B15 新しい時代の癒し(タロットの旅)その1

B15 Healing in the New Aeon(新しい時代の癒し)

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B015.html

クリアー/ヴァイオレット シェイクすると:ペールヴァイオレット

メインテーマ:自分自身のヒーリングのパワーを獲得する

アファメーション:
     光を自分の中に取り入れていけばいくほど、私は癒されていきます。

ヴィッキーさんのキーワード:魂の向上──浄化とヒーリング

生命の木に対応するタロットカードは「悪魔(The Devil)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B015.html

久しぶりにオーラソーマタロットとともにボトルを見てみましょう。

オーラソーマシステムは、選んだイクイリブリアムボトルの色のメッセージや、
その印象が自分を映し出す鏡、という考えが基本です。

オーラソーマコースのレベル3では生命の木とともにタロットカードを学んで
いきます。そこではタロットカードとボトルとの対応によって、より深く、あ
るいは別の側面でのボトルのメッセージを受け取っていくことを学びます。

ちなみに、今年の10月に和尚アートユニティではマイク・ブース氏による
「レベル3の理解を深める」のコースが開催されます。

そこでは通常のレベル3では学べないようなマイクならではの話も聞くことが
できるでしょう。

オーラソーマではタロットは、その生命の木の理解にとってなくてはならない
ものでもあります。

https://aura-soma.jp/schedule/booking.cgi?code=101009-14MK_Sub_f

それはともかく、オーラソーマタロットは、マイクのオーラソーマの理解に基
づいたサジェスチョンを取り入れながら制作されたそうです。

そのデザインは従来のタロットカードのイメージやシンボルを踏襲しているこ
とが多いのですが、この悪魔のカードは従来のタロットに見られないユニーク
なイメージです。

従来の「悪魔」のタロットには悪魔とおぼしきイメージが描かれていますが、

15 悪魔

http://tinyurl.com/242wrno

このオーラソーマタロットの「悪魔」のカードにはそれが描かれていません。

例によって・・・

http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B015.html

から、「カードを拡大」のボタンをクリックしていただくと、そのカードのイ
メージを大きくして見ることができます。

 

15悪魔

ここでは二人の裸の男女が暗闇にもがいている姿が描かれています。

上半分は太陽が照っています。

そして虹色の幕の下で、女性は太陽の方を見ています。
男性は片目を覆い、下を向いて、さらなる地獄の炎の中へと堕ちる恐怖におの
のいているようです。

そしてコウモリが、その地獄の穴から飛んできているようです。

これは何を表しているのでしょうか?

まずこのカードの背景にはボトルがあります。

B15 Healing in the New Aeon(新しい時代の癒し)

http://aura-soma.co.jp/products/equi/B015.html

上がクリヤーで下がバイオレットです。

上のクリヤーは意識の光を表しています。

それが、このタロットカードでは太陽の光として象徴されています。

そして下の色はバイオレットです。

バイオレットはオーラソーマの色の言語では影(シャドー)を表します。
あるいは無意識、ネガティブな思考を象徴します。

太陽の光があれば、そこにはかならず影ができます。

人間の心理に例えれば、自分の影の部分、人から隠しておきたい自分の中の見
たくない側面、ネガティブな側面、あるいは無意識に抑圧されているものです。

それが、ここでは「悪魔」とされているものです。

通常のタロットでは、それが半人半獣のような姿で描かれています。

動物的な欲望や本能、どん欲さ、嫉妬、物欲、冷酷さ、絶望、無知、恐怖、悪
徳、不安、悲しみ、罪悪感、魔性、残酷さ、そしてありとあらゆる非人間的な
ものをも象徴しているようです。

でも、ここで興味深いのは、半分は人間の姿でもある、ということです。

キリスト教では、神は万能と考えられていますので、「では、どうして悪魔が
存在しうるのか」という議論があるようです。
つまり神が万能なら悪魔も神の一部でなければ論理矛盾が生じるからです。
神に反する悪魔が存在すれば、神は万能とは言えなくなるからです。

そう考えると、実は悪魔も神の使者だとも言えるわけです。
それは悪魔の元祖ルシファーが堕天使と言われながらも「天使」であることに
変わりはなく、神の使者であるように。。。

それはともかく、悪魔にそそのかされて、イブが善悪を見分ける知恵の木の実
を食べて、アダムとイブが楽園を追い出された、というのは有名な話ですが、
生命の木は、再び人間が楽園に変えるための地図として、神が再び人間に与え
たものだ、というのが「生命の木」にまつわるひとつのストーリーです。

ですから、ここに示されているタロット、そしてそれに対応するイクイリブリ
アムボトルは、再びその楽園に帰るヒントが秘められているわけで、その鍵と
なるものだと考えられるわけです。

それが、ここでタロットとともにイクイリブリアムボトルのメッセージを見て
いく意味があるわけです。

キリスト教のお話に沿って考えると、アダムとイブ、つまり人間は知恵の木の
実を食べることによって・・・つまり理性を得ることによって、楽園を追い出
されたわけですが、実はそれは人間に取ってはよいことでもありました。(と
思います)

なぜなら人間が知恵を得なかったら、親に守られた幼い子供のように、安全で
庇護された中で、原罪もなく、本能的な従順さと動物的な本性のままにエデン
の園で安楽に暮せたかもしれませんが、同時に今の文明もなく、人間としての
進歩も成長もなかったでしょう。

反面、人間は知恵を持つことにより、理性や自我の意識も持つことになりまし
たが、そこからありとあらゆる問題を作り出すことにもなりました。

そして今や人間の宿命として、その自我の意識を超え、自分で作り出したさま
ざまな問題を自分で解決して、自由を獲得していかなければなりません。

それが再び楽園へと帰る道なのです。

その楽園へと帰る道とは、実は神(神性)は内側にあり、その神を内側に見い
だしていくことのプロセスになるでしょう。

こういう物語があります。

あまりにも多くの人が神にありとあらゆるお願いをするので、それにうんざり
した神が人間から隠れようと思ったそうです。
そこでヒマラヤの上はどうだろうと考えたけれども、そこにも人間はやってく
るし、では月なら大丈夫だろうと思ったら、そこにも人間がやってきて、途方
に暮れてしまったそうです。
そこである天使が「人間の内側はどうでしょう? 人間は外側を探すことに忙
しくて決して内側を見ようとしないので安全ですよ」と進言したところ、それ
はいいアイデアだというので、神は人間の内側に隠れた、ということです。

それは仏陀の教えでいうと、内なる仏性を見いだすということとも言えます。

オーラソーマのタロットの旅は、その内なる神、仏性にいたる旅のプロセスと
も言えるでしょう。

最近「脳」のブームですが、いろいろ本を読んでいるうちに、面白い表現を見
つけました。

コンピュータについては、そのトリセツ(取り扱い説明書)というがあるのに、
脳に関しては、そのトリセツがない。でも高速コンピュータを与えられている
ようなものだ、と。

人間の脳というのは、人間と動物とを区別する最も重要なもので、人間の知恵
や理性の道具、超高性能コンピュータとも言えるようなものですが、そのトリ
セツが、これらのタロットないしイクイリブリアムとも言えるかもしれません。

そういう観点から見た場合、では、このオーラソーマタロットの「悪魔」のイ
メージはどういうメッセージを私たちにもたらし、どういうトリセツとなって
いるのでしょうか?

そういう文脈の中で、この意味を探っていきたいと思います。

今回は書いているうちに途中から横道にそれてしまったようで、次回につづき
ます。。。

        …………○…………○…………○…………


ぐりーん さん
———————————————————————-
 私ではないのですが、妹の体験をシェアします。
 4年前に一人目の子供を出産する前に、一本ボトルを選びました。
 妹が選んだのが19番「物質界を生きる」。そのあと、妹の直感で「お腹の
 赤ちゃんにも選んでもらうね」とお腹に手を当てながらボトルを選びました。
 それが16番「バイオレットローブ」でした。

 両方とも下層がバイオレットなので、潜在意識(肉体の中)では繋がっていま
 す。
 上層がママはレッド(物質界)、お腹の赤ちゃんはバイオレット(スピリチュ
 アルの世界)です。

 それと、番号で見ると19の9は親を表し、16の6は胎児を表します。
 この組み合わせだけでも不思議だなと思いました。
 ボトルを選んだ翌日に産気づいて、時間がかかりその次の日に生まれました。
 子供は16日生まれです。16のボトルで生まれる日の予言していたようで
 す。
 オーラソーマは胎児でも選べるようですね。
———————————————————————-

それはおもしろいシンクロですね。

おなかの胎児もオーラソーマを選べる。

オーラソーマを通して、胎児との対話も可能かもしれないですね。


pip さん
———————————————————————-
 いま、生命の樹の旅で、B15を使っています。

 生命の樹で使ったボトルはこれで5本目。
 今までのボトルで自分の内面に貯まっていたものが表面化してつらかったの
 が、このB15で少し気持ちとして楽になりました。

 タロットで「悪魔」のパスのボトルなので、「自分のネガティブ面に向き合
 わないといけないのかな~」と恐れていましたが、使った私の感想は、その
 恐れていることを、楽にできるように、癒しとともにできるようにしてくれ
 ボトルだと思います。

 癒しと言ってもボトルから直接というより、「周囲の温かさに気付きやすく
 してくれて、癒しの涙をくれる」って感じで、涙腺が緩くなる気がしました。

 生命の樹の旅って大変かな~と思ってしまったところだったので、続けるモ
 チベーションをくれたボトルでもありました。
———————————————————————-

無意識にあったものが表面化していくプロセスは、確かにつらいと思うことも
あるかもしれませんね。

ですから、ハートとつながっていることが大切です。

無条件に抱きしめ、受け入れることができるようになっていると、そのプロセ
スがずいぶん楽になります。

ですから、そういうときには11番のボトルや、ピンクのポマンダーを使うこ
とが進められています。

レディナダやグリーンのポマンダー等も助けになるでしょう。

この15番も、そういう自分の影の側面に意識の光をもたらすことの助けにな
ります。

ちょうど傷口が塞がれている限り、膿みが出てもなかなか治りませんが、太陽
の光ないし、空気にさらすことで治っていきます。
表面に出てきて、意識化できるようになったということはヒーリングの準備が
できたという証拠でもあり、それがヒーリングのプロセスです。

15番がその助けになったということでよかったですね。

> タロットで「悪魔」のパスのボトルなので、「自分のネガティブ面に向き合
> わないといけないのかな~」と恐れていましたが、使った私の感想は、その

> 恐れていることを、楽にできるように、癒しとともにできるようにしてくれ
> ボトルだと思います。

同じプロセスにある人たちにも助けになるメッセージですね。

実は避けずに「向き合うこと」、意識の光を当てることが癒しになります。

避けている限りは、そのままとどまることになってしまいます。

影は、ただ光をもたらすことで消えてしまいます。

> 癒しと言ってもボトルから直接というより、「周囲の温かさに気付きやすく
> してくれて、癒しの涙をくれる」って感じで、涙腺が緩くなる気がしました。

涙は浄化の涙でもあり、内側に凍り付いていたものが、溶けて流れていく涙、
そしてまた感謝の涙でもあったのでしょうね。

すばらしいプロセスの報告をありがとうございます。

えたに 記

☆B15 Healing in the New Aeon(新しい時代の癒し)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B015.html