やさしくわかるオーラソーマ
第三章 イクイリブリアムボトル
イクイリブリアムボトルボトルの選び方
イクイリブリアムボトル
二層に分かれた美しいイクイリブリアムボトルは、オーラソーマのカラーシステムの中心的位置を占めます。
ヴィッキーさんによって生み出された最初のボトルはこのイクイリブリアムボトル(旧称バランスボトル)であり、最初の1番から5番目までがこのときに誕生したものだとされています。
それ以降もヴィッキーさんによって継続して生み出され、78番までがヴィッキーの存命中に誕生し、その後も後継者としてそれまでヴィッキーのもとで訓練を受けていたマイク・ブースによって継続され、現在0番から109番までの110本となっています。
イクイリブリアムの成分は、下層は水溶液とハーブの抽出液、上層はオイル成分とエッセンシャルオイル、そしてそのボトルにはクリスタルエネルギーなどの鉱物のエネルギーと色が含まれています。それらは出来る限りの自然成分と色とエネルギーで構成され、生きたエネルギーとなっています。
イクイリブリアムは意識への鍵となるものであり、オーラを活性化し、魂をケアーするためものとして作られています。
ボトルの選び方
オーラソーマのコンサルテーションは、まずクライアントがボトルを選ぶことからはじまります。
プラクティショナーは、クライアントが選んだボトルを、そのボトルの色の持つ意味(色の言語)、ボトルのメッセージ、エネルギーを感じながらリーディングをしていきますが、それらはあくまでクライアントが選んだボトルを翻訳していくものであり、クライアントが魂のレベルで選んだボトルを、意識化していくためのものです。
これまでのセラピーや精神分析などでは、セラピストや精神分析を行う医師がクライアントよりも知っていて、自分の専門的な知識や技術でもってクライアントにアドバイスを与えるという構造でしたが、オーラソーマでは、まずクライアントがボトルを選ぶことによって、クライアント自身が自分のことを知っているということを前提としてなりたちます。
オーラソーマは、「無理強いしない魂のセラピー」、と言われているのは、このような構造でのコンサルテーションだからです。
そこで、オーラソーマではボトルを選ぶということがとても大切になってきます。
ではボトルをどのように選べばよいのでしょうか?
よく言われるやりかたとして、住む人の誰もいない離れ小島に行くとしたら、どのボトルを1本持って行きますか?という問いかけを自分にしながらボトルを選ぶ、というやりかたがあります。
つまり生涯の伴侶としてのボトルを選ぶとしたら、というような問いかけによって、魂のレベルでボトルを選択するわけです。
また別の問いかけの方法として、ボトルを見たときに、自分がとても惹かれるボトル、ボトルの方から、「私を選んで」というようふうに呼びかけているように感じるものを選ぶ、という方法があります。
これは受動的に選ぶことによって、右脳の直感から選ぶことで、マインドからではなく、魂のレベルで選べるようにという配慮です。
イクイリブリアムボトルは生きているエネルギーでもありますから、選ぶときには実際のボトルを前にして選ぶのが原則です。
ただボトルが身近になく、どうしても実際のボトルを身近にして選べないときなどには、仮にボトルの写真やウエブサイトなどで選んでみてみることも、試みとしては可能です。
ボトルを選ぶときには、そのボトルのこれまでの知識や意味などは脇に置いて、深呼吸などをして、自分自身に落ち着いてから、自分のやりかたで、これだと思うものを選んでいきます。
頭で考えるのではなく、ただ自分の感覚を信頼して、自分のやりかたで選んで下さい。
1本を選んだら、そのボトルは取り出して脇に置き、そしてまた残ったボトルから、自分が最も惹かれるボトルを1本選びます。
このようにしながら4本を選びます。