第八章 生命の樹
生命の樹とオーラソーマ
どうしてオーラソーマと生命の樹が関連するのか?

そのことがひとつの神秘です。

これはヴィッキーさんのお父さんがカバラのマスターであったこととは無関係ではないように思われます。

ヴィッキーさんがお父さんの神秘家としての血、オーラを見ることができる能力などを受け継ぎながらも、ユダヤの家系では女性にはその知識を伝授することは許されていませんでした。

ヴィッキーさんはお父さんを深く敬愛しながらも、継母とうまくいかなくなったことから家を出なければなりませんでした。そして二度と家に帰ることもなく、お父さんに会うこともありませんでした。

このオーラソーマはヴィッキーさんが瞑想の中で受け取ったことはすでにお話ししました。

実はヴィッキーさんが瞑想の中でオーラソーマを受け取ったちょうどそのころ、お父さんもこの世を去っていたのでした。偶然にしては奇遇です。

オーラソーマが瞑想の中でヴィッキーさんに伝えられたとき、実はお父さんのカバラの知恵もヴィッキーさんに伝えられたのかもしれない。。。というのは勝手な憶測ではありますが、あながち見当はずれでもないかもしれません。

でなければ、どうしてこれほど生命の木とオーラソーマとが符合するというのも偶然の一致にしてはできすぎています。