オーラソーマ・インタビュー オーラソーマに思うこと 黒田コマラ
まだ日本にオーラソーマが入っていない頃のことです。私は自己探求の旅をしていてインドに滞在をしていたある日のこと、綺麗にきらきら輝くボトルに出会ったのです。「美しい」これが私のオーラソーマボトルに持った印象でした。
「あなたが選んだ色は、あなた自身である」
というオーラソーマのテーマ
初めて参加したオーラソーマのコースで、今でも何よりも私が鮮明に覚えていることは、あるドイツ人の女性が選んだ一本のボトルを彼女が持っている姿を見たときのことです。彼女はB55のキリストボトルを持って立っていました。彼女のエネルギーというか雰囲気が、そのボトルの色と共鳴しあってきらきら輝いていました。そのときは色の意味や、ボトルの名前などもまだ知らなかったと思いますが、その姿を見たとき、今で思うと「あなたが選んだ色は、あなた自身である」というオーラソーマのテーマを、まさに体験していたのだと思います。
真実はシンプル、そして、「人間に一つだけ責任があるとしたら、それは自分を否定しないことだ」というヴィッキーの言葉
私は真実はシンプルであるといつも感じています。だから、私がオーラソーマを教えるときはシンプルでありたいと心がけています。美しいものに人は心を開く。心を開けば自分の中にも、その色が映し出す内なる美しさが存在することが感じられる。
ヴィッキーが教えていた頃、彼女が毎回コースの中で繰り返し言ったことのひとつは、「人間に一つだけ責任があるとしたら、それは自分を否定しないことだ。」でした。まさにそれが自分の内なる宝を見つける道なのだと思います。真実はシンプルである、シンプルであるがゆえにそれが難しいとも言えます。でも私はそのシンプルな真実に明け渡す瞬間がとても好きなのです。
オーラソーマアカデミーの会長であるマイクブース氏の教えるコースの日本語通訳という仕事
オーラソーマが私にもたらしたもう一つの流れとして、オーラソーマアカデミーの会長であるマイクブース氏の教えるコースの日本語通訳という仕事です。これを通して、おそらく私は世界中のティーチャーの中で一番たくさんティーチャートレーニングに参加しているのではないかと思います。劣等生だからかもしれないですねえ。(笑い)
彼の話を聴くことで、オーラソーマの30年(2013年現在)の歴史の変化や、オーラソーマの哲学、彼の持つ膨大なスピリチュアルな知識など様々なことに触れる機会があります。
愛と気づきのスペース
そしてもう一つ私が大切にしていることは、コースの中で皆でつくりだす愛と気づきのスペースです。オーラソーマという鏡を通して、ポマンダーやクイントエッセンスのエネルギーのサポートを得て、この愛と気づきのスペースの中で、どんどんみんなの美しさが花開いていくことを一緒に体験できることはとても大きな喜びです。