初心者のみなさまのためのコーナー・30
このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。
この文章は2008年の234号のメルマガに掲載したものからの引用です。
▼初心者の方からの質問もお待ちしています。
下記のフォームか、ブログのコメント欄をご使用ください。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P73685268
(過去に似たような質問があるかどうかなど、いっさい関係なく質問してくださって結構です。)
kyo さん
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こんにちは、いつも興味深くメールマガジン拝見しています。
ひとつ質問があって、ブログのコメント欄に書き込みさせていただきます。
オーラソーマでは「あるがままを受け入れる」という表現をよく使われていると思いますが、この「あるがまま」を受け入れる、ということがなかなかできません。
それは自分を、ということでもあり、自分を取り巻く状況を、ということでもあるのですが・・・
どうすれば「あるがまま」を受け入れられるようになるのでしょうか?
こちらのサイトにあるラハシャ博士の文章を読ませていただいたり、自分の選んだボトルの解説を読んだり、頭では何となく理解できるのですが、気持ちがついていかないのです。
いつまで経っても受け入れられず、自分を責めてしまい苦しいばかりです。
何かヒントがありましたら、よろしくお願い致します。
ちなみにボトルはようやく1本目を使い終わるところです。
そのほかのものは持っておりません。
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とても真摯なご質問です。
よくわかります。
誰もがそこから始まります。
そしてそのプロセスは終わりがないようです。
そのプロセスをなんとかして終わらせようとして、悟りを求めたりします。
悟ればそのような苦しみがなくなるんだろうと思って。。。
でも悟る必要はありません。
あなたの文章の中に、その解決のヒントがあります。
その実践のこつがつかめれば、それがヒントになるでしょう。
本当の悟りを得るまでは、そのひとつひとつの日常の実践の積み重ねと小さなサトリがあるだけなんでしょう。
「自分の選んだボトルの解説を読んだり、頭では何となく理解できるのですが、気持ちがついていかないのです。」
と、あなたは書かれてあります。
「頭ではなんとなく理解できても、気もちがついていかない」
つまり頭で理解しようとしているところに解決はないということをまず理解することです。
それが本当に理解できれば、その頭を落とすことがその一歩になるということがわかるでしょう。
では頭を落とすにはどうすればいいのか? と考えないでくださいね。
それもまだ頭で考えていることの証拠なので、その考えている頭を落とす必要があります。
「いつまで経っても受け入れられず、自分を責めてしまい苦しいばかりです。」
と書かれていますね。
それはなぜでしょう?
それを理解することがヒントになります。
「いつまで経っても受け入れられ」ないのはどうしてでしょう?
「自分を責めてしま」うのは誰でしょう?
「苦しいばかり」なのは誰でしょう?
それがヒントです。
それはすべてあなたの頭、マインドが自分でやっていることなんですね。
頭にいるかぎり、マインドにいるかぎりはそれが続きます。
私たちは頭がすべてだと思っています。
それはそのような教育を受けてきているので、そのようにしか考えられなくなっているからです。頭がすべての評価の基準になっているのです。
ハートを感じてみてください、と言っても、ハートってなんですか? ハートはどこにあるんですか? ハートを感じてなんになるんですか? と頭はいつも疑問と質問でいっぱいです。
あるがままに受け入れることはできないのです、あなたが頭にいる限り。
頭は、あるがままに受け入れることはできない。
それを理解することがまず第一歩です。
ではその一歩はどこへの一歩なのでしょう?
ハートへの一歩です。
ハートでのみ、あるがままを受け入れることができるのです。
ハートの機能はあるがままに受け入れることなのです。
あなたがハートにいることができれば、あるがままに受け入れることは自然に起こってきます。
あるがまがままに受け入れようとしている限り、その努力をしているのはあなたの頭です。
ハートの中にいれば、それは自然と起こっていきます。
だから問題は、あなたがハートにいることができるか、ということなのです。
頭からハートへ。
この第一歩はとても大きな第一歩です。
でも大きいけれども、その小さな第一歩が、あるがままに受けれることの第一歩になっていきます。
ラハシャ博士のカウンセリングスキルは、「ハートからの」カウンセリングスキル、となっているのはそのためです。
ですから、彼が教えていることは、ハートの瞑想から始まり、そしてハートのいることから教えていきます。
そのこつをつかむには、実際にそのような人からの教えを受けるのが最も近道です。
ユニティインスティチュートのプログラムも、すべてそのハートにいることを教えています。
http://unityinstitute.jp/
でもなかなかそういう機会がなければ、ハートのガイド瞑想をしてみることもひとつの方法です。
http://unityinstitute.jp/cd.html
これらのガイド瞑想のうち「ハートを開く」から始められるとよいでしょう。
そして「中心に帰る」という瞑想に進まれるとよいでしょう。
それらのハートの瞑想をしながら、まずは、そのあるがままに受けいれられないという自分を、そのまま認めて受け入れていくことからはじめていくとよいでしょうね。
オーラソーマのボトルを使っておられるなら、それはとてもよい機会です。
そのボトルを塗るときに、その自分の体を感じてください。
ボトルを体につけるその感覚とともにいて、その感覚を味わうのです。
それは「今ここ」にいることになります。
「今ここ」にいることがハートへの扉にもなります。
なぜなら、ハートの機能は、今ここにいることでもあるからです。
ボトルを使うことを通して、ハートに入っていくことができます。
オーラソーマのボトルは、自分自身のあるがままを受け入れ、ケアーし、あるがままを愛していくことでもあるのです。
今日のメルマガの(12月24日号)のゆにたんさんのシェアリングを読むことをお勧めします。
そこにもそのヒントが書かれてあります。
尚 記
過去の「ご質問」と「回答」は以下に分類掲載してあります。(ご参考まで)
http://aura-soma.co.jp/faq/
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