グリーン／バイオレット
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
「バイオレット」という色はとても不思議な色です。
この色が「ブルー」と「レッド」のエネルギーを半々に含んでいることはおわかりでしょう。
ところが「ブルー」という色のエネルギーと「レッド」のエネルギーは、ある意味で根本的に矛盾しているとも言えるのです。
「ブルー」はすべてが見えている“神の視界”を代表するエネルギーです。
一方、「レッド」は生命表現として強く自己実現（自己貫徹）を求める“自己愛”を代表するエネルギーなのです。
この２つの色のエネルギーがちょっと共存し得ないほどに矛盾・対立していることが感じられませんか？
つまり、この「ヴァイオレット」という色には、すべてが見えている「ブルー」の“神の視界”と、“自己愛”を代表するであろう「レッド」との間で揺れながら、自分の位置を決めかねている“迷える子羊”の雰囲気があるわけです。
それに対して、「グリーン」という色のエネルギーはもう少し安定した感じがあります。
おわかりのように、「グリーン」には「ブルー」と「イエロー」のエネルギーが半々に含まれています。
ところが「ブルー」と「イエロー」のエネルギーはそれほど排反・矛盾するエネルギーという雰囲気は感じられません。
なぜなら、「イエロー」のエネルギーはただ、“神の視界”のなかで個としての体験を望んだんすぎないからです。
すべてが見えている“神の視界”である「ブルー」は、「イエロー」のその願いを認めるか、あるいは少なくとも放任したのです。
今回ヴィッキーさんが取り上げているのは「Ｂ０１７ 吟遊詩人 I ／希望のボトル」（グリーン／ヴァイオレット）のコンビネーションです。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B017.html
ヴィッキーさんがこの「グリーン／バイオレット」のエネルギーを、どのように読み解くのかをご覧いただきましょう。
——————————————————————
グリーン／バイオレット
このボトルを選んだ人は、まだほんの小さなささやきにすぎないにせよ、うるさい世間から離れたときに「それで、私はどうなるの」という叫びを耳にしたと言えます。
それは真の自己を見つけたい、という魂の叫びであり、自分が手足を伸ばし呼吸をし、存在の核に触れるスペースを求める声なのです。
周囲からの圧力と要求に翻弄される人生が、自分の真の色を奪い取ってしまったのですが、今こそそれに気づくとき。
体が消耗し、打ち砕かれたとき、魂は自由に飛び立ち、存在を続けるのです。
人がこのボトルを選ぶのを見るのは大好きです。
迷える魂が、今自分を見出したのですから。
魂は伸びをしたり、成長したり、深く息ができるスペースを求めています。
そのなかでこそ、始まりからプログラムされている真の潜在能力や目的に沿って生きることができるのですから。
美しいグリーンの部分は、中心を定め、正しい選択をする能力を表し、その下でひっそりと待っている霊的なバイオレットに、調和と目的を与えます。
「病気」という言葉は、たんに医学用語にすぎず、私にはどうもしっくりきません。
それは、たんに症状を示しているにすぎず、「気が病んでいる」あるいは調和を欠いているという状態にすぎないのです。
不治の病というものがある、と考えるよりも、病んでいる気を治すポジティヴな考え方を知ってほしいと思います。
振ると濃いひすい色になるこのグリーン／バイオレットは、心身症にも、そううつ病にも有益です。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p184-185)
——————————————————————
このボトルは【迷える魂が、今自分を見出した】ボトルなんですね。(^^;)
【美しいグリーンの部分は、中心を定め、正しい選択をする能力を表し、その下でひっそりと待っている霊的なバイオレットに、調和と目的を与えます】
そういうことらしいですね。(^^)/
pari 記
