大切なのが、内なる男性性と内なる女性性の問題です。
このことを理解すると、関係性についての見方が、さらに深まっていきます。
内なる男性性と女性性について、一般に女性は、51%が女性で、49%は男性で構成されているといわれています。
そして、女性にとって49%の男性性の部分は、無意識の部分なので、無意識的にそれを外側の男性に探そうとします。
その男性性は父親の遺伝子からも来ていますし、男性の象徴として父親を見て育っているので、無意識的に父親の姿を投影しようとしたりもします。
あなたのパートナーは、あなたにとってふさわしい人ですか?
あるいは、そうでない人は、いつか自分にふさわしい人が白馬に乗ってやってくると思ってはいませんか?
実は、そのように思ってしまっているとしたら、それが関係性のジレンマのはじまりなのです。
なぜなら、相手に見えるものは自分が内側に持っている男性性の側面にすぎないのですから。
このことが理解されると、これまでとは関係性に対するものの見方が180度変わってきます。
というのは、相手の人は「私の内側にある愛を引きだしてくれた」存在に見えるようになるからです
というわけで、「愛と関係性」のワークで自分の内側のワークをすると、関係性に対する見方や理解がまったく変わってしまいます。
相手を自分の内側を映しだしている姿だと見ることができるようになっていくと、自分を受容していくことができるようになり、そうすると、これまでとはまったく違ったやり方で愛の可能性が広がっていくのです。
ですから、愛と関係性についてワークすることは、目覚めのための王道なのです。
では、世界中で、愛することは、どうしてこれほど困難になっているのでしょうか?
それは愛のなかで、エゴとしての「あなた」が死ぬからです。
あなたはそうは思っていないかもしれませんが、エゴは、あなたが苦しむのが好きなのです。
ところが、愛が深まってくるにしたがって、エゴは死に直面することになります。
本当に愛が深くなると、エゴは「自分がどうなるかわからない」という恐怖に直面するのです。
しかし、その恐怖を超えてエゴが溶けていったとき、エゴが作りだしていた地獄の関係性が終わり、愛のなかで二人の愛が融合し、統合される天国の関係性が現れてきます。
愛のある関係性によって、自分のエゴを守る必要がなくなり、開かれた部分(つまり傷)に気づくことができるようになってくるからです。
キリストは「敵を愛しなさい」と言いましたが、もともとそのような敵はなく、それは自分の内側の反映でしかないのです。
とはいえ、男性と女性は、双方にとって神秘的な存在です。
男性と女性は、ほとんど別の惑星から来ているのかも、と思えるほどです。
「女性は金星から、男性は火星から」という本も出ているくらいですから。
それほど男性と女性は違った生き物ともいえます。
そのように考えると、私たち男性(または女性)は、相互に理解しようとするよりも、それぞれが違った生き物だと認めあい、尊重しあうことが、お互いの平和のためだともいえそうです。
例えば女性が問題を話すとき、それはただ話したいからであり、話を聞いてもらいたいだけということがあります。
ところが、男性はわりと問題解決志向ですので、女性から問題を話されると、話を聞こうとするよりも、その問題をなんとか解決しようとします。
そこが行き違いのもととなり、地獄の関係性へと一直線に行ってしまいます。
女性はただ受容され、愛されていさえすれば、広がっていくことができるのです。
人生を丸いケーキに例えると、いわゆる男性から見た場合、仕事などが中心にあって、女性はケーキのひとつの側面でしかないのですが、女性からすると関係性は人生の中心、丸いケーキの中央であり、全体なのです。
また、男性と女性の違いはチャクラのエネルギーの違いによっても見ていくことができます。
例えば、第1チャクラのエネルギーは、性器に象徴されるように、男性は外向きで陽(ポジティブ)で、女性は内向きで陰(ネガティブ)のエネルギーです。 ですから、セックスのときにも、男性はすぐに準備ができるのですが、女性はウォームアップが必要です。
ところが第2チャクラになると、今度は男性が陰(ネガティブ)で、女性は陽(ポジティブ)なのです。 ですから、感情を扱うときには男性はウォームアップが必要なのですが、女性は感情とともにあるのは自然なことなので、すぐにでも感情について話す準備ができているのです。
このように「愛と関係性」のテーマにおいては、さまざまな側面があり、ラハシャの新しい「愛と関係性」のコースでは、それらのテーマについて、総合的に理解し、ヒーリングすることができる機会となるでしょう。
このラハシャによる「愛と関係性」のコースは、来年の4月からの開催になり、パート1からパート3までのコースとして開催されます。
今回、ナイトイベントに参加された方々のお申込みはずでに受付けましたが、詳細と正式な募集については11月1日に発表されますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
それでは、最後にナイトイベントに参加されました方々のシェアをご紹介させていただきます。
☆Mさま(40代、フリーランス) 「男女が理解しなくていい」ということが意外だった。 違うものと認め合うことの大切さとは、そういうことかもしれないと思った。 チャクラについて男女で陰陽が逆であるという考察が興味深かった。
☆Kさま こんなにあたたかい時間を過ごしたのは初めてでした。 チャクラに関する学びは特に新鮮でした。
☆Yさま 男性とうまくつきあえない、男性で怖い思いをしたから参加しました。 ラハシャ先生のお話をもっと聞きたい、知りたいと思いました。
☆Jさま(40代、介護士) 関係性への苦手意識、解決のヒントになりそうなので参加しました。 潜在のなかの男性の体験が、どんなものなるか見てみたいです。
☆Mさま(40代、主婦) パートナーは自分の鏡であり、自分のなかにあるインナーチャイルドをみせている。 子どものころの傷をいやす必要があったことに気づかせてくれてありがとうございます。
☆Yさま(40代、会社員) 楽しいお話をたくさん聞かせていただき、男女の違いを再認識しました。 相手を理解する必要はないという言葉が印象に残りました。
☆Rさま(60代) 無料体験でこのような深い内容のイベントをしていただいてありがとうございました。 ラハシャ先生のお話はわかりやすく、またとても核心をついていて感動しました。
————————————– Love and Relationship ≪愛と関係性≫ パート1 日程 2015年4月24日(金)~26日(日) 全3日間 会場 東京・神奈川 近郊 講師 ラハシャ・クラフト博士 ※どなたでもご参加いただけます。 ☆詳細とお申込みは11月までお待ちください。
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