「あなたたちを夏にイギリスで開催されるオーラソーマ40thアニバーサリーに招待します」
昨年の秋に京都で開催されたコース最終日にマイクさんが参加者へ贈った言葉。
内容も費用もわからぬままに、このときから私の心はすでに遥か遠いイギリスの地へと飛んでいました。
そして、2023年8月20日。
私は4年ぶりに懐かしいシャイアファームの大地に立っていました。
40thアニバーサリーと≪I am≫コースへの参加が目的です。
思い起こせば2019年9月にデヴオーラで開催されたTL1(ティーチャートレーニングレベル1)への参加がコロナ前最後のイギリスでのコースでした。
その後の数年間は世界中がそうであったように、予定されていたすべてがストップし、オーラソーマに関わる環境もガラリと変化しました。
2020年に開催予定されていたTL2(ティーチャートレーニングレベル2)も白紙状態となり、先に進めるのか進めないのかまさに宙ぶらりん状態。
我慢の数年間でした。
オーラソーマコンサルテーションがオンラインになるかもしれない、TL2開催は白紙になっている、聞こえてくる噂の数々に、心のなかにかすかな迷いが生じながらも“私は、私が好きなオーラソーマを変わらず続けていくだけ”とシンプルな思いに至っていました。
そんな数年間を経てのイギリスへの旅。
不思議なのですが、漠然と心のなかで何かが変わると確信していました。
その変化が自分にとって良いことなのか、あるいは予期せぬ望まないものなのか多少の不安も感じながら、いずれにせよ最善しか起こらないと信じてコースへ参加しました。
今回の40thアニバーサリーと≪I am≫コースは全日程シャイアファームにテントを張って行われるはじめての経験でした。
アニバーサリー当日の朝を迎え、シャイアファームへ向かうピックアップバスを宿泊先で待ちました。
滞在先は日本人9人のメンバー構成でした。
アニバーサリーなので、ふだんより少し着飾って、これからはじまる1日にワクワク&ニコニコが止まらない私たち。
しかし、ピックアップ時間の9時を過ぎ、9時半を過ぎてもバスは一向に現れない。
アニバーサリーは10時スタート。
間も無くポマンダー瞑想がはじまってしまう!
アカデミーとの必死のやりとりがはじまりました。
結果、トラブルが発生し、バスは向かっているがいつ到着するかは分からない・・・式典がはじまったことをオンラインの動画配信で知る事態。
普通なら、ここで不満のひとつでも出ると思いますが、さすがオーラソーマを日常に用いている人たち。
自然にひとりがピンクポマンダーを手にして、全員が左手のひらを差し出す。
https://aura-soma.co.jp/products/pom/P02.html
「シャイアファームもここも一緒だよ」という声とともに、みんな輪になってポマンダーワークがはじまりました。
そして、やっと来たバスのなかで、「動画配信があるから遅刻しても見れて良かったね」と視聴しながらシャイアファームへと向かったのでした。
当たり前すぎてそのときはなんとも思わなかったのですが、帰国後この話をお客さまにしたところ、わざわざイギリスまで行ったのに! と驚かれました。
たいていの人の反応はそうなのかもしれませんが、どんな状況においても“最善しかなされない”と受け入れる在り方が全員のなかにあったのだと思います。
シャイアファームに着いて、早速火の儀式に参加しました。
広がる青い空と豊かな緑に立つガネーシャ像、シバリンガムの石、それらに見守られるように火が起こされ、炎のなかに供物が捧げられ、世界の愛と調和を願い神聖な儀式が行われました。
その後、シャイアファームを第2チャクラエリアまで移動し、コーラルの立石を建てる儀式がはじまりました。
すべてにはタイミングがあります。
今この時期にコーラルの立石。
私たちはやっとコーラルの目覚めを迎える準備ができたのだと思いました。
コーラルはありのままの姿を見て受け入れる在り方。
コーラルの補色はターコイズです。
ターコイズは「私は誰か。なんのためにここに存在するのか」
創始者ヴィッキーがボトルに惹かれる人々へかけた言葉は「私を思い出したい人いらっしゃい」
オーラソーマに出会うということは、ターコイズ の旅のはじまりなのだと思います。
そして、「I am」を生きるためにはコーラルとターコイズの目覚めが必要なのです。
この2色の組み合わせのボトルは「B93 へンゼル」
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B093.html
ペアになるボトルは「B15 新しい時代の奉仕」
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B015.html
両ボトルが示すのは影を見ること。
ありのままの自分を見るとき、そこに私たちは影を見ます。
その影さえも受け入れる愛の在り方。
それは簡単なことではありませんが、「さあ、準備ができましたね」そう問いかけられているような気がしました。
元気に参加していたのはここまで。
コーラルの影に光を当てたからかどうかはわかりませんが、アニバーサリーの夜から体調を崩し、コース初日はまさかのベッドのなか。
2日目もがんばって参加しましたが午後はダウン。
予定外の月のものまではじまり第2チャクラの解放を身体で実感。
「大変容が起きているのかもね」と声をかけられましたが、否応なしに肉体やBeingを意識する経験でした。
コース中は椅子に座っていることさえ辛かったので、身体は自然にシャイアファームの大地の上に横たわり、マザーガイアに抱かれている感覚に癒されていました。
コース中は毎日をこなすのが精一杯で、なんのためにイギリスまできたのだろうと自問自答していたのですが、最善のタイミングで気づきは訪れました。
コース中に最大のギフトボトルとして自分が選んだボトル「B121 プルトン」
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B121.html
上層のライムグリーンに未来への制限無い喜びを感じました。
毎日プルトンの美しさを感じながら塗布しました。
私たちはともすると、オーラソーマの学びの先に、サロンを開いたり、プラクティショナーやティーチャーになることを結びつけがちです。
しかし、学んだその人自身がそれぞれのコミュニティのなかに存在すること自体が大切なのだと感じたのです。
ライトボディを磨いた私たちがなんの仕事をしようとも、その在り方で生きることが、社会の至るところに灯りを灯すことに繋がるのではないかという思い。
そう思えたときに肩の力が抜けました。
不本意な状態でコースに参加していたのにオーラソーマってすごいなぁと最後に感動。
後日談として、コーラルの立石に関連するボトルは「B122 プルトン」とマイク学長が述べられていて、それにも驚きました。
自分では気づいていなくても、コース中にコーラルとしっかりワークしていたのですね。
やはり最善がなされていました。
この夏ご一緒できたみなさま、ありがとうございました。
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岩木香織(いわきかおり) プロフィール
AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(TL1)
オーラソーマAEOS公認ビューティーアテンダント
公益社団法人アロマ環境協会公認インストラクター/アドバイザー
アロマ検定1級/環境カオリスタ
愛玩動物飼養管理士2級
中学校・高等学校英語教諭免許
仙台オーラソーマ サロン&スクール
Atelie La chouette アトリエ ラシュエット
https://www.sendai-aromacolour-lachouette.com/
https://www.facebook.com/atelierlachouette
https://ameblo.jp/kaorippp/
☆2023年10月1日より
仙台市青葉区一番町2丁目3-28
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