やさしくわかるオーラソーマ

第三章 イクイリブリアムボトル

ボトルの選び方


オーラソーマのコンサルテーションは、まずクライアントがボトルを選ぶことからはじまります。

プラクティショナーは、クライアントが選んだボトルを、そのボトルの色の持つ意味(色の言語)、ボトルのメッセージ、エネルギーを感じながらリーディングをしていきますが、それらはあくまでクライアントが選んだボトルを翻訳していくものであり、クライアントが魂のレベルで選んだボトルを、意識化していくためのものです。

これまでのセラピーや精神分析などでは、セラピストや精神分析を行う医師がクライアントよりも知っていて、自分の専門的な知識や技術でもってクライアントにアドバイスを与えるという構造でしたが、オーラソーマでは、まずクライアントがボトルを選ぶことによって、クライアント自身が自分のことを知っているということを前提としてなりたちます。

オーラソーマは、「無理強いしない魂のセラピー」、と言われているのは、このような構造でのコンサルテーションだからです。

そこで、オーラソーマではボトルを選ぶということがとても大切になってきます。

ではボトルをどのように選べばよいのでしょうか?

よく言われるやりかたとして、住む人の誰もいない離れ小島に行くとしたら、どのボトルを1本持って行きますか?という問いかけを自分にしながらボトルを選ぶ、というやりかたがあります。

つまり生涯の伴侶としてのボトルを選ぶとしたら、というような問いかけによって、魂のレベルでボトルを選択するわけです。

また別の問いかけの方法として、ボトルを見たときに、自分がとても惹かれるボトル、ボトルの方から、「私を選んで」というようふうに呼びかけているように感じるものを選ぶ、という方法があります。

これは受動的に選ぶことによって、右脳の直感から選ぶことで、マインドからではなく、魂のレベルで選べるようにという配慮です。

イクイリブリアムボトルは生きているエネルギーでもありますから、選ぶときには実際のボトルを前にして選ぶのが原則です。

ただボトルが身近になく、どうしても実際のボトルを身近にして選べないときなどには、仮にボトルの写真やウエブサイトなどで選んでみてみることも、試みとしては可能です。

ボトルを選ぶときには、そのボトルのこれまでの知識や意味などは脇に置いて、深呼吸などをして、自分自身に落ち着いてから、自分のやりかたで、これだと思うものを選んでいきます。

頭で考えるのではなく、ただ自分の感覚を信頼して、自分のやりかたで選んで下さい。

1本を選んだら、そのボトルは取り出して脇に置き、そしてまた残ったボトルから、自分が最も惹かれるボトルを1本選びます。

このようにしながら4本を選びます。