石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.6
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今週の巻頭エッセイは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」
オーラソーマとクリエイティビティということを考えたとき、オーラソーマはその人のクリエイティビティを引きだすにはとてもよいツール(道具)であるように思われます。
石黒さんは専門が絵やデザインで、もともとアートをやってこられていますので、オーラソーマを学び、実践することでご自分の専門分野を、より開花させていく機会にもなっているように思われます。
今回、石黒さんが紹介されているオーラソーマのボトルに触発されて書かれた絵もそうですし、そこから発展して、子供の絵画教室などでもオーラソーマを取りいれ、そこから子供の絵の才能を引き出されているのは素晴らしい活動です。 http://www.otohana.com/inspiration.html
実際、オーラソーマを取りいれて活動されているみなさんを見ていても、プラクティショナーの方にしろ、ティーチャーの方にしろ、これまで専門をお持ちで、活動されていた方がオーラソーマを学ばれた場合に、それまでの活動が生かされ、その活動がオーラソーマの分野で広がっていくということをよく目にします。
そしてまた、オーラソーマを学んでいくことのなかで、自分の才能やギフトに目覚めていく人たちもおられます。
それは色が普遍性を持つので応用範囲が広いことと、オーラソーマには古代の知恵とのつながりが多くあり、引きだしが多く、自分が持っている才能やギフトともつながりやすいのかもしれません。
かつまた、オーラソーマは魂の鏡とも言われているように、自分の内面を見ていくことのできるツールでもあるので、自分の才能やギフトとつながりやすくなるのかもしれません。
石黒さんは、新しくティーチャーになって活動されていく方ですが、そういう意味でもこれから石黒さんの才能がオーラソーマを通してどのように開花していくのかが楽しみです。
それでは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」をお楽しみください。
尚 記
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こんにちは。
みなさま、最近はいかがお過ごしでしょうか? いつも締切ぎりぎりにこのメルマガの原稿を書いている寛子です。 なるべく配信される日に近いところの私から、何か発信できたらいいな・・・と思っています。
少しでも、このメルマガを購読されている、パソコンや携帯の向こう側にいらっしゃる多くのみなさまの心に触れる何かをお伝えできたら嬉しいです。 いつもみなさまの存在を感じながら、そこに光の波が届いていくイメージをしながら書いています。
先日、和尚アートユニティーさんにて開催された、青山マリアいく子先生のクリスタルマスターコース2012に参加していました。
facebookなどにも皆さんお写真アップしておりますが、最終日は地元の由比ケ浜の海でのワークもあり、とても素敵な時間をクリスタルとともに過ごすことができました。
9月に入った海岸は、夏の終わりを告げるかのように、海の家が解体されはじめていて、秋の訪れの準備をはじめているようでした。
真っ青に透き通る空と、次々と形を変えていく雲、波しぶきの煌めき、旋回する鳶、乾いた砂、ピンク色の桜貝、それら一つひとつの美しさに気づいていきながら、クリスタルを手に、それぞれが浜をしばらく歩きました。
「メディティブ・ウォーク」・・・ひたすらに歩く瞑想です。 思考がやって来ては消えていき、それらを眺めながら、ただ歩いているだけなのに、何か自分のなかの誰にも触れることのできない純粋な泉が、こんこんと湧きでて世界にあふれだすような、そんな感覚になりました。
海と空の狭間で、子供心が蘇り、心のなかは歓びでいっぱいになっていきます。
そして、その日までのいろいろなコース中のプロセスが統合されていきました。悩み、迷い、自己批判、怖れ・・・なかなかそれらは完全に消えてなくなるわけではない、けれども、それらを抱えて生きている自分自身を、私たちはいつでも慈しむことができます。
それでいいのだ。これでいいのだ。
私の最初のスタートは、いつもバカボンのパパの言葉からです。 何かを無理に言い聞かせるのではなく、今ここにあるすべてのもの(例えそれがどんなに居心地の悪い感覚であったとしても)に、等身大のままでまず「YES」という。 簡単なようで、意外と難しかったりもします。 「片方だけでは、それは愛ではない」と、以前オーラソーマのコース中にヌラ先生から聞いた言葉を思いだしていました。この言葉は、本当に大きな気づきを私にくれました。
最高に素敵な日もあれば、それが永遠に続きます様にと願ったとたん、その対極へと向かいだす、(片側にしがみつこうとすることは反対側へ向かうこと)、そんな繰り返しの日々のなかで、ちょっとずつ、ちょっとずつ、私達の本質、純粋さに近づいていくのかもしれませんね。
私たちが、私たち自身の純粋無垢な場所に触れていくとき、どうして誰もが涙を流すのでしょう。
クリスタルも、ボトルも、そこへ「還っていく」という言葉を使いたくなってしまうツールのように思います。
それは、全体のなかに存在している、あるひとつのものであるのだけれども、そこが窓のようになっていて、私たちが覗きこみさえすれば、いつでもこの宇宙の神秘全体の叡智を見渡すことができるかのように・・・。
では今回も、イクイリブリアムボトル達の声に、アートを通して耳を澄ませていってみます。
前回の続きのボトルからです。
B10(グリーン/グリーン)『行って木を抱きしめなさい』 http://aura-soma.jp/products/equi/B010.html
いくつかの紋様のようなエレメンツたちと、それが呼ぶ風に旋回して舞う、葉が描かれています。 答えはいつも自然のなかに見つけていくことができます。 スペースと寛ぎのなかに在るとき、私たちは愛とともにいることに気づきます。 舞い上がる葉の動きは、自由であり、ふわっとしてやわらかであり、しなやかであり、同時に力強さも秘めています。 その隙間には、何があるのでしょうか。 ひと巡りして、何かをかたち作り、また次の空へと舞い上がります。
B11(クリアー/ピンク)『花の鎖/エッセネボトル1』 http://aura-soma.jp/products/equi/B011.html
ニューイーオン・チャイルドセットの始まりです。 このチャイルドセットが始まる前は、しばらく絵が描けないブランク時期がありました。大抵セットの前には、少し時間が必要になるようです。不思議ですね。
当初、このボトルたちの絵は、好きなボトルから順に描いていこうか迷いましたが、ボトルがこの順に並んでいる理由を知りたかったので、番号順に描くことに決めたのでした。
チャイルドセットには、クリアーの光がさしこみはじめます。 下層の色を、より明るみのなかへと導いてくれる上層のクリアーを見ていると、美しさと鋭さと、同時に感じるのでした。 すぐにやってきたのは、ふわっとした花弁のようなイメージと併せて、研ぎ澄まされた剣のイメージです。 ただ優しいだけではない、優しさは強さとセットであること、それは立ちあがる炎のようにも見えます。 天に向かった剣からは虹の架け橋が広がります。 すべてを包む羽のようにも見えます。 ピンクはすべてに旅をすることができる色なのでした。 涙のような水滴が動きと透明感をこの絵に与えています。 とても大切な要素のようです。
B12(クリアー/ブルー)新しい時代の平和 http://aura-soma.jp/products/equi/B012.html
不思議な絵です。(この絵は意外とファンが多いみたいです)内と外の世界。とても静かな感じがします。幾何学のような手前のブルーは、遠近の空間を創っています。
窓の外への憧れでしょうか、そこから何かが伸びあがっています。もう少しで手が届きそうなその場所には、色のリズムがあります。 静けさのなかに在りながら、次なる可能性、次なるステージへと移行していくタイミングを見ているのかもしれません。 窓の枠は何でしょう? 何故、そこにあるのでしょう? 何故、内と外なのでしょう? 私たちが、ブルーの全体性の平和に真に寛ぎ、手を伸ばすことをやめたとたん、「あちら」は「こちら」になるのかもしれません。
それでは今回はこのへんで・・・。
続きB13からは11月のオーラソーマ通信を、どうぞお楽しみに。 最近この絵に色々な方が色々なメッセージや文章をつけてくださったりしてとても嬉しく拝見しています。
心から感謝です。
残暑厳しき折、みなさまお身体をどうぞご自愛くださいね。
その他の作品は、こちらでご覧頂けます。 http://www.otohana.com/Illustration.html (※ボトルのインスピレーションアートについての各コメントは、あくまでも個人の体験による洞察です。 色彩の言語やボトルの意味などに、特に関連づけることなく、やってくるものをそのまま表現しています)
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★「クリスタルラインおとはな」~ Art & Aura Soma Space 石黒寛子(いしぐろひろこ)プロフィール
英国オーラソーマ社公認ティーチャー&カラーケアコンサルタント ビーマーライトペン・プラクティショナー インナージャーニー・ファシリテーター レイキマスター グラフィックデザイナー/イラストレーター 子供絵画造形教室「アトリエ・ポルー」代表&講師
ホームページ http://www.otohana.com/ サロン最新情報 http://ameblo.jp/crystalline-otohana/
————————————– シェアリングデー『クリスタル・フレンドシップ』
クリスタルに触れていくことを通して、統合の機会をもたらします。 オーラソーマの哲学に基づいたリバランシングの方法を学びます。
日時 2012年10月14日(日) 時間 11:00~18:00 会場 海のそばの素敵な場所です。 費用 13,000円(参加されたみなさまにクリスタルをプレゼント♪) ※プラクティショナーの方の更新プロセス(1年6時間分)に該当します。 ※早期お申し込み割引あり →お申し込みと詳細はこちらをご覧下さい。 http://ameblo.jp/crystalline-otohana/entry-11349647035.html
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