若返りの秘薬、ローズマリー

夏の間、目を見はる成長を見せていた植物たちも、秋の気配を感じたのか、少しそのペースを緩めたように感じられます。
私たちの心にスペースを生みだしてくれるグリーン。
オーラソーマでも、グリーンのイクイリブリアムボトルやポマンダーは、私たちの呼吸を整えてくれますね。
そんなグリーンのプロダクトを支えている代表的なハーブが、ローズマリーです。
ローズマリーと63
ローズマリーは、日本でもおなじみのシソ科のメディカルハーブで、その学名を「 Rosmarinus officinalis(ロスマリヌス オフィキナリス)」といいます。
学名のofficinalisは、薬用を意味します。
春先には、ローズマリーの精油が痴呆予防にいいとメディアに取りあげられ、日本中のアロマショップからローズマリーの精油が姿を消したのは記憶に新しいですね。
今回は、そんな心強い味方でもあるローズマリーについて、ご紹介したいと思います。
聖なる植物とされるローズマリーは、数世紀にわたり、人々にとって薬として、また料理のスパイスとして、そしてあるときには祝福のシンボルに、あるいは世界中の庭の芳香にと、その歴史は長く、このうえなく貴重なハーブとして愛されてきました。
地中海沿岸、フランス、スペインに自生して、特に海を臨む岸壁に繁茂し、松の香りを風に乗せて船乗りに運ぶといわれています。
ローズマリーの名前の由来には、諸説あり、名前にちなんだストーリーが、これほどまでにハーブのプロフィールを感じさせてくれるものも他にはないので、そのとてもすてきなストーリーをご紹介しますね。
Rosemaryは、聖母マリアのバラという意味を持ち、マリア様の香りともいわれています。
聖母マリアが、幼いイエスを連れてエジプトへ逃れる際に、ローズマリーの茂みにブルーのローブをかけて身を隠すと、それまで白かったローズマリーの花がいっせいにブルーに色づいて、二人を守ったとされています。
マリアとキリスト
それからも、マリア様のかたわらには、いつもローズマリーが寄り添い、イエスの産着を洗い、乾かすためにローズマリーの上に広げると、なんとも神秘的な香りを放ったといわれています。
また、ローズマリーがイエスの背丈よりも高くなることはなく、イエスが十字架に磔になるまでの生涯と同じ33年で枯れるともいわれています。
マリア様にとって、どんな高貴なバラよりもローズマリーが大切な花だったといわれ、ローズマリーは聖なる植物として、教会の植え込みに多く見られます。
そんなすてきなストーリーを持つローズマリーですが、実際には、その名前の由来は、朝露に濡れた葉の輝きや、愛らしいブルーの花の形から、ラテン語の「海のしずく」という意味からつけられたようです。
海のしずく
若返りのハーブとして、この春、希望の光となり日本列島を駆け抜けたローズマリー。
和名を、マンネンロウといい、その由来も「永遠の青年」です。
実際に、ロスマリン酸という強力な抗酸化成分を持ち、ローズマリーは全身性のトニックハーブです。
さらに、そのことを裏づけるように、14世紀のハンガリーのエリザベート王妃、が70歳を過ぎたころ、体調を崩し、その際に献上されたローズマリーのチンキ(ハーブをアルコールに漬込んだもの)を使い、みるみる元気になったといわれています。
しかも、それだけではなく、若さを取り戻した女王に、隣国のポーランドの20代の王子がプロポーズしたという、夢のようなお話がアロマ界では有名で、今もローズマリーのチンキ、「ハンガリアンウォーター(ハンガリー王妃の水)」は、若返りの水として女性たちを虜にしています。
いつの時代も、女性は永遠に若く美しくありたいと願うのですね。
ということは・・・
オーラソーマのグリーンのボトルやポマンダーを使うと、20代の男性からプロポーズされる可能性が、あるか・も・しれないわけですね。
ローズマリーの若返りの魔法は、見た目だけではなく、実際に心臓への血流を刺激して、脳への酸素と栄養の供給量を増やします。
つまり血流がよくなることで、皮膚に色艶を与えることはもちろん、心臓機能が増進し、記憶力と集中力を改善します。
しかも、強壮剤でありながら、神経をリラックスさせる作用もあり、不安や鬱、緊張による頭痛を和らげます。
また、長期にわたる気管支感染症にも用いられてきました。
抗痙攣作用が、気管支の痙攣を鎮めて呼吸をしやすくします。
私自身も風邪をひくと手放せないのが、B3のハートボトルです。
B003 Atlantean / Heart bottle
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B003.html
子どものころから気管支喘息があり、風邪をひくと、今でも呼吸が上手くできなくなり、胸がとても苦しくなります。
そんなとき、胸と背中の広範囲にハートボトルをぬると、その場ですぐに呼吸が楽になります。
しっかりと呼吸が深く入り、まさに胸が開くという感覚があります。
私たちの内側と外側はいつも相互に作用していますから、呼吸が深くなると自然とハートが開き、周囲の人とも本音で話すことができたり、共感から相手を理解できるようになるから不思議です。
ローズマリーはハートも開いてくれるのからこそ、ハンガリーの王妃のような、すてきなことが起きるのかもしれませんね。
新しいはじまりをサポートしてくれる、ハートのグリーンで、ときめきの秋を迎えたいですね。
Satya 記
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Satya(柏村かおり) プロフィール (株)カラフルK代表取締役 英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ- 日本メディカルハーブ協定認定ハーバルセラピスト イメージコンサルタント/カラープランナー AFT認定1級カラーコーディネーター ブログ:http://ameblo.jp/colorfulk フェイスブック:http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5 カラフルKホームページ:http://www.colorfulk.com/
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