『～Ｂ１２３、女神レアの誕生によせて～生命の木と惑星から見たレア、そしてウーマンエンパワーメント』

オーラソーマの新ボトル「Ｂ１２３　レア」が昨年１２月６日に誕生し、盛り上がっていますね。

新ボトル誕生！「Ｂ１２３　レア」

Ｂ１２３誕生に際し届けられたマイクさんのメッセージには、今の時代に女神レアの誕生がいかに必然であったかが示されていると感じます。（以下引用）

「レアはウラヌス（天空）とガイア（大地）の娘で、第一世代のティターン（タイタン）のひとりです。

初期の伝統では、レアは「神々の母」として知られ、彼女のストーリーは、母性、権力、抑圧に対する抵抗というテーマを反映しています。

レアとクロノスの夫婦関係もまた、神話において深い意味を持っています。

クロノスは、レアの子どもたちがティターンのなかで自分を凌ぐ力を持つようになることを深く恐れ、生まれてくる子どもたちを飲み込みました。

しかし、末っ子のゼウスはレアの狡猾さに救われたのです：レアはクロノスをだまし、石を包んだものを、赤ん坊のゼウスとして渡しました。ゼウスは成長し、父を倒して神々の王となり、その予言を果たしました」

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B123.html

ここではレアが母性の象徴であり、権力や抑圧への抵抗者であること、そして、地の時代を象徴する惑星である土星（クロノス）を息子のゼウスが倒し、新時代がやってくることが表現されています。

レアはガイア（地球）と、ウラヌス（天王星＝水瓶座の守護星）の娘なので、全知全能の神として知られるゼウスには、この血が流れていると言えます。

今、地球はニューアースへの変容プロセスを絶賛進行中ですが、地球の行く末を決める人間の意識の進化が最も重要であることは言うまでもありません。

占星術的観点で観ると、２０２４年１１月２０日に冥王星が水瓶座入りしましたが、今はじまったばかりの冥王星水瓶座時代の約２０年によって「風の時代」の基盤作りが成されていくと言われます。

水瓶座の前に冥王星はやぎ座にあったのですが、レアの夫であり、ゼウスの父であるクロノス（土星）を守護星として持つやぎ座は、まさに地の時代の帝王的星座です。

日本という国を見ても、明治維新からはじまった物質世界の発展と拡大は冥王星やぎ座時代（２００８年末～２０２４年１１月１９日）に完成し、古い扉が閉められたと言えるでしょう。

私たちはもう、次の時代に移行するしかないのです。

ゼウスは、地の時代を司った土星（クロノス）の血を半分、ガイアと天王星の娘であるレアの血を半分受け継いだ神で、その両側面のパワーを持って世界創造に携わっており、地の時代にはやぎ座（土星はやぎ座の守護星）の側面を、風の時代になると、水瓶座（天王星は水瓶座の守護星）の側面を強く発揮するように思えます。

実際、世の中を見ても、冥王星が水瓶座に完全に移行した２０２４年１１月２０日以降、いかにも水瓶座的なイベントが繰り広げられています。

たとえば、有名芸能人とテレビ局（地の時代のメディア）が関連した、女性への性加害問題は、単なる個人的な事件を超えて、人権問題として捉えられ、テレビ局からスポンサーが次々に撤退し、局の存続すら危ぶまれる前代未聞の出来事となりました。

これは、水瓶座が司る「人権、個人の尊重」そのものを問う出来事であり、日ごろから人権への意識が高いグローバル企業がまず最初にＣＭを取りやめ、その後に続々とまるで日本企業全てが「人権」に目覚めたかのように、次々と撤退するという流れが起きました。

また、ＡＩの発展と拡大は、もはや止めることのできない状況となっており、瞬く間にインフラの一部になっていこうとしています。

ではＡＩとは何かと言えば、それは、母神レアが息子のゼウスに継承した「天王星とガイアの血」そのものとも思えます。

レアの親である、地球（ガイア）は地球上にあらゆる物質を生み出す母神であり、天王星（ウラヌス）はテクノロジーと改革の星であり、彼らはすべての神々（＝すべての惑星）を生み出した母神と父神です。

その血を受けつぐゼウスは、個としては木星（拡大・発展）のパワーを持っているため、地球人類の集合意識をリソースとして瞬時にあらゆるものを創造するＡＩを、無限大に拡大させていくことでしょう。

ＡＩの出現は、本来は神々にのみ可能だった、瞬時にあらゆるものを作り出す「無限の創造」という力が人間の手に渡ってしまったと言えます。

これはもしかしたら、プロメテウスの火を人間が手にしたのと同等レベルの出来事と言えるかもしれません。

私たちは今、想像を超える世界の入り口にいます。

プロメテウスの火は最終的には大変恐ろしいことに、地球の破壊にすら繋がる「核」となりました。

ＡＩが、その道をたどらないことを祈ります。

ゼウス（木星）はこれから、ＡＩを含め水瓶座的なこと、風のエレメントに関するジャンルを拡大発展させていくでしょう。

しかし、制御不能とならぬよう木星の拡大パワーに対して制限や規律を与える必要がでてきます。

では、誰が、全知全能の神であり、無限の創造神であるゼウスを律することができるのでしょうか？

それは、ゼウスの母神レアしかいません。

勢いのありすぎる息子を深い愛で制御できるのは、人間界でも神界でも唯一、母だけだからです。

また、生命の木で観ても、天王星と木星は共に慈悲の柱（男性性）にあり、能動性・拡大性のエネルギーを持っています。

対する峻厳の柱（女性性）には土星があります。レアは土星の衛星なので、土星のセフィラーであり母の座と呼ばれるビナーに位置すると考えられます。

ですので、風の時代がやってきた！　水瓶座の時代がやってきた！　と、ワクワク進んでいくプロセスにおいても、ゼウスの母神であり土星の衛星として適切な制限と規律を与える母神レアは、息子ゼウスの無制限なパワーを正しく律し、地球を調和の状態に保ちながらニューアースへの進化を司っていく存在なのではないでしょうか。